09/12/08 01:17:58 G2Q7eSSL0
ちょっと難しい文章ですが、是非みなさんこの部分だけでも味読してくださ
い。どのように人間は世界を認識しているかについて、これほど禅による意
識変容の体験から詳細に分析している方もおりません。
わたしなどはペンローズ氏の理論と「突然、次元転換が起る」という部分が
密接に関係を持っているのではないかと思われてならないのです。
量子論というのは確率の問題です。と同時に内部観測問題のような、いまだ
に人間の解きえていない問題もありますが、ペンローズ氏の言うR過程にお
いて、人間の世界把捉のやり方が関係していることは間違いありません。井
筒俊彦氏は、「見ることのできる意識のあり方を現成させることのほうが、
はるかに重要なのだということである」という表現から、それが人間には自
在に可能かもしれないということを指摘しています。これは驚くべきことで
あり、しかも科学的に解明可能であることをも示唆しています。
また、とりとめのないことを書いてしまいました。みなさんを混乱させてし
まうかもしれません。本当にすみません。それでは、ごきげんよう!!
961:954
09/12/08 23:42:01 iNcdQrVu0
『意識と本質』、早速買って読み始めています。
まだ最初の1章だけですが、すごい本ですね。
平易な言葉遣いで、かなり込み入った意識の構造を説明しているので、ビックリしてます。
ポールさん、最後に戻ってきてくれて、本当にありがとう。
962:本当にあった怖い名無し
09/12/09 00:06:51 vlyQYY3e0
>>961
>>957-960はニセモノだよ。ポール(paul)ではなくボール(ball)。
>>960
せっかくまともに書いてんだから、まぎらわしいコテはやめとけ。
963:本当にあった怖い名無し
09/12/09 00:13:53 AFow43DU0
いや、ボールさんこのスレに前からいる人だよ
別人だかなんだかわからないが結構いいこと書いてるよ
>>374
964:ポール・マーフィー
09/12/09 00:22:44 +MVW3VfI0
>>955->>960 ボール・マーフィさん!!素晴らしい御見識を拝読させて頂きました。
ありがとうございます。R過程の話は別の分野でもよく知られておりますね。
さて、このような分野は、社会心理学系では「心メタ理論」と捉えることができますね。
まさに、この心メタの核心部分の一つがこのオカルトと呼ばれる分野でもあるわけです。
この分野に数学や理論物理を持ち込む考え方(アナロジーモデル)が流行であるともいえます。
特に、数学的アルゴリズムを心的論理アナロジー表現として捉えて、モデル化していく手法が
近年の研究のトレンドにもなっております。したがって、意識構造等をこのようなモデルで解析
するのも興味深いですね。しかし、この心メタ分野では、周知の通り、帰属理論におけるエラーや
バイアス等を客体や主体の意識転換による解決というのは、根本的な解決法ではないと私は考えます。
ここで、フッサールの現象論的解決なのか、現象観察に見られる相対的な視点なのか等色々な視点が
考えられると思います。また、駄文を書いて無駄にしてしまいました。すみません。
さて、私が主張するのは現象と結びついた考え方(思考)行動であります。それゆえ、
どうしても、経験則がある種の原理・法則として捉えがちであります。今迄、本スレで書いてきたことも
この考え方に則っております。
965:ポール・マーフィー
09/12/09 00:43:40 +MVW3VfI0
したがって、バイアスまたはエラーを含む存在として思考というものを捉えなければ
ならず、課題が多いのです。この部分を厳密に科学としてその線形性・連続性を表に
主張することができないでいるのも現状です。まあ、こう考えると、誰かの主張の数
だけ理論が存在するといえるわけです。ある人は、きっと屁理屈より実践だろ!と
仰るかもしれませんね。
さて、結果の判断なのですが、これも非常に難しいですよね。例えば、ダイエット成功
させて、その時点のみで判断して、願望実現ができたと解釈するのか、もしかしたらその後、
リバンドして以前より太ってしまった時点で判断して願望実現できなかったと判断するのか、
そのダイエットをして10年間体重が変わらなかった時点で願望実現できたと判断するのか、
私個人は、一番最後の10年間ぐらいの判断期間があって初めて、このダイエットが成功した
と判断したいものです。皆さんは、夫々の判断があると思いますが。
966:ポール・マーフィー
09/12/09 00:55:39 +MVW3VfI0
そのくらい、この願望実現では結果の判断は重要です。入学試験に合格しても、
中退してしまうと非常に残念ですし、結婚しても離婚してしまうと、あの結婚
はなんだったのか、とかいろいろ思いが出てくると思います。したがって、この
結果判定は、各人の基準にむしろ任せる方が良いと考えられます。
それゆえ、結果の判定は、ある程度時間が掛かるといえます。併せて、現実に現象
が起きるまで時間経過を見届けなければならないし、その後の状態維持の観察期間も
合わせると、短期的な視野では対応できないと考えます。
967:ボール・マーフィー
09/12/09 01:02:00 MxTVJgue0
かつて千利休が三条大橋のあるひとつの擬宝珠の形をどれかは明かさず褒め
たところ、その弟子古田織部はすぐに馬を走らせその擬宝珠を確かめたとい
うことです。このような熱心さは必ず自身の願望実現にまで届く力であると
いえると思います。>>961さんは、まったく素晴らしい。
さて量子論についてのお話にフッサールなどを引き合いに出されている方も
いらっしゃいますが無視しましょう。現象学と量子論はかすりもしないもの
です。現象学と少なからず関係があるのはゲシュタルト心理学であります。
量子論とは論理的にも歴史的にもまったく関係ございません。お間違いない
ように。
さて、量子論というのは目に見えないミクロな世界でのみ適用可能であり、
それはマクロスコピックな(巨視的な)世界には通用できない論理ではない
かというツッコミを期待していましたが、誰もそれを提起しておられません
ね。まことに残念なことですが、ここでは自身でツッコミを入れつつ先に進
みたいと思います。
968:ポール・マーフィー
09/12/09 01:05:43 +MVW3VfI0
この件について、さらに言及すると、人生という時系列な連続体の中にいる我々は、
特定の事象のみに囚われず、連続的に事象観察を行なうことが必要であるといえます。
「万事塞翁が馬」といったところでしょうか。その禍福を波動的な単純モデルに例えて、
考えるのも判りやすいと思います。
なんだか、今日は、理屈ばかり書いてしまって誠に申し訳ございません。(読み飛ばして
頂いて結構です。)
それでは、ごきげんよう!!
969:ボール・マーフィー
09/12/09 01:08:58 MxTVJgue0
量子論においてもっとも有名な思考実験に「シュレディンガーの猫」という
ものがあります。この実験は少なからずの方々がご存知だと思いますが、簡
単に説明しておきましょう。それはこのようなものです。
密閉した内部の見えない箱を準備します。この中に猫を一匹入れます。箱の
中には猫と、一定量のラジウム、ガイガーカウンターとそれに連動した毒ガ
ス発生装置を入れます。ラジウムがアルファ粒子を放出し、ガイガーカウン
ターがアルファ粒子を検知すると毒ガスが発生して猫は死んでしまう。逆に
ラジウムがアルファ粒子を放出しなければ、ガイガーカウンターがアルファ
粒子を検知することがないので毒ガスは発生せず猫は生き残る。一定時間の
後、果たして猫は生きているか死んでいるか。
もう少し詳細に書きましょう。例えば1時間で箱に入れた量のラジウムがア
ルファ崩壊によってアルファ粒子が放出される確率を50%だとします。そ
うすると、1時間後には猫はどのような状態だと言えるのか。
量子論的に言えば、猫が生きている確率は50%で、死んでいる確率も
50%なのだから、生きている状態と死んでいる状態が1:1で重なりあっ
ていると考えなければなりません。
970:ボール・マーフィー
09/12/09 01:15:22 MxTVJgue0
この思考実験の重要な点は、先日書いた波束の収縮(波動関数の収縮)をど
のように解釈するかであります。これについての解釈は大きく分けて2派に
分かれております。すなわちコペンハーゲン解釈とエヴェレット解釈という
ものです。
コペンハーゲン解釈によれば、箱を開けたときに波動関数は収縮する、と考
えるものです。これは観測至上主義であるとも言えます。猫を観測した瞬間
に波束は収束する。そこには「意思」は介在しません。
エヴェレット解釈はこれに対して、観測者をもその系に含めようとする考え
方です。多世界解釈とも言います。つまり、生きている猫を観測する観測者
と死んでいる猫を観測する観測者が重なり合って存在し、箱を明けた瞬間に
ふたつの世界は分岐するというものです。(ただしこれはSFなどで語られ
るパラレルワールドなどとは関係ありません。その説明は煩雑になってしま
いますので、やめておきますが。)
971:ボール・マーフィー
09/12/09 01:22:19 MxTVJgue0
いずれにせよ、量子系の「重ね合わせの状態」は巨視的な系においては失わ
れ、ある状態が選択されることになります。このような量子系の状態がマク
ロスコピック系で失われることを、量子デコヒーレンスといいます。
われわれの主要な関心はこの量子デコヒーレンスどのような過程で行なわ
れ、その際にわれわれの意思がどのように作用できるかということでありま
す。
>>970においてわたしが「意思」とわざわざ鍵括弧で囲んだことには、それ
なりに意味があります。猫ではなく、この箱に人間が入ればどうなるかとい
うことです。これは一般的に「ウィグナーの友人のパラドックス」として知
られている思考実験です。この思考実験で重要な点は、猫もまた観測者であ
るという点であり、これは内部観測の問題とも密接に関わりあってきます。
内部観測問題とは「認識を成立させる経験そのもの(しかも認識そのものも
含みつつ)を可能にしているしくみの根底にあるはずの何かを、それらを経
験している者自身が観察するとはどういうことなのか」という非常に込み
入った問題です。このような問題を記述する理論を観測志向型理論とも言い
ます。
972:ボール・マーフィー
09/12/09 01:27:34 MxTVJgue0
内部観測問題は願望実現について密接に関係している問題でもあります。な
ぜなら、われわれは自身の願望実現についてたえず周囲の系に関与しつつ自
身を観測し、なおかつそれを実現するという点において、まさにシュレー
ディンガーの猫状態であるからです。常にわれわれは願望を実現している状
態と実現していない状態の重ね合わせの状態として生きているはずです。し
かもたえずデコヒーレンスされ、現在が収束していく。そこにどのように自
身の意思が介在しているのか、まったく明確ではないからです。
ひじょうに残念ながら、わたしはこれ以上このスレッドで本論を展開するこ
とはできません。実際、わたしは広い視野と射程の長い展望を持ってはいま
す。しかしながらそれは本スレッドでは許されない。
それには理由があります。
973:ざんげちゃん
09/12/09 01:29:26 MxTVJgue0
それは、わたしがざんげちゃんだったからです。
ポールすら釣れたことにちょっとした満足を覚えつつ退散いたします。
この程度のことは誰にでも書けるであろうことよ。
粘菌計算機の話くらいまでしたかったが、めんどくさくなっちゃった。
ではでは。
974:本当にあった怖い名無し
09/12/09 18:35:35 0zOXAPKZ0
ちんげちゃんの公開オナニーは、もういいから。
975:ざんげちゃん
09/12/10 00:57:50 79HxjgOm0
オナヌーはいかんですよ、オナヌーは。
976:本当にあった怖い名無し
09/12/10 02:18:57 DPzFySpG0
>>974
猪木の引退宣言と同じでまた来ると予言しとく
977:本当にあった怖い名無し
09/12/10 02:19:39 DPzFySpG0
と書いたら、またレス番飛んでたww
978:ざんげちゃん
09/12/10 02:34:13 79HxjgOm0
気持ちはわかるね、その気持ちは。
979:生き馬の目を落とす勢い
09/12/10 03:22:20 I453kWi80
980:本当にあった怖い名無し
09/12/10 10:49:06 rt4P2X/i0
さびしんぼなんだね、ちんげちゃんは。