09/09/05 01:32:47 jVaInqHOO
それは俺が風呂からあがり部屋で一服している時だった…
カサカサ カサカサ
俺は耳を疑った…。俺しかいないはずの部屋の押し入れから誰かの足音が聞こえたんだ…その時背筋が凍ったさ…ブーンブーンっと羽音が聞こえたんだからな。俺は死すらも覚悟した…
得体のしれない何かが…それも「人」ではない何かが…俺の部屋の押し入れに潜んでいるんだ…。その時の俺の感情が分かるか…?
恐怖…?怯え…?
そんな生易しい言葉では到底表すことの出来ない暗黒の感情さ…そうだな…。
敢えて例えるならば
【絶望】
この2文字が1番その時の感情にしっくりくる。まあ実際は常人のそれとは比べものにはならないが…。
俺はもう助からないという事を本能で感じ取っていた…それでも…いや…だからこそ…と言うべきか?俺は意を決っして押し入れを開けてみた。その時だった!びちゃ
肉が潰れるあの不快な音が俺の耳をとらえた…。
俺心の声
(なんだ…?今の音は…?)嫌な予感が頭をよぎる…。怖い…怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い…すでに正常に精神を保てず発狂寸前の俺は最後の勇気を振り絞り音のした方をみる…。するとそこには…
襖と壁に挟まって
ゴキブリご臨終www