09/09/25 00:33:31 nMUdsuEU0
幽霊モノではないんだが。
もう10年以上前のお盆のことだが、キャンプ場が混んでるのは承知でキャンプに出かけた。
お気に入りのキャンプ場は公営なので予約などはいらないんだが、
当時アウトドアブームだったこともあり、とても車を停めてテントを張れるような場所はなかった。
（まぁ昼前頃からのそのそ出かけていった自分も甘かったのだが）
とはいえ、折角出かけてきたんだからキャンプはしたいわけで、
近くの山道からちょっと入ったところにある公園（とはいっても放置され放題）にテントを張った。
先客がいるかもと思ったが、誰もいない。おぉラッキー♪
時刻はすでに日没を過ぎ薄暗い中でのテント設営だったので、ホントにテント張って飯食って寝るだけ。
キャンプ場には改めて明日行こうなどと考えていた。
ちなみに、場所は中国山地のど真ん中。
この辺りには、実は結構な数のツキノワグマがいる。
持参した生ぬるい缶ビールを飲みながらそんなこともちらっと頭をよぎったが、
まぁ道からさして離れてはいないし大丈夫だろうなどと考えて早々に寝てしまった。
翌朝、すっかり日が昇ってから暑さで目を覚ましテントを出ると、すぐ先になにやら立て札がある。
それを読んで他のキャンプ客がいない理由が解った。
「クマ注意！ ココデ目撃アリ キャンプ禁止 ○×町・△□森林管理組合」
正直、血の気が引いた。