09/10/25 01:21:23 2G/ecFU7O
やはり幻覚だった。
瀬川はトイレを離れ鳥居のそばに戻った。
主は立ったまま眠りこけていた。
963:本当にあった怖い名無し
09/10/25 03:26:24 mBJvT4FDO
主『う~ん‥トッポギばっかり食えねぇよぉ‥ムニャムニャ‥』
964:本当にあった怖い名無し
09/10/25 06:23:56 2G/ecFU7O
瀬川が話し始めた。
「昭和に入りダムが建設され、洪水の不安がなくなったにも関わらず、村人達は不安がった。そして、村長と地権者の2人で密かに話しあった結果、ボケた高齢者を人身御供としたんです。
ただし人身御供の時代は過ぎた。それならばと・・・」
965:い
09/10/25 06:47:12 rwPORQNq0
それならば・・・と
村長は隠し持っていた小さな仏像(台湾製)を地権者に見せ、
966:本当にあった怖い名無し
09/10/25 08:49:24 j7cDh4T20
はははの破ア!!
967:本当にあった怖い名無し
09/10/25 09:01:04 9XZ00OTF0
ボケた高齢者なんて人身御供になるかボケ
ラノベ脳でもちったあかんがえろ
あと認知症な
968:本当にあった怖い名無し
09/10/25 11:06:50 oqw7c7meO
もー嫌だ!
↓次からギャグやボケは禁止だ!
最後位は真面目にやれ!
969:本当にあった怖い名無し
09/10/25 12:31:58 kVfXVzwGO
主「先代のご住職が人柱とは言え尊い命が奪わた事実。この事は後世に語り継がなけばならない。」
970:本当にあった怖い名無し
09/10/25 13:48:27 4vKtb9FB0
俺・瀬川「ここは神社だ」
971:本当にあった怖い名無し
09/10/25 14:05:27 mBJvT4FDO
寺門『竜ちゃんが行かないなら、オレが行くよ!』
972:本当にあった怖い名無し
09/10/25 14:43:36 ryr8Tu+vO
寺ではダチョウ倶楽部が肝試しロケをしていた。
俺と瀬川は寺の裏側へと歩いていった。
しばらく歩いていたら、洞窟が出現した。
973:本当にあった怖い名無し
09/10/25 17:23:04 4vKtb9FB0
やれやれ
神社なのに住職てなんじゃらほい。
先代とするなら神主じゃねぇの?
ほぼ、俺・瀬川・主の三人で回せていた話しに、余計な登場人物。
軌道修正の効かないボケとギャグ
真面目にレスして方や読者の方は、こんな感じだろな。
↓
Ω
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γ" ヽ
iヽ 人 人 人
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ヽ、_\ ヽ、
ヽ、_______,,ノ
974:本当にあった怖い名無し
09/10/25 18:55:54 pAanXMlwO
ふと…顔を上げると
前方に2人の姿が…
背後からつけてゆくと
何やらあやしげな骨董屋へとinした
975:本当にあった怖い名無し
09/10/25 20:53:13 p9q2DiILO
おまえらいいかげん真面目にやれ
976:本当にあった怖い名無し
09/10/25 22:33:23 2G/ecFU7O
俺と瀬川は鳥居の前にいた。正確には一歩も動いていなかった。
「主人、どうしてこう多くの幻覚を見るんだ?」
977:本当にあった怖い名無し
09/10/25 22:38:13 KBvB591q0
お前さんたち・・・雛罌粟様に気に入られちまったなぁ・・・。
わしとおんなじに・・・・・ヒヒヒヒ。
978:本当にあった怖い名無し
09/10/26 01:29:33 EC+LgX36O
「雛罌粟様?それは一体何なんだ!」
瀬川が問い詰めると、主は語りだした。
「かつて、いけにえを捧げていた時代…最初は役に立たない老人を捧げた。
だが、それでは駄目だった。いけにえは汚れなき処女(おとめ)でないといかんかったのじゃ。
我々は無垢な幼い娘達を毎年捧げ続けた。
だがある年。街からやってきた女が、そんな野蛮な風習は止めろと言い放った。
そして、この丘の上に神社を建てたのだ。それがこの雛罌粟神社じゃ。
だが、もっと恐ろしい事が起きた。それは…」
979:本当にあった怖い名無し
09/10/26 01:46:25 HS5B7ymr0
「神隠しじゃ・・・。いや神隠しの名を借りた殺人じゃ。
雛罌粟様がやってきて神社を立てた後、雛罌粟様は各地を廻って得た知識を元に
この辺の治水を行ったのじゃ。
その頃にはここら辺もそれなりに豊かな土地になっていたそうじゃ。
じゃがそれを面白く思わなかったのは生贄をささげよと言っておった祭司じゃ。
雛罌粟様が来たことによって祭司の一族は村人に追い立てられ雛罌粟神社の森の奥深くに隠れ住むようになった。
奴らは雛罌粟様を逆恨みしてな。
雛罌粟様に近しい人間から順に攫って殺していったのじゃ。
そして喰った。
当然死体なんぞ出てこん。
奴らは常に飢えていて骨まで食ってしまうでな。
そうして・・・雛罌粟神社に近づくものは神隠しに遭うと言う噂が立ち・・・
社に立ち寄るものはだ~れも居らんようになった・・・。」
980:本当にあった怖い名無し
09/10/26 02:31:22 kb0ogRw0O
俺はぼんやりと思い浮かべていた。
人身御供という因習で保たれていた安寧と治水事業によってもたらされた改革。
その折り合いを形にしたのがこの神社なんだろうか。
だけどその象徴とするにはこの神社は
「“歪んで”ますね。」
瀬川さんが呟いた。
981:本当にあった怖い名無し
09/10/26 08:46:50 akvdh5uf0
主は頷き尚も続けた
そしていつしか、雛罌粟様は消えてしまわれたそうな。
村人の間では、旅立たれたとか、お亡くなりになられたとか
祭司の一族に殺されたとか、色々と囁かれていったそうじゃ。
幾日かが過ぎ
村人の数人が、恐る恐る社に入ってみたそうじゃ。
文机に一枚の紙があってな
「祭司の一族許すまじ」
と、一言書いてあったそうじゃ・・・
それから間もなく、祭司一族の主だった者から変死を遂げる者、
行方不明になる者が続々と続いたそうじゃ。
雛罌粟様の祟りじゃ祟りじゃと、そりゃぁもう村人は戦々恐々としたものじゃ。
この神社からは守護する者、祀る者が居なくなってしもうた。
そのような神社は、どうなることか自ずと知れよう・・・
982:本当にあった怖い名無し
09/10/26 19:19:36 tmD4T8IRO
「神社の姿をした廃墟と化してしまった…という事ですか?」
俺はそう切り出すと話の核心に迫る事を聞いた。
「それで、その祟りとやらが今だにあるとでも?」