09/08/14 01:03:01 CHlQd5aMO
いわゆるペイガンて広くスピリチュアル、ネイチャー志向、
そして核心はキリスト教ヘゲモニ―への異議申し立て、
で繋がる緩い共感のネットを指す概念だから
(少なくとも欧米では)、
クラフトが宗教で儀式魔術が否、というのは
昔から実感にそぐわない感覚はあるな。
ウィッカなんてペイガンムーブメントのごく局所の話でしょ今現在では。
オーディニストも存在感としてはハードコアだし。
クラフトが宗教てのも、キリスト教に対するオルタナティブとしての、という意味合いがメインで、
「なにであるか」よりも「なにではないか」を強いモチベーションとする潮流なのは昔に増して明確。
国書厨の思い入れる魔術イメージのほうがいまやよっぽど新宗教的な佇まいだよね。や、かつてから、かな。
思うに、クラフト、ペイガン=宗教てのはウィッカの宣伝文句に引っ張られすぎてか、
あるいは時代の(あるいは紹介者、実践者の)想像力の限界に由来する
単なる誤解、誤訳なんじゃないかな。
ロンドンのペイガンショップいってファンジン漁ってみ。ほんとなんでもありのCULTUREだから。