09/05/25 22:01:13 NkSEXO8n0
・・・はあ・・・はあ、今の今まで金縛りになっていた
この話は若干の脚色はあるが本当の話だ
うちのすぐ近くに某大学の学生寮があり、かなり広い敷地の一番奥の所には首くくりの木というのがある
噂だけだが以前に寮の学生がこの木で首をつったという
見たところ高さ6mくらいの頑丈なクヌギの木で、周囲はテニスコートとくさむらだからこの木だけやけに目立つ
さて小学校の夏休み、この木にクワガタがいるという話を聞いて私はこの木を蹴飛ばしてみたが
小学校低学年のパワーではびくりともしない
しかし一緒にいた岡村という馬鹿が近くに落ちてた太い木の枝を拾ってきて木に一振りした
すると今度は何かが地面にぺたっと落ちてきた・・・!マイマイカブリという虫だった
そして次の瞬間ものすごいにおいがあたりに充満し二人とも退散した
マイマイカブリがあんなにおいを出すとはそれまで知らないことだった
30分くらいして懲りずに戻ってきた岡村と私は今度は鉄のパイプで木を叩きまくった
するとまた何かが今度はかなりの重量でどさっと落ちてきたので
何かと思ったらヒトの首つり死体のようで、木の上の方で死んでいたのだ
完全に腐っており重みで首が外れて地面に落ちて砕けてひどいにおいが充満した
二人とも不思議なほど落ち着いていたが、ヒトの腐ったにおいというのはものすごいのだ
ここで何を思ったか岡村がその腐った死体に向かってでかい石を放り投げた(馬鹿である)
すると死体の首の断面やら体のあちこちから一斉にマイマイカブリとその幼虫がウジャウジャと出現!
そして、またさっきの猛臭が!!!
私たちは一目散に逃げ、警察が来て、私たちは別にお咎めなかったけれども
岡村の馬鹿とは二度と遊ばなかったです
ああ、思い出したら金縛りが!!