09/07/30 13:39:49 4NShU4sj0
昔から決まってたことだ。最初のと次のはすぐに舟に乗せて流すことになってた。
でも、実際は最初のやつを流してない。次のは予定通り流され、3番目と4番目は真の存在だ。
最初のやつの方は人間側の勝手な理屈でこの世に留め置いた。
分かる方にはわかってた。だから魔よけをしたり注意喚起の名前を与えた。
居るべきじゃない人成らずが居座っているから変なことが起きるようになった。
嫁を取らせようとしたら悉く逃げられただろう?
「高貴すぎる家に嫁ぐ重責を恐れて」ではない。
「姿は人だが、心の有り様が虫そのものの人成らず」を忌み嫌ってのことだ。
ようやく娶った女、あれはあの人成らずを燻し出すためのものだよ。
よくもまぁ、似たようなモノが嫁に来たものだ。