09/07/30 17:09:35 TByiOXk30
湧きあがる根拠のない誇大感と、人並みはずれた羨望がその原動力である。
誇大性
↓
自分は生まれつき特別な存在であり、回りの人々は認めなければならない。 自尊心を傷つける者は
容赦無く執拗な攻撃を加え、信用を失墜させ、辱めることで己の価値をたかめようとするのだ。
相手の評価を下げる工作を行い、成功すると並外れた能力の持ち主であると自己評価するのだ。
だが、その膨れ切った「誇大感」の根拠は他者に対する過小評価でしかない。
羨望
↓
彼らの推進力になるものは、その自己愛的性向から生じる「羨望」である。 その羨望は相手の持
っているものを自分のものにすることに向かい、それができなければ、いや、それができても結局は
相手の破壊に向かう。 羨望は「自己中心主義」と「相手を破壊したいと言う悪意」という二つの
柱から成る。 その前提には自分の持っていないものを持っているという相手への劣等感がある。
さて、彼らの場合、物質的なものでも精神的なものでも、自分に無いものを持っている相手を見ると、
その自己愛的性格から自分が傷付けられたような気がして、惨めな気持ちになる。 普通の人間で
あれば相手と同じ物を手に入れようと努力するか諦めるだろう。 だが、彼らはそんなことをしない。
彼らはいっそのこと相手を破壊しよう---彼らはそう行った論理で行動するのだ。 彼らにとって大切
なのは、「羨望する相手と自分との差を埋めることなのだ。」