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被爆米兵12人の遺影そろう 広島の国立平和祈念館
太平洋戦争末期に日本軍の捕虜となり、広島で被爆死したとみられる米海軍パイロットの遺影が8日までに、
広島市の国立広島原爆死没者追悼平和祈念館に新たに登録された。
被爆米兵の調査研究を続けてきた被爆者森重昭さん(72)=同市西区=が、米国在住の遺族に代わり申請。
森さんによると、広島で被爆死した米兵は計12人で、これで全員の遺影がそろった。
今回登録されたのは、ジョン・ハンシェル少尉=当時(23)。
米軍側の記録によると、1945年7月25日、四国沖の空母から出撃したグラマン戦闘機が日本軍の駆逐艦の対空砲火を受け、
山口県上関町沖の瀬戸内海に墜落、捕虜となった。
同30日、爆心地から約400メートルの中国憲兵隊司令部に連行されたが、その後の記録はなく、
森さんは8月6日に司令部で被爆死したと推定した。
20年以上の調査が実った森さんは「広い米国で全員の遺族を捜し出せるとは思わなかった。
日本人同様に苦しみ死んでいった彼らを慰霊したい一心だった」と話している。
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