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【資源】中国資本が日本の水源地を買収--危機感強める林野庁、調査開始 [05/13]
スレリンク(bizplus板)
1 :ライトスタッフ◎φ ★:2009/05/13(水) 00:24:27 ID:???
◎URLリンク(sankei.jp.msn.com)
中国の企業が西日本を中心に全国各地の水源地を大規模に買収しようとする動きが、
昨年から活発化していることが12日、林業関係者への取材で分かった。逼迫
(ひっぱく)する本国の水需要を満たすために、日本の水源地を物色していると
みられる。
買収話が持ち掛けられた地元自治体などが慎重姿勢を示しているため、これまでに
売買交渉が成立したり、実際に契約締結に至ったりしたケースはないというが、
外国資本の森林買収による影響が未知数なことから、林野庁は都道府県に対して
一斉調査を始めるなど危機感を強めている。
奈良県境に近い山あいにある三重県大台町。昨年1月ごろ中国の企業関係者が町を
訪れた。水源地となっている宮川ダム湖北を視察した上で、「いい木があるので
立木と土地を買いたい」と湖北一帯の私有地約1000ヘクタールの買収を町に
仲介してほしいと持ち掛けた。また約3年前には、別の中国人の男性から町に電話が
あり、同じ地域の水源地の買収話があったという。
町は「本来の水源林として残してもらいたい。開発はしないでほしい」と相手側に
伝えると、それ以降交渉はなくなり連絡は取れなくなったという。
水源地の立木は、原生林を伐採した後に植林した二次林で、「よい木材」とは考え
られず、土地も急斜面で伐採後の木材の運び出しに多額の費用がかかるため、同町
産業室の担当者は「木ではなく地下に貯まっている水が目的ではないか」と分析する。
このほかにも、岡山県真庭市の森林組合にも昨年秋、中国から水源林を伐採した製材
の買収話が持ちかけられ、その後も交渉が継続している。