10/01/26 16:16:46 M+QcwvJ20
夜中、心地よく眠っていたのに突然目が覚めた。
体が動かない。
金縛りだろうか。
おそるおそる目を開けると、恐ろしい形相の女が真上にいた。
「安眠などさせない・・・・、安眠などさせない・・・」
「やかましいっ!!!」
怒鳴ったひょうしに体が動いたので、目覚まし時計を思い切り投げつけた。
クリティカルヒット、女の顔面に命中した。
「人ん家に勝手に入りこんで夜中に騒ぐんじゃねーーーっ!!痛い目にあわすぞゴルアッ!!!」
フーと唸っていた飼い猫が女にとびかかり、顔をバリバリと爪でひっかいた。
女はうわ~んと泣きながら消えていった。
それ以来、安眠が妨げられることはない。