09/07/19 06:01:12 wzw/1MKjO
基本的な宗教の定義は、教義・教典があり、教祖がいることらしい
で、日本古来より続く、現在神道と呼ばれる日本人の精神性(≠国家神道)は
教義・教典も教祖も存在しない(神職は祈りのプロだし天皇は祭司長)てことで
西洋世界が定義するところの「宗教」ではくくれない在り様らしい
でもそれじゃ分類に困るってんでむりやり西洋世界的「宗教」てことにした
そのせい(他にも理由あるけど)で日本人はアイデンティティであり宇宙観の基である
神道的精神性を奪われて、色々面倒なことにもなった、とか
だから西洋的概念で言う「一神教に対する多神教」て神道を捉えちゃうとなんか違う気がする
だって、神「教」じゃなくて神「道」だし
あ、あと、自然のなかに神格を見いだすアニミズムとも違うんだって
山に神が宿ってるんじゃなくて山そのものを山だ、として受けとめるらしい
いや、山は山だから当たり前なんだけどねw
でもなんか分かるような気もしないでもないような…
こと程左様に昔の人の観ていた世界・宇宙観は深くて凄いなぁと
少しでも早く思い出したいなぁと思ったり