09/07/27 08:25:02 xDm3gQq5i
それじゃあ言い伝えを
一応我が家は武家で、先祖は仙台藩の家老を務めたことがあるらしい
で、まだご先祖様が下級武士だったころの話
本家に3人の兄弟がいてとても仲が良かった
長男と末弟は武に通じてたんだけど
次兄が白眉で、文武に一番通じてたらしい
でもある時、戦で長男と末弟が瀕死になりながら次兄を逃がして戦死してしまった
次兄は長男を逃がそうとしたんだけど次兄しか家を興せない、と頑なに拒んだとのこと
その後次兄は罪悪感で自決まで考えたらしい
そして、廃人寸前までいったある時枕元に2人が出てきて、
自分達は常にお前を護っているから何も考えるな、と励ました
それから次兄は苦労して懸命に働き仙台藩の家老職にまでのし上がって、
その子孫達も旗本になったり他藩で重要職に就いたりして家は大いに繁栄した
そして本家や分家の男が見る2人の霊はその戦死した長男と末弟なんだと
長いけど350年近く伝えられてきた言い伝え
所詮言い伝えだから誇張もあるだろうけど俺はこの話を信じてる
稀だが3人まとめて見ると学問やら出世やらがうまく進むとのこと
俺と息子は二代続けて3人まとめて見てたりする
ちなみに次兄が我が家の中興の祖として、あの2人が守り神として祀られてる