09/04/14 20:27:56 OR6LQN2E0
どれだけ浅い言葉を重ねて、自分の現況を華美に捏造し、暴言を正当化してみせても。他人への攻撃心で自分の不安定なメンタルを支えようとしても。
彼がひとたびネットから離れると、とたんに日中の公園で死体と間違われるような。そう、完全に社会から拒絶・遺棄された先の世界での日常が待っている。
彼は皮肉にも、自分が死体と認識された時にしか自分に人が寄り付かないという、あまりに生物として惨めな現実の中に生きている。
普通はそこまで人間は堕ちないものだが、もしそういう境遇になれば、人間として落ちる所まで落ち切った自分の姿、その意味を、ただただ見つめるしか無いものだ。
だが彼は、その絶望の直視すらも拒むように、日々酒に浸り、ネットでは他人の苦渋を愉快に笑い、一方で己の高邁な精神を主張し続ける。
ここに記した事実だけでも、この、とんがりという者が、この世界に這い蹲って生きる餓鬼のごとき存在だという事は十分に分かる。
そもそも、社会を生きる成年男性として見たとしても、薄給のバイト収入を酒とタバコに落とすという時点で、世の中を、そして人生を相当舐めているという事は間違いない。
悟りに触れる為に身を堕とす行というものも仏道には存在する。
しかし、彼の日常とそれとの間には天地以上の開きがあるのは明らかで、同じく扱う事は即ち天の強い怒りに触れるだろう。