09/09/12 23:55:07 Ik/5VAWRP
20年以上昔の話。
レイプされて半年、死に場所を求めて某山中を車で彷徨っていたとき、木立の間から沼が見えた。
夜8時を回って対向車もいなかったから、車を路肩に停めて沼まで下りていき、
足を踏み出そうとするけど、どうにも覚悟が決まらない。
腹が立って、横に立ってた樹木を蹴っ飛ばしたら、「ぎゃあ!」って感じの悲鳴が聞こえたんだよね。
ビックリして固まったんだけど、なんとなく、自分の状況に照らし合わせて可哀相になって、
「ごめんね」って謝って車に戻った。
そしたら車の横にパンチパーマの(!)のおっちゃんが乗った車が横付けしてて、
「姉ちゃん、帰る場所あるのか?」って聞いてきた。ビビリながら、「い、一応…」とか
答えたら、「そんならいいわ」って離れていった。
年月が経って、そんな経験に押しつぶされない強さを身につけた今、あのときの悲鳴と
おっちゃんに本気で感謝できるようになった。