09/09/02 20:56:33 p+xBgSEE0
盆にキャンプ行ったときのこと。
真夜中に目が覚めちゃって、友達と二人で林道みたいなところを歩いていた。
世間話しながら歩いてると、T字路があるところまで来た。
星が綺麗だな、女の子と来たかったなと考えてたら友達が突然、
「か…か、かはっ、かはん…」
と言い出した。もんのすごく目を見開きながら。
なんだなんだと思い、視線の先を友達に合わせてみる。
10メートルくらい先のT字路を、人が歩いている。
正確に言うと腰から下、下半身だけが、T字路を右から左へと。
ズボンと革靴みたいなのを履いていて、
散歩でもしてるかのような足取りだった。
けして黒い服を着てたというわけではない。
月明かりのおかげで、そいつの先にある木々はハッキリ見えていた。
俺達は絶句したまま動けず、
やがて、下半身は木々に隠れてみえなくなった。
友「…な、なん、なんだアレ…」
俺「ユ、ユーレイ的なやつか…?上半身はどこに…」
あるんだ、とか何とか言おうとした時。
横の草村から「…ここだよ」と聞こえてきた。
キャンプ場まで全力ダッシュして、夜が明けると速攻で帰りました(^-^)/