09/06/16 00:43:53 KUMghaTr0
>>362
※チラ裏注意
>>313だが、そう言われて最初に頭に浮かんだのは
小松左京『果しなき流れの果に』 かなぁ。古典中の古典だけど。
あとはグレッグ・イーガンはしょっちゅうこういうネタ(観測者問題+時間軸の流れの取捨選択)の話を書いてる印象がある。
短編集はどれも一つはそういう話が入ってる気がするし(『ひとりっ子』とか)、長編だと『順列都市』『宇宙消失』『万物理論』とか。
『順列都市』はとりあえず「塵理論」でぐぐってみるとおもしろいと思う。
国内だと小林泰三『酔歩する男』がそういうネタだった。これはホラーだが。
あとこれは随筆になるが、ハンス・モラベックって研究者が『シェーキーの子どもたち』って本の後半で
関連しそうな話題を書いてた。これ系に興味があったら読んでみても面白いと思う。
そういえばかのロジャー・ペンローズも、どうもこれ系のネタ(観測者と時間)が気になるのか、
『皇帝の新しい心』って啓蒙書の中盤で盛んにこういうネタを振ってた気がする。
ただその割にたいしたアイデアは思いつけてない印象だったが・・・
まあ、一線級の物理学者も気になってるんだ、ってことで。
どれも気になったらぐぐってみてくれ。アマゾンその他で手に入るはず。