09/08/16 08:53:49 KoDy1jqq0
>>443
阿蘇の火山灰で作られた台地は雨で侵食されて急な崖が多く、
そのまま堀として使うことが出来る、天然の要塞である。
古代日本語で「ク」は沼沢地、「マ」は崖、「モト」は下のほうをそれぞれ意味しているが、
古代から攻め込むのが難しいところに集落や砦を造ったので、
それがそのままなし崩し的に呼び名になったのだろう。
その証拠に中世の千葉城や隈本城も、現・熊本城も崖下の低湿地に建っている・・・だって。
加藤清正が現・熊本城を築城した際に南北朝時代から由来のあった「隈本」を「熊本」と改めた。
理由は、「隈」の字に含まれる「畏」の字に「おそれる」「かしこまる」といった意味があるため、
縁起が悪くなく、しかも強そうな「熊」の字に変えたといわれる・・・だそうだお。