10/01/19 14:57:59 bDnNDUJB0
子どものころ、オカルトチックな本が好きだった。
「現代にもある雪女伝説」とかいう話が怖くて印象に残ってた。
冬山で吹雪にあった登山グループが山小屋に避難して出られなくなって夜をすごす話。
そこに一人の女性が助けを求めてきて山小屋に入る。ところがその女性が雪女で
いろいろ怖い出来事を引き起こして最終的に登山グループは発狂して自殺するもの
お互いナイフで突き刺しあって死ぬもの、などなど朝には全員死体になって発見されたという・・・
何故か忘れられなくて中学くらいまで怖さとともに覚えてたんだけど
あるとき、ふと気付いた。
あれ?全員死んだんならあの恐怖の一夜の話は誰が伝えたんだ?
あれだけ事細かな恐怖の描写は誰が残したんだ?
さ~~っと恐怖心が引いて覚めてしまった。ほかのオカルト話やUFO話も冷静に読み直したら
矛盾が多くて目が覚めたような気になった。
こうやって大人になっていくんだなって変に感心した。