09/05/25 16:02:15 tmkgiv480
6年前、歌舞伎町 俺:霊感なし 彼女:あるらしい
部屋入った瞬間それまでテンション高かった彼女が無言
「またなんか幽霊いるとか言い出すのかよ!?」とちょっと不機嫌になりつつ入室。
それを察したのか元のテンションに戻り1時間程カラオケしたりゲームしたりで経過。
じゃそろそろ風呂でも入るかと湯を張りにバスルームへ向かおうとしたら
彼女が「今日はお風呂なしでいいや~」と今思えば不自然に明るく言う。
「ん?なんで?ちと酔い覚ましたいから俺は入るよ」とあまり気にもとめないでバスルームへ向かう
でバスルームのドア(ラブホによくあるあの半透明スリガラスタイプ)に近づいた瞬間
スリガラス越しになんか黒いものが横切る。「ん?何?」と思いつつドアに手を掛けたら
スリガラスの下半分に明らかに人だと認識できる物がいる。
なんかこう寺生まれで霊感が強いTさんが裸で体育座りしてる感じ。 思わず「うぉぉ!」と叫ぶも
「ここで引いたら男が廃る」「このまま戻ったらかっこ悪い」と思いそのまま勢いよく開け放った。
が、当然誰もいない。恐る恐る中に入り蛇口をひねり速攻で出る。
なぜか得意げに彼女の元へ戻ると半べそ状態。
詳しく状況を聞くと部屋に入った時からずっとバスルームに「Tさん」がいたらしい
バスルーム全体もスリガラス状になっていてバスタブとバスルーム入り口付近を行ったり来たりしていたのをずっと見ていた模様
で俺がドアを開けたら消えたんで緊張が解けて泣けてきたらしい
結局、金も無いしどのホテルも満室だろうって事で普通に朝まで過ごす
たださすがに風呂は入る気にはなれんかった