09/12/21 09:00:31 OCfNqWXiO
人の一生を決定する先天的要因として、まず前世の業(霊的要因)や
遺伝子に含まれる情報(物理的要因)が挙げられる。
それとは別に後天的要因として挙げられる最大のものは、親子関係のクオリティーだ。
つまり人の一生は親とどんな生活を送ってきたか、親にどう仕込まれてきたか、
親の信条は何かによって自分の人生が大きな割合で形成されてしまう。
人生の場面、場面で自分が姑息な行動に出るならそれは親子関係の中で形成されたものと考えられる。
その事を認識出来るか否かで改善の可能性の大小に差が生じる。
理知の領域で、親と自分をクールに分析し、親に対する抱く諸々の愛憎感情に自身が巻き込まれないよう常に用心深くなければならない。
宿命のまま流されて行きる人生を良しとしないなら
親子とは何か常に哲学する必要がある。