09/08/29 07:06:45 VuRyaHqN0
続きです。
仕留められた袈裟掛けですが、その皮は剥がれて神社の境内に晒され、人々から石をぶつけられたりして憎しみの対象となりましたが、今に伝わっていません。
また頭蓋骨は何者かが購入したものの、後に紛失したとの事です。ちなみに袈裟掛けそのものは、被害者遺族の村人が食べたそうです。
それと、ちょっと前のレスに、袈裟掛けが襲った被害者の話が出ていますね。袈裟掛けは男性も襲っていますし、殺してもいます。ただ、「殺して食べた」のは女性だけだったようです。
どうも、一度女性を食べて味をしめたようです。「熊は一度食べたものを生涯食す」という、猟師達の言い伝えが本当だった事を裏付ける事にもなりました。
袈裟掛けは女性そのものだけでなく、女性が使っていた「物」にまで興味を示し、女性が湯たんぽ代わりに使っていた石に齧りついて、自分の牙を折ったりしたそうです。
でも、熊って香水の匂いにも反応したりするのかな？興味のあるところですね。
>>649
「ジェヴォーダンの獣」はフランスに出没した獣ですね。確か、ルイ15世の時代です。女性と子供ばかり襲い、その被害者数は甚大な数に及んだそうです。
奇妙なのは今も「正体が謎」ってところでしょうか。一説ではイヌと狼の雑種という説もありますが、とにかく結構デカイ奴だったみたいです。
獣の噂はルイ15世の耳にも入り、彼は大いに興味をそそられたらしく、仕留めた者には褒美を出す、というお触れまで出しています。
そこで何度も討伐隊や猟師が派遣されますが、獣は上手く逃げて長期間暴れまわりました。それでも最後は仕留められて、解剖もされたそうです。