09/07/31 18:30:23 AID3fJkSP
ばあちゃんが亡くなりお葬式を挙げた。
その時、お寺関連の記録が全部吹っ飛んでしまっていて、なんと菩提寺が廃寺になっていたという事が判明。
そこで宗派の本山からお坊さんがきてくれたのだけど、
廃寺になった時、菩提寺から過去帳(檀家の累代の記録)が本山に移されていたらしい。
んで、在家側の過去帳は、いい加減なうちの家族が当たり前のように紛失してしまっていたので、
お坊さんが過去帳を在家用に写本し、新たに作ってくれた。
で、そのお坊さんが言うには、ウチの戒名はかなり珍しいそうだ。
最初から4人目までは普通の一般的な農民の戒名なのに、
5人目から、突然、院号・居士がついている。
これは今でこそ珍しくないが、江戸時代には農民には幕府から禁止されていた戒名だそうで、
普通はかなりの名家じゃないと付けられないそうだ。
んで、その4人後、突然最低クラスの戒名にランクダウン、
そして、4人後、また立派な戒名、4人後最低クラス、そんなのが今の今までずっと続いている。
お坊さんも戒名はその家のその時の家勢を示す物で時代によって変わるのはそれほど珍しくないが、
こんな規則的に、しかも極端に浮き沈みのある家は見たことがないと首を傾げていた。