【寺生まれって】Tさん 1破ぁ!!目【スゴイ】at OCCULT
【寺生まれって】Tさん 1破ぁ!!目【スゴイ】 - 暇つぶし2ch453:本当にあった怖い名無し
09/05/21 14:34:23 tJ40zD950
誰か、カストロだかなんだかのTシャツのを持ってないかな

454:本当にあった怖い名無し
09/05/21 18:04:24 C6M6rTBv0
>>453こんなのならあった

「おい、まだかよ?」
俺は、女房の背中に向かって言った。どうして女という奴は支度に時間が掛かるのだろう。
「もうすぐ済むわ。そんなに急ぐことないでしょ。…ほら翔ちゃん、バタバタしないの!」
確かに女房の言うとおりだが、せっかちは俺の性分だから仕方がない。
今年もあとわずか。世間は慌しさに包まれていた。
俺は背広のポケットからタバコを取り出し、火をつけた。

「いきなりでお義父さんとお義母さんビックリしないかしら?」
「なあに、孫の顔を見た途端ニコニコ顔になるさ」
俺は傍らで横になっている息子を眺めて言った。
「お待たせ。いいわよ。…あら?」
「ん、どうした?」
「あなた、ここ、ここ」女房が俺の首元を指差すので、触ってみた。
「あっ、忘れてた」
「あなたったら、せっかちな上にそそっかしいんだから。こっち向いて」

「あなた…愛してるわ」女房は俺の首周りを整えながら、独り言のように言った。
「何だよ、いきなり」
「いいじゃない、夫婦なんだから」
女房は下を向いたままだったが、照れているようだ。
「そうか…、俺も愛してるよ」こんなにはっきり言ったのは何年ぶりだろう。
少し気恥ずかしかったが、気分は悪くない。俺は、女房の手を握った。
「じゃ、行くか」「ええ」

「破ァーーーーッ!」
どこからともなく飛んできた衝撃波が、首つり用のロープを切断した。
落下して尻餅をついた私たちのもとに、Tさんがダッシュで駆け寄ってきた。
「俺を置いて旅行なんて水臭いじゃねえか!」
そんなわけで私たち一家はいまハワイにいます。もちろんTさんも一緒です。
寺生まれってスゴイ、改めてそう思いました

455:本当にあった怖い名無し
09/05/21 20:13:15 EXeQ6dBE0
最近KYTさん多いな
正統派が久し振りにみたいのだが、誰かネタ投下よろ

>>454
TさんのKYぷりが命を救ったのか
でも、子供って・・・

456:本当にあった怖い名無し
09/05/21 20:31:38 V7RfDqgxO
>>444
タイの貧乏旅行はマジで危険らしいな。
向こうでは日本人=金持ちの図式があるみたいで、日本人と結婚するために
隙あらば妊娠しようとしてくるタイ人女性も多いらしい。
去年タイ旅行した連れもタイ人と結婚しそうになってた。

457:本当にあった怖い名無し
09/05/21 21:59:12 hKYMUFpd0
みなさんは「学校の七不思議」なるものを覚えているだろうか?
学校にまつわる怪談が七つあって、全部知ってしまうと死ぬとか、そんな類のものである。
俺の通っていた小学校にも七不思議があった。ただ大概はまったく信憑性の無い、
というより既存の話を羅列しただけのものだった。
トイレの花子さんとか、理科室の人体模型とか、赤マントとかね。
しかしそんな我が母校に、一つだけ、オリジナルの七不思議があった。
それがこれから話す「暗室」の話である。少々長くなると予想されるので、
面倒な人はスルーしてくれて構わない。
今でも俺はこの事件がトラウマで、真っ暗な部屋では眠れないw

さて、その暗室の話とは、超簡潔にまとめると
「午後3時35分にその部屋の中からノックするような音が聞こえる。
これにノックを返してしまうと、『暗室』の中に引きずり込まれる」というものなのだが、
一応以下にその詳細を書いておく

458:本当にあった怖い名無し
09/05/21 22:00:13 hKYMUFpd0
昔、まだ体罰なんかが普通に実施されていた頃、この小学校にとても厳しいKという先生がいた。
K先生は授業中にうるさくしたり、何かいけないことをした児童を罰する時、
決まってある部屋に閉じ込めるということをした。
その部屋は特別な暗室で、窓は無く、
ドアも小窓のついていない鉄製のもので、内側に鍵がついていなかった。
このため、児童を中に閉じ込めると、外から鍵を開けない限り外に出ることはできない。
照明のスイッチは外にあるため、完全な暗闇の中に放置されることになる。
小学生にしてみればこの罰はかなり厳しく、酷なものであった。
ある時K先生が叱った児童の中に、暗所恐怖症の男の子がいた。
K先生はいつものようにこの子を暗室に閉じ込めようとしたが、
少年は狂ったように暴れてなかなかうまくいかない。それでもなんとか無理矢理部屋に押し込んで鍵をかけると、
中からドアを「ドンドン!」と激しく叩く音がした。
K先生はそのまま何事もなかったかのように仕事に戻った。

ようやくT先生が少年を開放しに行くと、部屋の中央で彼は冷たくなっていた。
少年はショックで嘔吐しており、その際に喉がつまり窒息死していたのだ。
当然子供の両親は学校とK先生を激しく糾弾し、結局先生は小学校を辞めることとなった。


459:本当にあった怖い名無し
09/05/21 22:02:39 hKYMUFpd0
K先生が辞めた後、その暗室が使われることはなくなった。
児童も他の先生達も気味悪がって近寄ることすらしない。
やがてその部屋の存在すら忘れられかけた頃、ある日を境に部屋から凄まじい腐臭が発せられるようになった。
K先生を知る何人かの教職員はまさかと思い、児童が全員帰宅した後で部屋を開けた。
案の定、そこには首を吊って天井からぶら下がる腐乱したK先生の遺体があった。床には遺書。自殺だった。
しかし一つだけ奇妙なことがあった。先ほど説明したように、この部屋には内側に鍵が無い。
にもかかわらず、部屋の鍵は閉まっていたのである。

そんな奇妙な自殺騒動が収まらぬうちに、今度は学校中で不気味な噂が流れ出した。
「ある時刻になるとあの部屋のドアがバンバンと物凄い勢いで内側から叩かれている」
実際、児童だけでなく、先生や用務員の人達の中にもこれを体験した人はおり、
特に同じ1階に休憩室のある用務員の人たちはかなり怯えていた。
そしてついにある日、犠牲者が出た。校舎内で、Aという児童が忽然と姿を消したのである。
1時間後、彼は全身を震わせながら「暗室」のドアの前に座り込んでいた。その体からは酷い腐臭がした。
以来、「あの部屋では死んだ少年が閉じ込められた時刻、すなわち3時35分になると、
ドアを激しく叩く音がし、それに答えてしまうと中に引きずり込まれ、閉じ込められてしまう」という噂が、
児童たちの間でささやかれるようになったのである・・・

460:本当にあった怖い名無し
09/05/21 22:05:11 hKYMUFpd0
さて、話を俺の小学生時代に戻そう。

実を言うとこの暗室、俺が小学校に上がった頃にはすでに「存在しない部屋」となっていた。
いや、別に取り壊されたとかそういうことじゃない。ただ、暗室のドアがあったと思しき場所は
コンクリートで完全に塞がれ、壁と同じように塗られていた。
もちろん学校の間取り図にも暗室らしき部屋の存在は記されていない。
文字通り存在しない部屋というわけだ。知らない人から見れば、ドアがあった場所などただの壁である。
ただ、後から塞いだドアの跡はよく見ればはっきりとわかったし、実際他の児童たちの間でもその場所は有名だった。
そんな存在しない部屋の正体を掴もうなどと少々無茶な提案をしてきたのは、
当時の俺の友達で小学生の分際でオカルト好きという変人のHという女の子だった。
Hいわく、「何かあった時に男手があった方が心強いから」ということらしい。別に俺そんなに頑強な少年じゃなかったけどね。
俺自身は特にその話自体に興味はなかったのだが、なんとなく二つ返事でOKしてしまった。
こうして謎の部屋の正体を掴むべく俺とHは動き出したわけである。

壁の向こうからノックのような音が聞こえてくるのが3時35分だったため、
俺達は5限で授業が終わる日を選んで実行することにした。
ノックが聞こえるかどうかを確かめ、聞こえたらそれに答えてみよう。というのがHの意見だった。
「おいおいそれってマズいんじゃなかったっけ?」と俺。「そのためにアンタを呼んだんでしょ」とH。
そして、あっという間に時間は過ぎ、3時35分になった。
と、同時に俺とHが「お」と小さく呟く。

・・・ドン・・・・ドンドン・・ドン・・・・・

461:本当にあった怖い名無し
09/05/21 22:06:46 hKYMUFpd0
微かに壁の向こうから音がする。ノックと形容するには激しすぎる、
むしろ中に閉じ込められた少年が死に物狂いで助けを求めるかのような・・・
音に聞き入ったまま動けずにいると、Hがいつの間にか壁の正面に立っていた。右手を軽く上げる。
「おい・・・」という俺の制止は無視され、Hは二、三度軽く壁をノックする。
途端に、ピタッと音が止んだ。放課後の廊下に静寂が戻る。奇妙に感じるほどの静寂が。
と、次の瞬間、壁が真っ黒になっていた。
否、コンクリートの壁が、そしてその奥にあるはずのドアが、消失していた。
真っ黒に見えたのは中にある、いやあったかもしれない部屋が完全な闇だからだ。
外からの光すら飲み込んでしまう闇。
何年も、いや何十年もの間、決して光が当たることのなかった部屋と、そこに閉じ込められていた「何か」の慟哭。
闇の奥底から響いてくる壮絶な悲鳴とHの悲鳴が聞こえてきたのは、ほぼ同じタイミングだった。

Hは部屋に引きずり込まれそうになっていた。闇の淵からHの脚を掴んでいるのは腐乱した手。成人男性の手だ。
Hも俺も、そして闇の中の何かも悲鳴を上げ絶叫していた。しかし他の大人たちが駆けつけてくる気配はない。


462:本当にあった怖い名無し
09/05/21 22:18:08 QCaE6G5T0
ん?④か?

463:本当にあった怖い名無し
09/05/21 22:20:06 EuzioyBD0
あるいは先刻の静寂の時点でおかしいと気づくべきだったのかもしれない。
しかしそんなことを考えている余裕はなかった。
何しろ目の前でHが引きずり込まれようとしているのだ。形容しがたい恐怖が俺を襲った。
とっさにHの腕を掴み、逆に引っ張った。脚と腕の引っ張り合い。
当然Hは痛そうで、そして怖そうな顔をしていた。
やがて男の腕はふくらはぎからくるぶしへと滑り、足首を掴んだかと思うと今度は靴を掴み、
最後には靴が脚から抜けて闇の中へと吸い込まれていった。
慟哭が破壊的なまでに強くなった気がした。
既に男の腕は俺の脚を掴んでいる。
体温が一気に下がり、目が霞み、声が出ない。
抵抗する術もなく、¥暗い暗い壁の中に引き込まれていく。
途切れそうな意識の中、俺はすがる想いで震える腕を壁の外に伸ばした。
その時、大きくて温かい誰かの手が俺の腕を掴んだのだ。

「もう大丈夫だ・・・・破ァッーーーーー!!」

その声が聞こえた次の瞬間、青白い光が視界を包みこみ
気がつくと俺とHは壁の外に引き出されていた。
壁も何事もなかったかのように元のまんまだ。
何が起こったのか、夢だったのか現実だったのか、わからないことばかりがけど

今、目の前にいる男こそが、寺生まれで霊感の強いTさんであることだけは
疑う余地はない。

「いやぁ、久しぶりに母校に来てみて正解だったぜ。ここの七不思議は全部
 解決したと思ってたけど、あの頃の俺はまだまだ爪が甘かったんだな・・・」

Tさんはそう言うと、給食で余ったコッペパンとミルクを両手に携え帰っていった。
寺生まれでも給食が懐かしくなるんだな。俺はノスタルジックにそう思った。


464:本当にあった怖い名無し
09/05/21 22:20:31 hKcfOica0
>>451
「ぼく」じゃなくてTさんが「なにそれこわい」って言ったのが可愛い。

465:本当にあった怖い名無し
09/05/21 23:36:25 6EP0Lz810
別スレから

609 :本当にあった怖い名無し:2009/05/21(木) 15:28:26 ID:e8OPk+Im0
私が中学校の頃の話
夏休みに母方の祖父母の家に遊びに行きました
祖父母の家は大きくて古くていかにもなにか出そうな家
離れの部屋で双子の兄と一緒に紙風船で遊んでいた時に時に、ふと目線を下げると
兄の後ろに当時の私よりちょっと年上っぽそうな着物を着た女の子がいました
見た瞬間に「これは生きている人じゃない」という感覚と同時に金縛りにあいました
私がその女の子から目が放せないでいるとその女の子はニタァっと笑いながらこっちにゆっくりと歩いてきて私涙目
私の異常に気付いたのか兄が「どうしたの?」と聞いてきました
でも恐怖と金縛りでうまく声が出せない私は「後ろ後ろ!」と言いたいのに「うぅぉうぅぉ…」としか言えませんでした
それを聞いた兄は「うんこ?我慢しないでトイレ行ってきたら?」と的外れな回答
そのとき、急に現れたTさんが「破ぁっ!!」と叫びながら兄の頬に全力ビンタを食らわせました
兄が首からゴリュッという嫌な音をたてながら後ろに吹っ飛び女の子に直撃
…したと思いましたが女の子を通り抜けて吹っ飛び床に転がり、首を押さえながら叫ぶ兄
女の子は兄が通り抜けるとビックリした顔をして白い霧状になって消えてしまいました

私はホッとしましたが大変なのはここからでした
家族が兄の叫び声に駆けつけ、兄は救急車で病院に搬送
診断の結果、首の骨がずれたらしく(詳しくは教えてもらえなかった)入院する事に
兄を入院させ家に帰ったら家族にこっぴどくしかられました
ビンタした人の事を聞かれたのでTさんの事を詳しく話しました
Tさんの特徴を話した途端押し黙る家族
どうやら私が見たTさんは寺生まれで霊感が強い人らしいのです
昔からこの家にちょくちょく現れるみたいで、除霊好きであったらしく幽霊が出るとよく現れるらしいです
話を聞いたら寺生まれってスゴイ、改めてそう思いました


466:本当にあった怖い名無し
09/05/21 23:37:53 6EP0Lz810
省略されたw

467:本当にあった怖い名無し
09/05/21 23:49:11 0NhRvPSW0
>>463
久々にTさんかっこいい。

468:本当にあった怖い名無し
09/05/21 23:50:33 0NhRvPSW0
>>465もかっこいいw
無償でがんばるTさんてすげえよ。

469:本当にあった怖い名無し
09/05/21 23:51:33 Cl/Pxe+CO
>>446
ありがとう!
持ってる本、片っ端から見てみるしかないと諦めてたw
おかげさまでスッキリ。

470:本当にあった怖い名無し
09/05/21 23:56:42 w174elOjP
>>469
どういたしまして。
自分も何だっけな~?ってモヤモヤしてて。無事思い出せてホッとしたw


Tさん最高だね。がんば~!

471:本当にあった怖い名無し
09/05/22 13:38:41 Pn6xK5T3O


472:本当にあった怖い名無し
09/05/22 15:02:49 S4HI4FMt0
プルルル、プルルル、プルルル・・・(女の子の声で)「 もしもし? 」
「 もしもし、パパだよ。 ママは電話の近くにいるかい? 」
「 いないよパパ。 ママは今2階のベッドにポールおじさんといるよ 」
「 ポールと言う名前のおじさんなんていたっけ? 」
「 いるよ、だって今、おじさんはママと2階にいるもの 」

・・・少しの沈黙のあとパパは言います。

「 よし、わかった。 今から2階に上がって、寝室をノックするんだ。 そうしたら
 大きな声で 『 パパが帰ってきたよ、ガレージに車が入ってきたよ! 』 と言うんだ 」
「 わかったわパパ。 待っててね 」  数分後、女の子は電話口まで戻ってきました。
「 ママはおびえて、慌てて裸のままベッドから飛び起きて叫びながら走り
 回っていたわ。 そうしてじゅうたんの隅に足を引っ掛けて転んで、
 タンスで頭を打ったみたい。 全く動かないの 」
「 なんてこった!!!ポールおじさんはどうしたんだい? 」
「 ポールおじさんも同じように裸で飛び起きたわ。 おびえて慌てて窓から
 プールに飛び込んだの。 でも先週パパが掃除のためにプールの水を抜いて
 いることを知らないから、プールの底に強く打ちつけて死んじゃったみたい 」

*** 長い沈黙 ***

そしてようやくパパが言いました。「 プール?? ・・・ここは 486-5731 でいいのかな? 」

「おやおや、電話番号を間違えていたようですね・・・」
そこに現れたのは寺生まれで霊感の強いTさんでした。
「間違い電話は相手の迷惑になりますから、気をつけないとね」
Tさんはそう笑うやいなや受話器を奪い取り女の子に住所を訊き、迅速に救急車を呼んでいました。
寺生まれのせいで電話ボックスが窮屈だ。パパは額の汗を拭いながらそう思いました。

473:本当にあった怖い名無し
09/05/22 17:38:13 DxrAwv0p0
>>149
これの別バージョンがあったけど、個人的にこっちのが好きかも

ある日、泣き声がしゃくに障ったので妹を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた

5年後、些細なけんかで友達を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた

10年後、酔った勢いで孕ませてしまった女を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた

15年後、嫌な上司を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた

20年後、介護が必要になった母が邪魔なので殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていなかった
次の日も、次の日も死体はそのままだった

「破ァー!」
Tさんの声が聞こえた。本当はわかっていた。全部母が引き受けてくれていたのだ
俺はただ現実から逃げていただけだった。
「井戸より深い母の愛ってか……」
現実に引き戻してくれたTさんに礼を言い俺は警察に今までの罪を償うためにこれから自首しに行く
償えるほど罪は小さくない。しかしそれでも俺は行かなきゃならない
母の為にも、俺を取り戻してくれたTさんの為にも
寺生まれって本当に凄い、俺はそう思った

474:本当にあった怖い名無し
09/05/22 17:45:09 DxrAwv0p0
数年前に、本栖湖畔で朝釣りのために
キャンプをしていたときのこと。
夜中のたき火中に、
「たすけてえええだれかあ」と女性の声が湖の方で聞こえてきて、
そちらに目をやると女性が溺れていた。
びっくりしたと同時に、助けなきゃと思い立ち上がったら連れが
「おまえ何する気だよ!」って引き留めるから
「助けなきゃ」と言い返したら、
「おまえ、ちょっと冷静になってよく見て見ろ!
ここから離れていて真っ暗なのに何で顔がはっきり見えているんだよ!」

するとむこうからすごい速度のアヒルボートが!!
寺生まれで霊感の強いTさんだった!Tさんは溺れてる女の影に向かって
「破ぁ!!」と叫んだ、すると女の影は断末魔の悲鳴を上げながら
粉みじんになって吹き飛んだ!

「このあたりは水難事故が多いらしいからな、仲間が欲しかったんだろう」
Tさんははにかみながら「気をつけろよ」とだけ残して帰っていった
寺生まれってスゴイ、改めてそう思った

475:本当にあった怖い名無し
09/05/22 20:34:27 R2Lw+W7F0
出先で階段から落ちて膝を強打した。
痛いし恥ずかしいしで、とにかく家に帰ろうと
乗ってきた自転車のところまで行ったら
隣にとめてあった自転車が倒れこんでて
ハンドルが自分の自転車の車輪のとこにガッチリはまってた。
足が痛いから引き抜くにもどうも力がはいらなくて取れなくて
半泣き状態だったところに坊主の男性が登場
「どうしたんだ」って
言い方は冷たいんだけど、本当にこちらのことを心配してるような声だった
破ァ!って掛け声をかけながら、その自転車をはなしてくれて、何度もお礼を言う自分に
「困った時はお互い様だからな」ってさっさと去っていった。

自分が自転車をはなそうとしていた時、何人も通り過ぎて行って
私もそれが普通だと思ってたし、自分でなんとかしようと思ってたし。
でも、助けてもらって嬉しかった。
本当ありがとうございました。

476:本当にあった怖い名無し
09/05/22 22:21:52 iCyZRZHS0
そんなことよりTです。皆聞け!
昨日、近所の廃墟に遊びに行ったんです。廃墟。
そしたらなんか霊能者がめちゃくちゃいっぱいで入れないんです。
で、よく見たらなんか立て札立ってて「幽霊いっぱい」とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、幽霊いっぱい如きで普段来てない廃墟に来てんじゃねーよ、ボケが。
幽霊いっぱいだよ、幽霊いっぱい。
なんか親子連れとかもいるし。一家4人で廃墟か。おめでてーな。
よーしパパコイツを除霊しちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、お札やるから遊園地のお化け屋敷に行ってろと。
廃墟ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
ローマのバチカンからやって来た神父といつ喧嘩が始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
で、やっと中に入れたらかと思ったら、隣の奴が、急々如律令、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、急々如律令なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、急々如律令、だ。
お前は本当に呪言を唱えられるのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、急々如律令って言いたいだけちゃうんかと。
廃墟通の俺から言わせてもらえば今、廃墟通の間での最新流行はやっぱり、
我が道!、これだね。
突撃!我が道!破ァッ!。これが通のやり方。
我が道!ってのは空気読まない。そん代わりボコボコにされる。これ。
で、それに突撃!破ァッ!。これ最強。
しかしこれをやると次から2ちゃんねらーにマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前らド素人は、寺生まれってすげーと思ってなさいってこった。

477:本当にあった怖い名無し
09/05/22 22:26:51 DxrAwv0p0
今日9800円で買ったイヤホンが壊れた
大音量でスリップノット(笑)聴いてたせいかいきなり途切れやがった
くそ。9800円もしたってのに。
俺は腹が立って45万円のプラズマテレビを座布団に叩きつけた
はっと我に返り、あわてて壊れていないか確認した
画面が映る。良かった。と思ったら音が出ない
くそ。45万円のプラズマテレビまで壊れてしまった 送料込みで47万円の損だ
それにしても今日は静かだな 気晴らしに散歩にでもいこうと思っていたら何やら背後に気配が
振り返るとそこには寺生まれで霊感の強いTさんが
「今お前の心に話しかけているちょっと待ってろ・・・」というと
「破ぁ!!!」と鼓膜が破裂しそうなくらいの大声を出した
するといきなり大音量で流れるSlipknotとテレビびっくりして戸惑っている俺にTさんは
「ピポイゴッッッシィ!!!11」と一通りヘッドバンキングしたら帰っていった
やっぱり寺生まれってスゴイ、改めてそう思った

478:本当にあった怖い名無し
09/05/22 22:43:09 zOjGEXe70
>>476
>ローマのバチカンからやって来た神父
アンデルセン神父様だな

479:本当にあった怖い名無し
09/05/22 23:08:41 ji5T7L/LO
>>350
T誕生秘話かよwwwww

480:本当にあった怖い名無し
09/05/23 00:47:59 uW0Ec2RkO
>>231
!! うそ!? Tさんのイメージが俺と全く一緒!!
絵うまいですね

481:本当にあった怖い名無し
09/05/23 13:42:58 nPjiLCPV0
同じ画像なりマークなりを
毎日見せることによって、
それがあっても、
それが目に付いてもおかしくない、
不自然ではない状態にすることは
洗脳の第一歩だよ。
仮に君の部屋の壁紙に
普通では視認できないメッセージが刷り込まれていたらどうする?
連日連夜、気づかれないように少しずつ少しずつメッセージを刷り込んでいくんだ。
時々、突然気分が悪くなったり、めまいがしたことはないか?
金縛りにあったことは?
お昼ごはんを食べたのを忘れたことは?
大きな都市が丸ごと停電する夢を見た経験は?
球形プラズマ、蜃気楼、観測気球、写真に撮るとしたらどれ?
マンテル・チャイルズ・ウィッティドその次は?
『アルミホイルで包まれた心臓は六角電波の影響を受けない』というフレーズ知ってる?
螺旋アダムスキー脊髄受信体って言葉に聞き覚えはある?
さっきからずっとあなたの後ろにいるのは誰?

「俺だ」
振り返るとそこには寺生まれで霊感の強いTさんが!
するといきなり「破ぁ!!!」と叫んだ!
粉みじんになっていくマンテルとチャイルズとウィテッドとその次!
「人の恐怖感に入り込んで自分の結界を広げていく小悪党め!!!」
部屋に響く断末魔が鳴り止んで、Tさんははにかみながら
「アルミホイルで心臓は包めない、覚えておくんだな。」
寺生まれってすごい、改めてそう思った

482:本当にあった怖い名無し
09/05/23 13:44:47 nPjiLCPV0
>>432の別ヴァージョンがあった

俺が小学生の頃の話。

俺が住んでいた町に廃墟があった。
2階建てのアパートみたいな建物で、壁がコンクリートでできていた。
ガラスがほとんど割れていて、壁も汚れてボロボロだったから、
地元の人間でも、あまりこの場所に近づくことはなかったらしい。
ある日俺は、友人と肝試しをすることになって、この廃墟に行くことにした。
まだ昼ぐらいだったから、建物の2階まで上がって建物を探索した。
そしたら並んでいる扉のひとつに、文字が書いてあるものがあった。
友人と近づいて確認してみると、扉の前に
「わたしは このさきの へやに いるよ」と書いてあった。
俺と友人は扉を開けて中に入り、先に進むことにした。
歩いて行くと分かれ道に突き当たって 、壁に
「わたしは ひだり に いるよ」と書いてあった。
少し怖くなったけれど、俺と友人はそのまま左に進むことにした。
すると両側に部屋があるところに突き当たって、壁に
「あたまは ひだり からだは みぎ」と書いてあった。
友人はこれを見た瞬間に、半狂乱になって逃げだした。
でも俺はその場所にとどまって、勇気を出して右の部屋に行くことにした。
部屋に入り進んでいくと、突き当たりの壁に
「わたしの からだは このしたにいるよ」
と書いてあった。下を見ると
「ひだりの へやから わたしの あたまが きてるよ うしろ みないでね」
俺は急いで、その部屋から出ようとした!
「破ぁ!!!」後ろから聞こえた怒号と断末魔!
振り返るとそこには寺生まれで霊感の強いTさんが!
「未練がましい女はもてないぜ、来世は幸せになれよ」
と言うと女の生首は一瞬悲しそうな顔をして消えていった
寺生まれってスゴイ、俺ははじめてそう思った

483:1/2
09/05/23 15:21:17 nPjiLCPV0
ガシャポンで、ボタンを押すと音が鳴るおもちゃがあるんだ。
サウンドロップって言うんだけど、それの萌シリーズってのがあって、
妹バージョンを持ってたんだ。
ボタン押すと「おにいちゃ~ん」て言ってくれるの。

8月初め、電池の消耗か接触不良かわからないけど、鳴らなくなった。
振ったりすると時々くぐもった声で「おぉぉにぃぃぃぢゅぁ~ん」と鳴る。

夜中にコンビニに行こうと何となくサウンドロップを持って行った。
振りまわしてると鳴るんで、自宅マンションのエレベータの中で振りまわしてたら
手が滑って天井の空調?のスリットに入ってしまい、取れなくなった。
俺は、壊れてるしまあいいかとほっといた。

何日かしてエレベーター乗ってたら「おぉぉにぃぃぃぢゅぁ~ん」って聞こえてきた。
俺うぉっ、鳴ってるよ、俺の萌ドロップスゲーとか思ってたんだ。

今現在、マンション中で大騒ぎになってる。
なんでも「おにいちゃ~ん」と物悲しい声が聞こえるんだと。
あのエレベーター付近で女の子の霊を見たって人も出てきた。
お祓いするとかの話まで出てきてる。

ごめんよごめんよ いまさら真実言えない
30過ぎの毒男が萌ドロップを持ち歩いていたなんて
騒ぎ知ってる人、近所の人ごめんなさい
俺どうしたらいいんだ orz

484:本当にあった怖い名無し
09/05/23 15:22:17 nPjiLCPV0
「じゃあ少し話に付き合え。」
そう言ったのは、いつの間にか側に立っていた寺生まれの霊感の強いTさんだ!
「お前があまりにもサウンドロップを愛用していたため、その妹の存在が幽体となって具現化してしまったんだ。」
ふと気配がして振り返るとなんとも可愛らしい女の子が!

「お兄ちゃん…会いたかったよ…。」
俺はもうなんて反応したらいいのか分からず、「えっ…!?えぇ!?」と驚くことしかできなかった。
しかも泣きついてきた為、わけもわからず、とりあえずそっと頭を撫でた。

そうしていたらTさんが唐突に俺に何かを投げてきた。
「サウンドロップ、取るの中々大変だった。次は大事に扱えよ。」
「じょ、除霊はしないんですか…?」と恐る恐る尋ねると…、
「除霊?今この場に居るのは俺とお前と、ずっとお前を探し続けていた一人の女の子だけだ。」
と言い残すと、回れ右をして颯爽と立ち去っていった。
俺が「…帰ろうか。」というと元気よく頷く俺の"妹"
寺生まれってスゴイ、俺は"妹"の手を握りながら改めてそう思った。

485:本当にあった怖い名無し
09/05/23 17:17:27 ln50tm5hO
>>481 が秀逸すぎるんだが
久々にワラタ

486:1/2
09/05/23 19:20:05 sTU4EEbA0
これは小さい頃、秋田にある祖母の実家に帰省した時の事である。
年に一度のお盆にしか訪れる事のない祖母の家に着いた僕は、早速大はしゃぎで兄と外に
遊びに行った。都会とは違い、空気が断然うまい。僕は、爽やかな風を浴びながら、兄と
田んぼの周りを駆け回った。
そして、日が登りきり、真昼に差し掛かった頃、ピタリと風か止んだ。と思ったら、気持
ち悪いぐらいの生緩い風が吹いてきた。僕は、『ただでさえ暑いのに、何でこんな暖かい
風が吹いてくるんだよ!』と、さっきの爽快感を奪われた事で少し機嫌悪そうに言い放った。
すると、兄は、さっきから別な方向を見ている。その方向には案山子(かかし)が
ある。『あの案山子がどうしたの?』と兄に聞くと、兄は『いや、その向こうだ』と
言って、ますます目を凝らして見ている。僕も気になり、田んぼのずっと向こうをジーッと
見た。すると、確かに見える。何だ…あれは。

遠くからだからよく分からないが、人ぐらいの大きさの白い物体が、くねくねと動いている。
しかも周りには田んぼがあるだけ。近くに人がいるわけでもない。僕は一瞬奇妙に感じたが、
ひとまずこう解釈した。
『あれ、新種の案山子(かかし)じゃない?きっと!今まで動く案山子なんか無かった
から、農家の人か誰かが考えたんだ!多分さっきから吹いてる風で動いてるんだよ!』
兄は、僕のズバリ的確な解釈に納得した表情だったが、その表情は一瞬で消えた。
風がピタリと止んだのだ。しかし例の白い物体は相変わらずくねくねと動いている。兄は
『おい…まだ動いてるぞ…あれは一体何なんだ?』と驚いた口調で言い、気になって
しょうがなかったのか、兄は家に戻り、双眼鏡を持って再び現場にきた。兄は、
少々ワクワクした様子で、『最初俺が見てみるから、お前は少し待ってろよー!』と言い、
はりきって双眼鏡を覗いた。

487:2/2
09/05/23 19:25:45 sTU4EEbA0
と、次の瞬間。
「下がってろ!」
振り返るとそこには寺生まれで霊感の強いTさんが!
そしてTさんは「破ぁ!!!」と叫んだ。
そして白い物体はそのまま無残に砕け散っていく!
そしてTさんは「あれは相当ヤバイ、見なくて良かったな。」
と言い残して華麗に去っていった。
寺生まれって凄い、僕と兄は改めてそう思った


488:本当にあった怖い名無し
09/05/23 19:43:14 nPjiLCPV0
俺にもやっと彼女が出来た
彼女は色白で背も低く病弱で、学校でもよく虐められていたそうだ
俺はそんな彼女の事を守ってあげたいと思い、告白し、付き合うことになった
付き合いだしてから1ヶ月後、彼女が初めて家に止まりに来た。
だが童貞で奥手な俺は彼女にキスすることすら出来ず、酒を飲むとそのままソファーで眠ってしまった
夜中に妙な音がしたので目が覚めた、誰かがブツブツ何か言ってる・・・
俺は彼女が電話しているのかと隣の部屋を覗き込んだ、するとそこには
恐ろしい顔をした彼女が「おうち、おうち、あたらしいおうち」と呟きながら自分の髪の毛を壁とタンスの隙間や
戸棚の下に押し込んでいる姿だった。
俺はあまりの恐怖に言葉を出すことも出来ずそのまま朝を迎えた。

何事も無かったかの様に眠る彼女・・・俺はどうしていいのか分からず
寺生まれで霊感の強い先輩のTさんに電話をし、ワケを話した
黙って俺の話を聞いたTさんは「よし、待ってろ、すぐ行く」と言ってくれた
俺は彼女に気付かれないようにこっそりTさんを上げると、彼女を見たTさんは「これは・・・」と呟き
「俺の後ろに下がってろ、絶対に前に来るな・・・」と言い彼女の前に立った
Tさんは何か呪文のようなものを唱え「破ぁ!!」と叫んだ
すると部屋中に仕組まれていたであろう髪の毛がいっせいに燃え上がり
彼女の髪の毛までもが燃え上がった!!
「姿を見せな・・・」Tさんがそういうと長かった彼女の髪の毛がバサリと抜け落ち、女の生首になった!
「こんな女の子に取り付いて、自分の結界を広げて他のかい、この小悪党め!!」
生首をガシリと掴むTさん次の瞬間生首は断末魔をあげながら燃え上がり、灰になって消えた。
しゃがみ込んだTさんは無残に抜け降ちた彼女の髪の毛に触れると「お前たち、元の場所に帰りな・・・」と優しく呟き
フワフワと浮かび上がった髪の毛は彼女の頭に生え移り、元どうりになった。

「二人に『カミ』のご加護がありますように」Tさんは笑いながらそう言って帰っていった。
寺生まれってスゴイ、改めてそう思った。

489:本当にあった怖い名無し
09/05/23 23:26:13 EM4TQrxyO
技術が足りなかった様子で少女は人一倍体が弱かった。生まれつき肌は白く瞳は真っ赤だった。
少女は2人の青年ともうひとりの少女と暮らしていた。他には誰も居なかった。
4人はきょうだいのように橙色の明かりの下で仲良く暮らしていた。
かれこれ6年続く雪のせいで外はかいがいの様。しかし皆で助け合いながら生きていけた。
ある時、青年のうち片方が異変に気付いた。かれは8日間外を見張りつづけた。
午後10時半。少女のうちもう片方、茶色の瞳を持つ彼女は動かなくなった。
彼女は優しい心の持ち主だった。皆が皆無色透明の涙を流した。
それから14時間後、もう片方の青年も異変に気付いた。しかしもう遅かった。
少女を残して青年は外へ出る決心をした。引き止める少女に、1回のキスと3回の抱擁をして、灰色の空の下に飛び出した。
0時を指す頃、青年は戻ってきた。しかしもう遅かった。少女は動かなくなっていた。外を見ると、真っ暗だった。雪は、ついに止んでいた。
その日から時計が壊れ、2倍の速さで針が回るようになった。黄色いひよこを模した、少女のお気に入りの可愛らしい時計だった。
あくる日の朝、数百年ぶりに暗褐色のTさんが姿を現した。
Tさんは時計に向かって手をかざし、破ぁと言うと時計は粉みじんに吹き飛んだ。
「危なかったな…こいつはあの少女の無念の仕業だろう。放っといたらエラい事になったぞ。
ちなみに俺はひよこより猫が好きだ」
そう言うとTさんは代わりに三毛猫を模した時計を置き、立ち去った。
寺生まれって凄い、青年は改めてそう思った。

490:本当にあった怖い名無し
09/05/24 00:59:32 amkcvctui
Tさんついにクロックアップまでも・・

491:本当にあった怖い名無し
09/05/24 12:23:58 OyRBku/A0
>>473

ある日、泣き声がしゃくに障ったので妹を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた

5年後、些細なけんかで友達を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた

10年後、酔った勢いで孕ませてしまった女を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた

15年後、嫌な上司を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた

20年後、介護が必要になった母が邪魔なので殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていなかった
次の日も、次の日も死体はそのままだった

「破ァー!」
Tさんの声が聞こえた。本当はわかっていた。全部Tさんが引き受けてくれていたのだ
俺はただ現実から逃げていただけだった。
「すまん、風邪をこじらせてしまって昨日は来れなかったんだ」
死体を消してくれたTさんに礼を言い俺は封筒に入った札束をTさんに渡した
決して安くはない金額だが金で済むならそれに越したことはない
こうでもしないと俺は刑務所に行かなきゃならないからだ
寺生まれでも結局は金次第なんだな、嬉しそうに札束を数えるTさんを見て俺はそう思った

492:本当にあった怖い名無し
09/05/24 12:35:31 drXa1MT00
>>491
おいTさん何やってるんだwww

493:本当にあった怖い名無し
09/05/24 15:23:36 5bFNO5jn0
ある夜のことでした。
会社員のAさんは残業で遅くなったのでタクシーをひろいました。
タクシーの中では運転手さんといろんな話で盛り上がっていました。
そして、タクシーは山の中の暗い道を通りかかりました。
脇にはうっそうとした森になっており、他の車はみあたりませんでした。
その時、タクシーの運転手は人が変わったように暗い顔をしてこう言いました。
「いいですか、ここでは絶対に車の窓側を見てはいけません。絶対ですよ・・」
Aさんは豹変した運転手に驚き、「はい・・」としか言えませんでした。
なおもタクシーは森の中を走ります。
しかし、おかしいなと思ったAさんはこう聞きました。
「なぜ見てはいけないのですか?」
でも、運転手に反応は無く何も言いません。
Aさんはだんだん怖くなってきました。
その時でした。
見るなといわれていた窓側から「破ぁっ!」と言う声が聞こえます。
なんだと思ってAさんは窓側を見てしまいました。
すると、窓にぬ~っと笑顔を浮かべた男の形相が現われてAさんの顔を見てこう言ったそうです。
「危ないところだったな」
そこからAさんの記憶はないそうです。
何年か前、その山道でタクシーが自損事故を起こし、そのタクシーの運転手が亡くなられたそうです。
そして、そのタクシーの運転手は毎晩毎晩そこを通って、あの世への道連れを探しているそうです。

494:本当にあった怖い名無し
09/05/24 15:40:50 5bFNO5jn0
ラジオで聞いた、あるカメラマンの話。

ある雪山に助手と撮影に行った。雑誌の仕事だった。
撮影何日か目に助手が怪我をした。
まだ予定枚数撮れてないので、雪山を降りる事は出来ず撮影続行。
助手の怪我は悪化し、何日後かに助手は死亡。
それでも仕事を終えてなかったので山を降りる事が出来ず
泊まっていた山小屋の側に助手を埋め、一人で撮影を続けた。
朝、カメラマンが目を覚ますと何故か助手の死体が横にある。
「埋めたはずなのにな...」とまた助手の死体を埋めて撮影へ。
これが何日も続くので、さすがにおかしいと思い、最終日
自分の寝姿が写る位置で連続写真が撮れるカメラを設置し、寝た。
次の朝、やはり助手の死体は自分の横にあった。そして下山した。
会社に戻ったカメラマンは、昨夜山小屋に設置したカメラのフィルムを
自分で現像した。 そこに写っていたのは、
掘り返した助手の死体を担ぎ、 自分の横に置く、
寺生まれで霊感の強いTさんの姿だった。

495:本当にあった怖い名無し
09/05/24 15:58:47 wjtfI+cvO
掘り返すなwww

496:本当にあった怖い名無し
09/05/24 16:08:05 wz2qGh500
>>494
Tさん自由人すぎるw

497:本当にあった怖い名無し
09/05/24 16:42:57 Abe7r4s7O
落ち読めてても吹くわw


498:本当にあった怖い名無し
09/05/24 19:27:08 dTEZfz0uO
358 名前:T[sage] 投稿日:2006/08/14(月) 15:48:55 ID:O2Q5Lui70
中学時代のパソコンの授業でインターネットを使った時
みんなが自分の好きな漫画や野球のページを見てる時に
自分だけこれみよがしにオカ板につないでブラクラとかを周りに見せてたこと
しかも「このページって何?」って聞かれた時に「ヤバイ奴らの集会所みたいなもん」とか答えたこと
さらに友達にオカ板への行きかたを教えるためにヤフーでオカルト板って検索させて
でてきたリンクをクリックしてオカ板のトップページが表示された瞬間に
そいつの耳元で「破ァっ」ってささやいたこと


499:本当にあった怖い名無し
09/05/24 21:00:34 ydg8t2JD0
>>485
簡潔で綺麗なまとめ方が
実に初期のTさんっぽいな

500:本当にあった怖い名無し
09/05/24 21:32:50 VuoosxaH0
500は貰った!!破ァ!


501:本当にあった怖い名無し
09/05/24 23:00:38 abnuYjPBO
目指せ1000 破ぁ~(・ω・`)

502:本当にあった怖い名無し
09/05/24 23:37:48 RsfAkXPLO
>>494
なんの嫌がらせだwww

503:本当にあった怖い名無し
09/05/25 01:10:05 RKqD23Tn0
>>502
遺体を埋葬するには死亡診断書が必要で、日本で唯一死亡の診断が下せる職業は医者のみである
死亡診断書無しでは一部の例外を除いては勝手に埋葬した場合は違法行為となる
だからTさんはそのカメラマンに犯罪行為を犯させないように冬山の深夜遅くに「破ぁ破ぁ」と息を切らせながら死体を掘り返していたんだよ、きっと

504:本当にあった怖い名無し
09/05/25 01:12:25 Ynedj5oMP
>>503
感動した。

505:本当にあった怖い名無し
09/05/25 01:12:40 L5Ds6laIO
>>503
ちくしょー「へ~なるほどね」と感心するべきか
「誰がうまいこと(ry)」と突っ込むべきか


506:本当にあった怖い名無し
09/05/25 01:27:50 E8sZpPZQ0
人が死んだのにかまわず自分の仕事やってるやつ。
その死体を掘り返すやつ。
常識では理解できないところがオカルト。

507:本当にあった怖い名無し
09/05/25 04:35:30 hEFNNZDP0
>>1
naze Doraemon?


508:本当にあった怖い名無し
09/05/25 04:50:43 IsoooYWTO
人が死んだのに泣くし事かできない奴。
その遺体から何も読み取る事ができない奴。
常識を死にあてはめるところがオカルト!

509:本当にあった怖い名無し
09/05/25 09:05:15 B+jx92fvO
雪山で死亡は「一部の例外」になりそうな気もする

510:本当にあった怖い名無し
09/05/25 12:16:35 L5Ds6laIO
元ネタわからんけど、
悪化したら死ぬような怪我してんのに
仕事終わってないからって助けも呼ばずにほっとくのはおかしいだろ


511:本当にあった怖い名無し
09/05/25 13:21:03 pBlw7rfOO
雪山から怪我人背負って降りてくるとか
不可能な気がするけど
そもそもそのまま人里に出れる山なのか分からないし


512:本当にあった怖い名無し
09/05/25 14:53:36 xSiZEpiZ0
やっぱ、理にかなってない話は、そっちに注意がいってしまってしょうがない。

513:本当にあった怖い名無し
09/05/25 15:25:15 L5Ds6laIO
まあ一番理にかなってないのはTさんなんだが

514:本当にあった怖い名無し
09/05/25 15:34:21 hHW5pNGoO
墓場まで持っていくつもりだった話より

今日がおばあちゃんの命日だと思い出したので、久々に墓参りに行こうと思った。
そんなに遠くないし、いい天気で暖かかったので歩いて向かった。
途中のコンビニで供え物におばあちゃんの好物だったポカリスエットを買った。
しばらく歩いてたんだけど、すごくのどが渇いて我慢できなくなったので
思わずその場でポカリスエットを一気に飲みほそうとしたその時、
「そこまでだ!!」
声のしたほうを見るとそこには寺生まれで霊感の強いTさんが。
「破ァ!!」という気合いとともに放たれた青白い光弾は
俺の持っていたポカリスエットのペットボトルに命中し、ペットボトルは粉々に砕け散った。
「やれやれ、大切なお供え物をうっかり飲んでしまうところだったな」と言い放つTさん。
俺が買った物なんだから俺の勝手にさせろよ、と言い返そうかとも思ったが
俺自身に破ァされたらこわいので黙っていた。
Tさんはペットボトルの破片に少しだけ溜まったポカリスエットをすすっていた。
そんなに飲みたかったなら、言ってくれればあげたのに。
寺生まれってときどきイミフだ。改めてそう思った。

515:本当にあった怖い名無し
09/05/25 16:02:15 tmkgiv480
6年前、歌舞伎町 俺:霊感なし 彼女:あるらしい

部屋入った瞬間それまでテンション高かった彼女が無言
「またなんか幽霊いるとか言い出すのかよ!?」とちょっと不機嫌になりつつ入室。
それを察したのか元のテンションに戻り1時間程カラオケしたりゲームしたりで経過。

じゃそろそろ風呂でも入るかと湯を張りにバスルームへ向かおうとしたら
彼女が「今日はお風呂なしでいいや~」と今思えば不自然に明るく言う。
「ん?なんで?ちと酔い覚ましたいから俺は入るよ」とあまり気にもとめないでバスルームへ向かう

でバスルームのドア(ラブホによくあるあの半透明スリガラスタイプ)に近づいた瞬間
スリガラス越しになんか黒いものが横切る。「ん?何?」と思いつつドアに手を掛けたら
スリガラスの下半分に明らかに人だと認識できる物がいる。

なんかこう寺生まれで霊感が強いTさんが裸で体育座りしてる感じ。 思わず「うぉぉ!」と叫ぶも
「ここで引いたら男が廃る」「このまま戻ったらかっこ悪い」と思いそのまま勢いよく開け放った。
が、当然誰もいない。恐る恐る中に入り蛇口をひねり速攻で出る。

なぜか得意げに彼女の元へ戻ると半べそ状態。
詳しく状況を聞くと部屋に入った時からずっとバスルームに「Tさん」がいたらしい
バスルーム全体もスリガラス状になっていてバスタブとバスルーム入り口付近を行ったり来たりしていたのをずっと見ていた模様
で俺がドアを開けたら消えたんで緊張が解けて泣けてきたらしい

結局、金も無いしどのホテルも満室だろうって事で普通に朝まで過ごす
たださすがに風呂は入る気にはなれんかった

516:本当にあった怖い名無し
09/05/25 16:25:11 tmkgiv480
ある地方の女子大生が東京の大学に進学が決まり、
東京に一人暮らしする事になりました。
とあるマンションで生活を始めているうちに、
ある日部屋に小さな穴があいているのに気づきました。
その穴は隣の部屋に続いていて、何だろうと覗き込みました。

すると、穴の向こうは真っ赤でした。
隣の部屋は赤い壁紙なのかな、と思いつつ次の日も、次の日も
その女子大生は小さな穴をのぞいていました。
いつ見ても赤かったので、隣の部屋が気になった女子大生は

マンションの大家さんに聞いてみることにしました。
「私の隣の部屋にはどういう人が住んでいるんですか?」
すると大家さんは答えました。

「あなたの隣の部屋には寺生まれで霊感が強い人が住んでいますよ。」

517:本当にあった怖い名無し
09/05/25 18:03:07 xSiZEpiZ0
>>514
バカヤロウ! 麦茶吹いたじゃね-か!www

518:本当にあった怖い名無し
09/05/25 19:41:08 MbIfnBG7O
>>503
やっぱりTさんはいい人だな。

ところでTさんに妹が居るって知ってた?

519:本当にあった怖い名無し
09/05/25 19:51:47 ZhUm2D2N0
>>516
イミフすぎて笑ったw

520:本当にあった怖い名無し
09/05/25 20:06:51 L5Ds6laIO
>>515
うーん新しい形だ

521:本当にあった怖い名無し
09/05/25 20:24:21 HLjXlVe30
>>519
Tさんはずーっと女子大生の部屋を覗いているってことだよ
破ァ破ァ言いながら

522:本当にあった怖い名無し
09/05/25 20:30:45 E+DiRIPS0
>>521
Tさんがそんなすけべえなことするわけないだろ
たぶん、その女子大生の部屋には悪霊が棲み付いていて
悪霊が女子大生に悪さをしないようにTさんが破ァ破ァ言いながら監視しているんだよ

523:本当にあった怖い名無し
09/05/25 22:32:11 0RzFAAyFO
これは…供え物にポカリを持っていく>>514に突っ込むべきなのでは?
Tさんの話はそれからだ

524:本当にあった怖い名無し
09/05/25 22:38:13 oVSCUlEt0
ここはTさんのスレなんだから、コピペ元の話に突っ込むのはスレ違いだと思うぞ

525:本当にあった怖い名無し
09/05/26 00:22:41 Z7WRCMSCO
寺生まれのTちゃんなら友達にいる

526:本当にあった怖い名無し
09/05/26 01:16:59 5zRzlue7O
寺生まれじゃなくて霊感の無いYさんが知り合いにいるんだけど…

527:本当にあった怖い名無し
09/05/26 01:42:49 zX3o5V+x0
プロデューサーのTなら知ってる

528:本当にあった怖い名無し
09/05/26 01:47:34 IYKQdVyw0
料理研究家で台湾料理の程さんなら

529:本当にあった怖い名無し
09/05/26 06:58:00 j+QBsKbmO


530:本当にあった怖い名無し
09/05/26 08:08:13 HvTFA4su0


531:本当にあった怖い名無し
09/05/26 09:48:51 0pq7WtalO


532:本当にあった怖い名無し
09/05/26 10:01:24 RXuAwSLuO


533:本当にあった怖い名無し
09/05/26 10:03:21 k2f9DaRqO


534:本当にあった怖い名無し
09/05/26 10:59:18 J+HpQqkd0


535:本当にあった怖い名無し
09/05/26 11:17:02 FdNjiCJi0


536:本当にあった怖い名無し
09/05/26 12:26:54 Aq5uK3CtO


537:本当にあった怖い名無し
09/05/26 12:44:26 pvxrJa0XO


538:本当にあった怖い名無し
09/05/26 13:40:30 IG1GyareO


539:本当にあった怖い名無し
09/05/26 13:49:23 vqiN0rVLO


540:本当にあった怖い名無し
09/05/26 14:17:34 UyaVcKcc0
ほんとにずるい女郎部屋ってなんぞや

541:本当にあった怖い名無し
09/05/26 16:05:41 JSX2xbWg0
もう5年くらい前の話です
週末の深夜になると仲間で車で集まっては夜明けまで峠を流したり騒いだりしてた頃がありまして
その夜も峠でドリフトの真似事とかしてたんですね
助手席には先輩乗っけててお互いの運転でおおげさな悲鳴あげたり馬鹿笑いしたりして
そのうち仲間ともちりぢりになり、そろそろ疲れたし帰って寝よう、と
俺の運転で帰路についた・・と思ったのですがどこかの私道に入り込んでしまったらしく、気が付くと
両側とも木々が生い茂る狭い道をガタゴトと走っていたんですが
すぐバックで引き返せばすむ事を、面白がって「いくとこまでいこう!」と笑いながらその道を走り続けたんです


だんだん霧が深くなってきて、あ、こりゃ廃道だったらヤバいな、と
二人とも無口になってきたところで、少し道が舗装されて広いところにたんですね
見ると まばらに民家とか見えてきて、ああ、小さな村だなと気づきました

542:本当にあった怖い名無し
09/05/26 16:12:06 JSX2xbWg0
・・さすがに深夜だからか、どの家も明かりも外灯もついておらず「廃村じゃねえの?」と先輩がつぶやいたときです
車をとめた道の先から、だれか走ってくる!
先輩も俺も息をのんで20メートルくらい先をみつめました
どんどんちかづいてくる、それは男で、上半身裸で、両手を振り回して、なにかを叫んでいる・・ 血だらけで!

「・・・た・すけ・・た・・すけて・・  たす・・けて・・」

恐ろしいけれどあんな怪我人を見捨てるわけにいかない、そう思い車のドアを開けた時
男の言葉がはっきりと聞き取れた。

 「た す け て や ら な い  」


543:本当にあった怖い名無し
09/05/26 16:28:02 JSX2xbWg0
驚いた俺たちはドアを閉め、逃げだそうとすもなぜかギアが入らない。
男は煉瓦を振りかざし今にも割ろうとしている。 その時だ。

「俺が助けてやる!」

勇ましい叫び声とともに一人の若い男性が現れたのだ。
この人が頼りになるともっぱら評判のあの人に違いない!
既に俺の心は恐怖感よりも、生で「あの人」を見れた喜びと期待感でいっぱいになっていた。

「WRYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!」

彼のそのかけ声と同時に空から乳白色の十字架が降り注ぎ、血まみれ男を切り裂いた!
やっぱりだ!やっぱり教会生まれのKさんだ!


544:本当にあった怖い名無し
09/05/26 16:39:11 8CPSZ2zL0
工エエェェ(´д`)ェェエエ工

教会生まれのKさんてこんなん?→(゚ν゚)ニホンゴムズカスィネー

545:本当にあった怖い名無し
09/05/26 16:46:08 YImpFXeO0
Meがタスケてあげーるネー
シンパイしなくてもモウマンタイねー

546:本当にあった怖い名無し
09/05/26 16:47:05 nPNsOrL40
TさんvsKさんの展開ですかw

547:本当にあった怖い名無し
09/05/26 16:59:29 YImpFXeO0
マジレスすっと、教会は霊魂の存在を認めていないので
Kさんからしてみれば全て悪魔の仕業ということになるよ

548:本当にあった怖い名無し
09/05/26 17:37:24 kWvW82AV0
ある日、私は森に迷ってしまった。
夜になりお腹も減ってきた。
そんな中、一軒のお店を見つけた。
「ここはとあるレストラン」
変な名前の店だ。
私は人気メニューの「ナポリタン」を注文する。
数分後、ナポリタンがくる。私は食べる。
・・・なんか変だ。しょっぱい。変にしょっぱい。頭が痛い。
私は苦情を言った。
店長:「すいません作り直します。御代も結構です。」
数分後、ナポリタンがくる。
すると突然「破ぁ!」という凄まじい怒号が!振り返るとそこには寺生まれで霊感の強いTさんがいた
そしてTさんは再び「破ぁ!」と叫んだ
すると、運ばれてきたナポリタンと店長は砕け散ってしまったではないか。
「ふぅ、間に合ってよかったぜ、食わなくて良かったな」
寺生まれって凄い、私は改めてそう思った。

追伸:その後、Tさんと共に旨いスパゲッティの店に行った。 
   その店の人気メニューはもちろんナポリタン

549:本当にあった怖い名無し
09/05/26 19:26:45 2O8cQmhtO
何かTさん話劣化してきてね、初期の頃の凄さが無くなった

怖い話でワンクッション置いてから出さないと
最近、ただの変態化してきてるw


そういや犬の話が無いな

550:本当にあった怖い名無し
09/05/26 19:36:05 1RuRTIbD0
父親「ホラ、ママにプレゼントあげなきゃ」
息子「ママ、ぼくホットケーキ作ってきたの」
母親「まぁ!お兄さんになったわねぇ…美味しいわぁ。早く元気になるからね」
息子「お病気治ったら遊園地行こうねママ」
母親「ありがとう…ほんっとにおいしい…ママも早く退院できるように
山岡「やれやれ、こんなホットケーキをうまいと言っているようじゃ、
   ほんとに治るかどうか怪しいもんだ」
父親「な、何だあんたは!息子がせっかく…」
山岡「明日もう一度この病室に来てください
   こんな子供が作ったようなホットケーキよりずっとうまいホットケーキを
   ご覧に入れますよ」
T「破破破ァっ!そいつは楽しみだな」

551:本当にあった怖い名無し
09/05/26 21:29:09 HvTFA4su0
>>550
な に や ら わ か ら ん

菜っ葉以降の、中学や高校の話がほしいなあ。

552:本当にあった怖い名無し
09/05/26 21:45:02 zTFXpKo9O
>>550ここ何板か知ってる?
おまけに至高デレ出さないとか何考えてんだ

553:本当にあった怖い名無し
09/05/26 22:12:22 pvxrJa0XO
中学生Tくんは>>498
…と思ったが全然除霊してないな


554:1/2
09/05/26 22:14:11 00FX2c+c0
その日僕は、きつい部活のあとで、とてもおなかが空いていました。
家に帰ると、実家の祖父が急病で出かける旨の書置きがあり、両親は不在とのこと。
仕方なく僕は書置きと一緒に置いてあったお金を持ち、近所のコンビニへ行きました。

簡単におにぎりで済まそうと思い、棚を物色してみると
おかしなおにぎりが一つあるのに気がつきました。
ラベルが貼られていないおにぎりです。
店員に聞くと、「製造側でのミスだろう、返品するので預かる」ということでした。
しかし僕はそのラベルの貼られていないおにぎりが、どうしても欲しくなったんです。
バーコードがないので売れない、言う店員を相手に
シャケの棚に並んでいたのだからシャケでしょう、
親に頼まれてシャケが2つ欲しい などと口実をいい、まんまと購入しました。

さて家に帰ってきた僕は、まず普通のおにぎりをたいらげました。
空腹が満たされて満足したところで、ふと
1つ残されたあのラベルのないおにぎりを手にとってみました。
何気なく見ていただけなのですが、不思議とよだれが出てきたのです。
それも、滝のような…といっては大げさかもしれませんが
口から溢れそうなほどで、何度も飲み込みました
食べたい。どうしてもこのおにぎりを食べたい。
大きく噛み付いて、中身をむしゃむしゃむしゃむしゃしたい。
海苔と米と中身を一緒にグッチャグチャに噛んで噛んで噛んで、
トロトロにやわらかくしたら思いっきり喉を鳴らして飲み込む。
あああ、美味そうだ!

555:2/2
09/05/26 22:14:54 00FX2c+c0
たまらずにビニールを剥がそうとしたときに、ビニールの端っこに
とても小さくで何かが書いてあることに気がつきました。
よく見るとそれは青い文字で、 “コビト” と書かれていました。

「そいつを食べるな!」
叫ばれて後ろを振り返ると、そこに居たのは寺生まれで霊感の強いTさんでした。
「食べた人を次の具の標的にしょうという姑息な真似は許さん!破ぁ!!」
Tさんが突き出した手から青白い閃光が飛び出しかと思うとそれがおにぎりに当たり、一瞬にして燃え尽きました。
「もう“コビト”を食べようとすることがないよう、“コッビトク”叱らないといけないか?」
そうニヤリと笑うと、入ってきたときと同じように窓から出て行きました。
寺生まれってスゴイ、改めてそう思いました。

556:1/2
09/05/27 00:27:16 Xh0DH7bWO
中学の頃、カッコいいと思って、怪我もして無いのに腕に包帯巻いて、突然腕を押さえて
「っぐわ!…くそ!…また暴れだしやがった…」
とか言いながら息をを荒げて
「奴等がまた近づいて来たみたいだな…」なんて言ってた
クラスメイトに「何してんの?」と聞かれると
「っふ…邪気眼を持たぬ物にはわからんだろう…」
と言いながら人気の無いところに消えていく
テスト中、静まり返った教室の中で
「うっ…こんな時にまで…しつこい奴等だ」
と言って教室飛び出した

柔道の授業で試合してて腕を痛そうに押さえ相手に
「が・・・あ・・・離れろ・・・死にたくなかったら早く俺から離れろ!!」
とかもやった体育の先生も俺がどういう生徒が知ってたらしくその試合はノーコンテストで終了

毎日こんな感じだった

557:2/2
09/05/27 00:29:27 Xh0DH7bWO
でも、やっぱりそんな痛いキャラだとヤンキーグループに
「邪気眼見せろよ!邪気眼!」とか言われても
「…ふん…小うるさい奴等だ…失せな」とか言ってヤンキーたちを逆上させてスリーパーホールドくらったりしてた、
その時は何時も腕を痛がる動作で「貴様ら…許さん…」って一瞬何かが取り憑いたふりして
「っは…し、静まれ…俺の腕よ…怒りを静めろ!!」と言って腕を思いっきり押さえていた
そうやって時間稼ぎして休み時間が終わるのを待った、その時

「破ァ!!」

という声とともに眩い光弾が飛んできた。そして、一瞬でヤンキーたちは砕け散った
光弾が飛んできた先を見ると隣のクラスのTが居た…後にクラスの奴から聞いたが、実家は寺らしい
「…邪気眼弐式封印と参式封印の複合型か…懐かしいな…小学校の時、親父に一通り叩き込まれたよ…」
と俺の腕の包帯を見て、ワケの分からんこと言い、再び「破ァ!」と叫んだ
すると包帯は光輝き、腕から解き放たれ、天へ登っていった…
「誰だが知らんが、生兵法は怪我の元だぜ?今度から気を付けるんだな…」
そう言って去って行ったTの腕には古びた包帯とともに夥しい数の札が貼り付いていた…
寺育ちの凄まじさを、俺はその時初めて知った…

次の時間、俺は進路希望調査用紙に「寺育ちの漢」と迷わず書いた

558:本当にあった怖い名無し
09/05/27 00:35:10 Xh0DH7bWO
×寺育ち→○寺生まれ

だった('A`)

やれやれ俺もまだまだ未熟だな

559:本当にあった怖い名無し
09/05/27 01:05:15 T1QgK+cXO
>>558
乙!

邪気眼にTさんを絡めるとはww

560:本当にあった怖い名無し
09/05/27 01:49:05 FdNr9FhBO
Tさん…燻し銀だぜっ!!

561:本当にあった怖い名無し
09/05/27 01:57:31 BK+eO9Qd0
うる星やつらのあたるが似たような事やってたな

562:本当にあった怖い名無し
09/05/27 04:05:05 IIV43Lqn0
あれはジャリテンが食いついてただろ、一応w

563:本当にあった怖い名無し
09/05/27 11:12:51 466poFs+O
なに、うる星やつらに破ァが出て来るとな?

564:本当にあった怖い名無し
09/05/27 22:52:28 YxskpTiE0
それは神社生まれのSさんでは

565:本当にあった怖い名無し
09/05/27 22:54:44 Xh0DH7bWO
神社生まれはJさんじゃ

566:本当にあった怖い名無し
09/05/28 00:31:46 FF/ID7VB0
牛丼屋「はらたま」

567:1/2
09/05/28 01:27:42 FF/ID7VB0
ちょっとスレ違いかもしれないけど聞いてほしい。
昨日の夜、会社からの帰り、
人通りどころか街灯すらほとんどないようないかにもな道を歩いてたんだ。
その道を通ると普通に変えるより8分ばかり早く帰れるんだ。
残業で日付変わってたし、できるだけ早く帰ってとっとと眠りたくて。
で、その道沿いに空き地があるんだ。そこをちょうど通りかかった時。
白 い ワ ン ピ ー ス の 女 性 が !!!
まあ、踊ってたよね。薄笑いを浮かべて踊ってたんだよ。
もう、そんなん見たら泣くじゃないですか、怖いじゃないですか。
驚きすぎて凍結した道に滑って転んだら、その女がこっちに近づいてきたんだ。
もう、そんなんなったらパニックになるじゃないですか。
で、とっさに頭をよぎったのはこのスレの「は、か、た、のーしお!」って雪投げる話。
あったよね、そんなの。
これだ!と思ってとっさに身を乗り出して雪を掴んで投げつけましたよ。
「あああううう、はあ、はっはかたのしおおおおおああああ!!」
みたいな感じだったね。もう、リズム取れてないし、ひどかった

568:2/2
09/05/28 01:28:46 FF/ID7VB0
「発音が悪い!」
叫ばれて後ろを振り返ると、そこに居たのは寺生まれで霊感の強いTさんでした。
「いいか、見ていろ、こうやるんだ!」
大きく深呼吸し「破ぁ! かぁ たぁ のぉ~しお!」と叫ぶと同時にTさんが手に持った雪玉を女性に投げつける。
そして投げつけられた雪に呆然とする女性、どうしていいか分からず固まる私。

まあ、劇団員?自作映画?の撮影中だったらしいんだ。
見えないところにカメラもった人が二人いてね。
すごい気まずかった。もう死にたかった。ありえない叫び声出したし。
んぎええええって言ってたもん。
しかもいつの間にかTさんはいなくなってたし。

なんか自分の心にしまっておくには痛すぎるので、書いてみました。
びっくりするほどユートピアとか、
Tさん、くれぐれも相手が幽霊だと確信してからやるといいと思います。
はあ・・・・・。

569:本当にあった怖い名無し
09/05/28 01:38:42 1ONt/flXO
最近Tさん不調じゃないかw

570:本当にあった怖い名無し
09/05/28 02:27:44 8kadfbmFO
嫌だなあ。
今日は大嫌いな運動会。
雨が降りますようにってお願いしたけど、ダメだった。
休みたいなあ……そうだ!風邪を引いたことにしよう!

パパに熱を計りなさいって言われちゃった…。
どうしよう…あ、そうだ!!
体温計、体温計…あった。…ウチの体温計は古いなあ。
えーと…あ、調度いいやコレ使っちゃお…
どれ位かな………あっ!!ヤバッ…



はあ…娘には全く困った物だ。
いくら運動会が嫌だからと言っても、仮病で休もうとするなんて。
熱を計るように促したら、暫くして「体温計が壊れた」と言う。
なんて事だ。体温計を壊して熱が計れないようにしたのか?
とは言え、心なしか顔色が悪い様だったので、大事を取り妻に病院へ連れて行かせた。

ああ…せっかく熱々に入れたお茶が冷めてしまった。
温くなったせいか味が良くない。
本当に困った娘だ。

571:本当にあった怖い名無し
09/05/28 02:33:30 8kadfbmFO
そう一人ごちて二口目を啜ると、チャイムが鳴った、来客だ。すぐに腰をあげようとした私だったが、少々様子がおかしい。
そのお客、何度も何度も我が家のチャイムを鳴らしているだけではなく、玄関のドアを乱暴に叩き続けているのだ。良く聞き取れないが、大声で何か喚いている。
あまりの無遠慮さに茶碗を片手に固まる私だったが、それはあまり長くは続かなかった。
その代わりに、何やら青白い光が玄関の外から漏れ出す。
そして

「破ァ!!!!!」
という怒号と共に、その光が玄関のドアを突き抜け、私を直撃した。
するとどうしたことか、光に包まれた私の口から黒い蒸気が飛び出し、光と共に天へと昇っていくではないか。

ズンと音をたてて倒れる我が家の玄関ドア。その向こうには、寺生まれのTさんがいた。

「手荒になったのは謝ろう、緊急だったのでな。娘さんを大切にしろよ」

そして、彼が再び「破ァ!!!」と叫ぶと、玄関のドアが起き上がり、元通り留め具に溶接された。

Tさんは、そのままどこかへ行ってしまったようだ。
いったいTさんは何をしたのだろう?
お茶でも飲んで落ち着こうとしたが、何故か茶碗の中身は消えて無くなっていた。
改めてお茶を煎れ直すと、全ての茶葉が立った。
寺生まれはスゴいと思った。

572:本当にあった怖い名無し
09/05/28 11:53:52 PgnAm2ep0
流れをブッタ切って、子供の頃 書道教室の先生から聞いた話を投下してみます。。

 先生の実家は お寺だったそうで、この話は先生が子供の頃の真夜中の出来事です。
 布団の中で不意に目が覚めてしまった先生は、玄関の戸がガラガラガラっと開く音を聞きました。
(こんな夜中に誰が?)っと
 不審に思っていると、何者かが廊下をゆっくり歩いて来る音が聞こえます。
(あれ?誰か出かけていたのかなぁ?お父さんかな?)等と 
あまり気にせず寝ようとしていると、先生の部屋の前で、その足音が止まりました。
(ん?)っと襖に意識を向けていると、襖の向こうから

「こんな時間に失礼いたします。私は××町の○○ △子と申します。
 突然ではございますが、明日 私の通夜をお願いいたします。
 息子達の負担になるのも心苦しいので、戒名は普通のもので・・・」っと話してきたので、
 先生は何か呪文のようなものを唱え「破ぁ!!」と叫びました。
 するとその人影をしたものは愚か、襖さえ粉々になっていました。

 寺生まれでも寝起きは不機嫌なんだ、改めてそう思いました。

573:本当にあった怖い名無し
09/05/28 12:14:40 PgnAm2ep0
中1のある日、寺生まれで零間が強いTさんの自転車を借りて坂を下ってたら
実はブレーキがすごく甘くなってて、

ブレーキしてもどんどんスピードが上がっていって
靴のつま先で無理やりブレーキさせても靴が磨り減るだけで

仕方なく路肩の植木に身を投げたら擦り傷いっぱいでスカート破けて
そのままボロボロの格好で泣きながら家に帰ったら
母がいきなり

「誰にやられたの!」

と聞いて来たのでは私はTさんの自転車で…と言うつもりが
泣きじゃくってるせいでうまくいえず

「寺生まれの…Tさん…」

と呟いたら母は突然倒れてそのまま気絶してしまいました。

574:本当にあった怖い名無し
09/05/28 12:17:21 6LSCOeSl0
この間風邪をこじらせ、会社を早退した
一晩寝たら治ると思ってたが、次の日目が覚めたら体が動かなかった
枕もとのポカリ飲むのがやっとで、マジで這う事も出来ない
鞄の中で携帯が鳴ってても、そこまでたどり着けない
その内目の前が真っ白になってきて、あーこれヤバいと思いつつ意識が飛んだ

そしたら思いっきり鼻を噛まれて目が覚めた
忘れてたんだが俺は一人暮らしで、猫(メス・推定5歳)と住んでいる
不規則な仕事なんでこいつのメシと水は、
三日分くらいストック出来る自動給餌機使ってるんだが、
起こしに来たって事はメシが無くなったって事だ。それにトイレ掃除もしてない

これはいかん、と思って死に物狂いで布団から這い出した
時々ふっと意識が途切れたが、その度猫に噛まれて覚醒
何とか部屋の真ん中まで来たところでまた携帯が鳴った
必死で出たら会社の同僚だった
何か言ってるが、全然頭に入ってこない
とにかく体が動かない事を伝えた所で本当に意識が飛んだ

次にハッキリ目が覚めたら病院にいた
医者の話を聞いて驚いたんだが、
俺は過労と栄養失調から風邪がこじれて肺炎になりかけていたらしい
ついでに早退した次の日と思ってたら、既に三日経っていた
熱で意識がぶっ飛んでいたらしい
同僚が来て救急車を呼んでくれなかったら、本当に死んでいたそうだ

575:本当にあった怖い名無し
09/05/28 12:18:02 6LSCOeSl0
付き添っていてくれた同僚に礼を言った後、猫の世話を頼んだ
迷惑とは思うが、メシと水とトイレの始末してもらえば後は何とかなるから
そう言ったら、同僚がちょっと変な顔をした
「いや、猫いなかったぞ?つーか、猫の物なんか無かったぞ」
覚えてないが救急車で運ばれる前、俺はずーっと猫の事を言い続けていたそうだ
だから世話をしようとしてくれたそうだが、
猫もいなければ給餌機もトイレも見当たらなかったらしい
「仕方ないから、コンビニで猫缶買って開けてきたけどさ」

そんな訳無いだろ、と言い掛けてぞっとした
何で忘れてたのか分からんが、猫はもういなかった
3月の頭に車に轢かれて死んで、あいつの使っていたも物全部処分した
その事言ったら、今度は同僚が青くなった
俺が電話に出た後ろで、猫がでかい声で鳴いていたそうだ

その話をしてたとき、病室のドアがあいて、猫を抱いた男が入ってきた
寺生まれのTさんだ
「こいつがすごく心配してたぞ。お前のこと助けてくれってな
だけどもうお別れだ。なに、心配ない。ちゃんと行くべきところに行くさ」
そう言ったTさんはあいつを放り投げ、その瞬間、手を突き出した
「破ぁっ!!」
あいつは光る球体になり、静かに消えていった
消える間際、俺にはにゃあと鳴く声がはっきり聞こえた

寺生まれってすごいと思いつつ、俺は涙がとまらなかった
俺は今朝退院して所だが、連休に入ったら墓参りに行く事にした

576:本当にあった怖い名無し
09/05/28 13:24:28 8kadfbmFO
>>571茶碗→湯のみ
破ァされたい。。。

577:1/2
09/05/28 14:16:26 Gz2RLI/JO
かなり昔のことだが、ある郊外の小さな村にある老夫婦が住んでいた
老夫婦は円満で家事も分担し、互いに支えあい生活していた
ある日、旦那は山へ芝を刈りに行き、妻は川へ洗濯に行くことになった、現地に到着し妻は早速洗濯を始めた
…15分程立っただろうか、ふと川上から「…どん……ぶら…こ…」
という、か細い音(声)?が聴こえた
妻は川上に目をやるとゆっくり流れてくる小さな物に気付いた
目を凝らして見ると…それは桃だった、何故桃が…?
川上では果物を栽培している家があるので、きっと収穫の際、誤って川に落としたのだろうと、さほど気にも止めず洗濯を続けた

するとまた
「…どん…ぶら…こ…」また声がした、先程より大きい
川上に目をやるとまだ桃は流れていた…しかし、何かがおかしい…桃が一回り大きく感じる…
きっと近づいて来てるので大きく見えるのだと妻は思い洗濯続けた「…どんぶらこ…どんぶらこ…」
再び声が聴こえた、今度はかなりはっきり聴こえる…太い男の声のようだ
再び桃に目をやるとやはりおかしい…桃がまた大きくなってる…まるで中に何かが入っているような………
急に寒気がした妻は桃を見ないようにし、洗濯を切り上げることにした


578:2/2
09/05/28 14:25:47 Gz2RLI/JO
しかし、ついつい桃の方に目をやってしまった
「どんぶらこどんぶらこどんぶらこどんぶらこどんぶらこ」
すると巨大な桃が物凄いスピードでこちらへ迫ってくる
妻は悲鳴を上げようとしたの瞬間、金縛りにあい、動けなくなってしまった
助けを呼ぶにも声が出ない…もう駄目だと思ったその時

「破ァ!!」

声とともに眩い光弾が巨大な桃を吹き飛ばした
光弾の飛んできた先を見るとそこには寺生まれで霊感の強いTがいた

「人の恐怖心に利用して力を蓄える小悪党め!」

再び「破ァ!」と叫ぶと桃は悲鳴を挙げ、真っ二つに割れた、すると中から
「オギャア!オギャア!」と赤ん坊が出てきた、男の子だ
「なるほど…この子が悪霊の媒体か…しかし、赤ん坊にしてこの霊力…」
するとTさんは妻にこう言った
「この子は世界を変える程の力を持っている…
しかし、この子の心次第で世界に破滅をもたらすだろう…
この子に善き心が必要だ…貴女が育ててくれないか…」
妻は呆然しながらもTさんの言うことを何とか理解し、頷いた
「…ありがとうマダム…何かあったら何時でも相談に乗るぜ」
そう言ってTさんは川下っていった…それも走って…

寺生まれはスゴいと妻は思った…

そして、子は「桃太郎」と名付けられた…

579:本当にあった怖い名無し
09/05/28 16:13:11 zw+bDOJq0
先週の商店街の福引きで映画のチケットをもらった。
聞いた事のない作品だったが、ここ何年か、もっぱらレンタルビデオの世話になりっぱなしだったので、たまには気分転換になるだろうと思い足を運ぶ事にした。
映画館に到着すると既に予告が始まっていたので、暗がりの中、俺は目を馴らしつつ席についた。

日曜にもかかわらず数える程度の集客に奇妙な違和感を感じながらも映画に集中しようとスクリーンに目を向けた。


映画もクライマックスを迎えようとした頃、俺は更なる違和感に襲われホールを見渡した。
すると最前列に居る客1人と俺を残し忽然と姿が消ている!
慌てて立ち上がろうとしたが
「何か」
に襲われ俺は意識を失った。

次の瞬間…

「破ァーーーー!!」

とゆう叫びと共に目を閉じていても分かるほどの眩い光にホールは覆われた。

意識の戻った俺の横には、寺生まれのTさんが後方の映写機に向かって青白い光線を放っている!


「危なかったな。お前はもう少しで睡魔という悪霊にとり憑かれてクライマックスを見逃すところだったぜ。巻き戻したから最初から観るんだな」
そう言ってTさんは最前列に戻った。

上映中に皆帰ってしまうような駄の映画を、もうワンターン観ようとしているTさんを残し俺は映画館を後にした。

改めて寺生まれってスゴイ暇なんだなぁと思った。


580:本当にあった怖い名無し
09/05/28 20:13:10 s/mtmmAO0
怖い話しかどうかわかんないけどさ、
日中、学校の授業中に余分に数分?過ごした事あるよ。
その当時中学生で、前日遅くまでゲームやってたのね。
んで案の定授業中にすごく眠くなってしまったのよ。
んでうとうとしてたんだけどそこで急に、
「****!この問題やってもらおうか。」
的な事を言われて前に出させられたんだよ。
んで黒板の前に立つんだけど、
わかんないし寝ぼけてるしでぼーっとしてんのね。
んで恥ずかしいけどあやまってしまおうと思ってさ、
「すいませんわかんないっす。」
て言いながら横に立ってる教師の方見たんだ。
けど…。

いねえんだよ。誰も。教室にも誰もいないの。
しーんとしちゃってさ。どこからも音が聞こえないの。

なんかその瞬間日常ではありえない感覚がしてさ。
恐怖に近いんだけどちょっと違う。
持ちきれない違和感って言うのかな。
違和感に押しつぶされる感じですごい気分悪くなった。

581:本当にあった怖い名無し
09/05/28 20:14:32 s/mtmmAO0
んでとりあえず窓から校庭を見たんだ。体育だったのかな?って思って。
そしたらおっさんが校庭の真ん中でなにかしら作業してんのね。
何してるのかな?って思った瞬間、
おっさんがこっちに気づいてすごい不思議そうな顔で見たんだ。
次の瞬間おっさん慌てて手を伸ばしたんだよ。
そして「破ぁ!!」って叫ぶと、手から青白い光が出てきた。

覚えてるのはそこまで。気づいたら俺自分の席に座ってた。
んでさっきと全く同じ様に当てられて前に出ろって言われるんだけど、
また消えるんじゃないかってすごい不安でさ、
真剣に、
「いや、僕いいです。いいです。」
て言った。めちゃくちゃ笑われたんだけどこっちは泣きそうだった。
んであまりに真剣だったからか、その後保健室連れてかれたな。

今でも不思議だなぁって思って、たまにネタとして話すんだけど、
必ず、誰からも「そりゃ寺生まれで霊感持ちのTさんだよ」って言われるんだよね。
なんか腑に落ちないんだけど、とにかく寺生まれのTさんってスゲェ。
ってかアヤシイんじゃね、最近はそう思わざるを得ないようになってきたよ。

582:本当にあった怖い名無し
09/05/28 22:56:38 26/iJY1jO
ツナギ着用+竹ぼうきで校舎周りを掃くTさんが思い浮かんだ


583:本当にあった怖い名無し
09/05/29 10:53:41 j3I7cShqO
>>582
おかげでTさんの風貌が、遺作に固定されたよ。

584:本当にあった怖い名無し
09/05/29 13:23:18 dfD2iL29O
俺の中ではギャグマンガ日和の駄目陰陽師

585:本当にあった怖い名無し
09/05/29 13:36:23 kUvYRymp0
今年の3月会社で人事の入替があったんだけど
ベテランのSさんが地方に移動になり、私のフロアには新人のT子が入ってきた
ところがそのT子が、あんまり要領のよくない子で
机の上をものすごい散らかしては、書類が無いと言って騒いでいた
見かねて、処理済の物からファイリングして引き出しに仕舞うように
言ったんだけど、
「引き出しを開けると、顔が見えるので空けたくないんです」って言う
T子のデスクはもともとSさんが使っていた場所
年度末の忙しさもあって、くだらねえとあんまり話も聞かなかった
直接の指導役ではなかったし、その後絡むことも無かった
2週間くらい過ぎてから、T子に話しかけた
机の上にはファイルが山積み、相変わらず引き出しは使っていないようだ
冗談で、見られちゃやばいものでもはいってるんじゃないのー?と
引き出しを開けてみると、隣でものすごい叫び声がした
T子はマジで怖がってて、震えてた
「腐ってやがる…」
Tさんはそう言って、「早すぎたんだ」と言葉を続けて引き出しを閉め、経文の書かれたお札で目張りした
ところで、Tさん、あんたいったいどこから入ってきたんだ?
寺生まれは相変らず神出鬼没だな、改めてそう思った

586:本当にあった怖い名無し
09/05/29 13:38:58 kUvYRymp0
結局T子はすぐに辞めてしまった

その後、Sさんが亡くなっていたと連絡が入った
移動の後ほどなく、体調を崩し、会社を休んでいたらしい
数日は連絡が来てたんだけど、そのうち休むTELも来なくなって
同僚が心配して、何度か家に行ったらしいけど、反応無し
上司が大家に言って、中に入って発見したのが4月の頭頃
その時には、死後2週間前後ほどたっていたそうで、中はひどい匂いだったそうだ
Sさんは湯船の中で亡くなっていて、発見した上司がしばらく鬱っぽくなるほど
凄まじい状態だったみたい

T子が見たのは、Sさんだったのだろうか?
T子はもういないし、確かめようが無いのが残念
偶然にしては、時期とか当り過ぎてて、ぞっとした
結局、増員の予定は無くなっちゃって、机は倉庫に運ばれた

587:本当にあった怖い名無し
09/05/29 19:21:20 3P0cSmUWO
テラスゴス

588:本当にあった怖い名無し
09/05/29 22:18:05 DRyFvnRc0
桃太郎フイタwww

589:本当にあった怖い名無し
09/05/29 23:23:06 m6fP4E1DO
>>575 このスレで初めて泣いた

590:本当にあった怖い名無し
09/05/29 23:40:49 yvXwcVGP0
>>589
俺は猫から聞いてたんなら同僚よりも先にTさんが助けてやれよって思ったぞw

591:本当にあった怖い名無し
09/05/30 02:42:03 x254ZdcxO
その日は猛吹雪だった。吹雪の中、独りの少年が宛もなくさ迷っていた…
その少年は濡れ衣を着せられ…周りから罵られ居場所を失い、
頼みの綱だった絵画コンクールも落選し、絶望の縁に立たされていた…
吹雪と空腹で視界はぼやけ…寒さで意識は朦朧としていた
少年はさ迷いながらも光る建物を見つけた…教会だ
教会の中は風も当たらず暖を取るには十分だ…ホッとしたのか少年はその場に横たわってしまった
…ふと、耳をすますと「クゥーン…」
犬の声がした。そう長年連れ添った相棒だ…
その犬は主人を探しに来たのだ…犬は少年に近寄り、鼻をそっと少年の頬に擦り寄せる…
「パトラッシュ…僕もう疲れたよ…何だかとっても眠いんだ…」
少年は弱々しい声でそう言うとそっと微笑み瞼を閉じた…そして、パトラッシュも少年に寄り添い瞼を閉じた…

すると天が輝き…天使達が舞い降りて来た…天使達は少年とパトラッシュを取り囲む…
天使達が優しく手をかけようした、その時

ガッッシャーン!!

大聖堂のステンドグラスがカチ割れ、何者かが乱入してきた!寺生まれで霊感の強いTさんだ!
「その子達を冥界へ連れていくのはまだ早い!」

「破ァ!」という叫びとともに眩い光弾が天使達へ向かっていく、その時

「HAa!」

別の方向から光弾が飛んできて、Tさんの光弾を弾いた!
光弾の先に目をやるとそこには教会生まれでスピリチュアルパワーの高いKさんが居た!

592:本当にあった怖い名無し
09/05/30 03:10:41 x254ZdcxO
「神の使いに危害を加える不遜な輩め!」

再びKさんが「HAa!」と叫ぶと先程の光弾がTさんへと向かっていった!

「破ァ!」
直ぐ様、Tさんは札を宙にばらまいた、札はTさんを取り囲んだ…結界だ
結界に光弾が接触する!…激しい光ともに札と光弾が弾け飛ぶ、相殺したようだ

「俺の結界を破るとは中々出来るみたいだな…
だが、どんな理由があろうとも未来ある子どもの命を摘み取るよな真似は
神が許そうともこの俺が許さんッッ!」

そんなこんなでTさんとKさんは一晩中戦い明かした…しかし、決着付かなかった…

朝日が教会に射し始めた頃、天使達は天に登って行った…少年を置いて
「神はどうやら少年は生きる運命だと…これ以上戦う理由はない…」
そう言うとKさんは静かに去って行った

「やれやれ…俺もまだまだ未熟だな…今度会うときは味方であって欲しいものだ…」
そう言うとTさんも煙草に火をつけ去って行った…

寺生まれも教会生まれもパねぇなって神父さんは吹き飛んだ教会を見て思った


その後少年が潔白だったことが証明され皆が謝罪、再び元の生活に戻ることが出来て、
少年の絵が認められ、弟子に取りたいという画家が現れ
数年後その画家の元で修行した少年は立派な画家なったとかならなかったとか

593:本当にあった怖い名無し
09/05/30 04:24:22 kNtyE4RjO
Tさんが絡んでたなんて…なんというフランダースの真実w
乙です^^

594:本当にあった怖い名無し
09/05/30 05:07:46 CW9XFmhc0
ネロwww死んでないwww
絵も教会も吹き飛んだ神父カワイソスwww

595:本当にあった怖い名無し
09/05/30 12:03:11 CM9Gp7d0O
走って川を下るTさん萌え

596:本当にあった怖い名無し
09/05/30 13:58:22 KvpW9FBb0
神父さんがwww

597:1/2
09/05/30 14:00:18 Jw7hZ2j50
>>549
これか?

俺は彼女から深刻な相談をされた。

最近、自宅の老いた犬が
誰もいない玄関に向かってけたたましく吠えるというのだ

俺が彼女の家に挨拶に行った時も、
俺を見ても全く吠えなかった人なつっこいあの犬が
突然ものすごい剣幕で吠えるのだという、しかも時間を問わず。

不安がる彼女が霊を引き寄せやすい体質だったことを思い出し、俺は
寺生まれで霊感の強いTさんに相談する事をすすめた

ファミレスで3人で食事をしながら事の話をするとTさんは
「大丈夫、その犬は
帰ってきた先祖に挨拶してるんだよ、この時期だし」とのこと

すっかり安心した彼女を送り返すと、Tさんから連絡が・・・
「彼女の言っていた事だが、確認したい事がある
あの子の家の前まで案内してくれ」


598:2/2
09/05/30 14:01:00 Jw7hZ2j50
深夜2時、彼女の家の前に行くと
確かに駐車場に繋がれた犬が吠えている。
「やはりな・・・」
そう呟いてTさんは彼女の家の向かいにある電柱に手を添えた
するとそこからスッと青白い光が走り
幾つもの亡者が彼女の家を通り抜けようとしているのが見える
しかし犬の抵抗に遭い、上手く通り抜けられない模様

「大した犬だ・・・ずっと家を守っていたのかい」
そういいながら犬の頭を撫でるTさん
「破っ」
Tさんの声と共に道は家を避け天に伸び、
虹のように遠くの空に伸びていった・・・

「何故彼女に嘘をついたんですか?」の問いに
「他人の女とはいえ、
可愛い子を無駄に恐がらせるのは男の仕事じゃないぜ・・・」

寺生まれはスゴイ、俺は久しぶりにそう思った。

・・・数日後、彼女の家の犬が老衰で亡くなったと聞いた。
悲しみにくれる彼女を励ましてやると
「ワン!」と元気なあの犬の声が聞こえた気がした

きっと犬はまだ家族を守っているんだな・・・
線香をあげながら俺は思った

家族を見守る犬はスゴイ、俺はその夜ちょっと泣いた


599:本当にあった怖い名無し
09/05/30 15:48:06 iQc4zAL9O
全俺が泣いた

600:本当にあった怖い名無し
09/05/30 16:38:15 UGOtrVciO
俺のなかではMASUDA

601:本当にあった怖い名無し
09/05/30 17:20:27 aBtXp5I+0
最近ではあまり見かけませんが、20年ほど前までは
「雷オヤジ」というのが町内に必ず一人や二人いて、
近所の子供がいたずらをしたりすると、
容赦なく怒鳴りつけられたりしたものでした。
僕の祖父はその典型的な雷オヤジで、
小学校のクラスでも「お前んとこの爺さんは怖い」と、
悪ガキ共がみんなびびるような存在でした。
その祖父も寄る年波には勝てず、
つい数年前、長い寝たきり生活の後息を引き取りました。
さて、その祖父の葬儀の時ですが、喪客のなかに、
40代後半位の中年男性のグループがありました。
「見たことない人達だなあ」と思っていると、
彼等は実はかつてこの町内で評判の悪童グループで、
祖父とはまるで仇同士のような存在だったということです。
そのおじさん達の中の一人に、今はバイク店を経営しているという人がいて、
「うるさい爺さんだったが、あの人がいなかったら俺達は皆もっとひどくグレてた」
と祖父の思い出を語ってくれて、
「祖父は本当は子供たちから愛されていたんだな」
と、僕は何だか祖父のことを誇りに思いました。

602:本当にあった怖い名無し
09/05/30 17:20:40 faxVFpRU0
この前、ここ10年家出して何の連絡もなかった姉が夜中に突然家に帰って来た。
その日は両親は都合でいなかった為、俺一人だった。姉は何かに怯えているよう
でガタガタ震えていた。「絶対絶対一人にしないで!!もう戻りたくない戻りたくな
い」と俺にしがみつき、パニック状態だったため家出当時のままの二階の姉の部屋
へつれていきベッドで横になってもらった。とりあえず落ち着いてもらおうと俺は
「何か飲むものもってくるよ」と言って部屋を出ようとした。姉は「行かないで行かないで!怖い怖いよー!!」
俺が部屋を一歩出た瞬間にバターン!と勝手に姉の部屋のドアが閉まった。
そして部屋の中から「破ぁ!!」という叫び声とともに響く断末魔
ドアをやっと力ずくで開けると、そこにはまだ震えている姉と寺生まれで霊感の強いTさんがいた
Tさんは「これからは姉を大事にしてやれよ」と告げると颯爽と窓から出て行った
寺生まれってスゴイ、改めてそう思った

603:本当にあった怖い名無し
09/05/30 17:22:09 aBtXp5I+0
さて、ここまでは何の問題も無かったのですが、
そのおじさん達の一人にちょっと酒乱ぽい人がいて、
葬式の最中に大声で他の人にからんだりしていました。
一緒に来た人が止めていたのですが、その時突然
「ガタッ」と大きな音がして、
しっかり固定されているはずの遺影が床に落ちてきました。
すると、さっきのバイク屋の人が
「ホラ、悪さするから爺さん怒ってるじゃないか」
と言い、酒乱の人もおとなしくなりました。
安心した僕はトイレに行こうと席を立ったんですが、
白黒の幕の後ろ、壁との隙間に誰かがいるのに気がつきました。
寺生まれで霊感のあるTさんが手を伸ばして立っていたんです。
なんでこんなところにと思って見ていたら、
Tさんが「破っ!」と気付いて僕のほうを見ました。
そしてちょっとあわてたようなそぶりで言いました。
「いや、おまえの爺ちゃんは死んでまで雷親父だったってことにしておけよな。
やっぱ、こんな席で酒乱はよくねぇぜ。ま、そ、そういうことだ」
そして何事もなかったようにそそくさと葬儀の会場から出て行きました。
あとでTさんが手を伸ばしていたあたりを見たんですが、
細いテグスが張ってあって、それは遺影の額につながっていました。
こんな細かい細工をいつしたんだろう・・・寺生まれってスゴイ、改めてそう思いました。

604:本当にあった怖い名無し
09/05/30 20:09:38 LDI2z9JY0
雪が沢山降ったから、友達と馬鹿でかいかまくらを作って遊んで
高さ2m、直径2mぐらいの大きさで、作った日に水をかけて凍らせてたからビクともしなかった

かまくらができてから3日目
朝8時頃、一人で中に入ってウキウキしてたところ、突然かまくらが崩れてさ
大きかったから俺は完全に雪に埋もれたよ
当然、俺は落ちてきた雪と氷の塊を押しのけようとしたんだが、
持ち上がる気配などカケラもなかった
その数秒後、そとから誰かが蹴りつけてきた
肌がはちきれるような痛みと、体を押しつぶすような重み。
あんまり下腹部を圧迫するもんだから、中で失禁してた

ああ、死ぬかもな俺。惨めだなー……

一分ほど経って、苦しいのも痛いのもわかんなくなって、
そんなこと考えていると蹴りが止んで、
同時に「破ぁっ!」という声と白い光が漏れてきた。

俺が埋まったのが寺の近くで良かったとつくづく思う
寺生まれのTさんが異変に気づいて助けてくれたらしい
「何かに蹴りつけられて死にそうだった」と言うと
「薄汚い怪しげな黒い奴」がかまくらの上に立っていたことを聞かされた
Tさんは一応そいつは払ったそうだが、どうなったんだか
しかし疑問なのは、Tさんは「ただ立っていた」と言ったこと
あの硬いかまくらの表面には確かに裸足の跡が残っていたというのに

605:1/4
09/05/30 20:25:37 U31P2DMz0
俺が年少の頃だから、大体15年くらい前かな。
その頃はいわゆる「見える人」だった俺は、いろんなものを見てた。
でも、ばあ様に「絶対に人に言っちゃならん」って教えられてて、自分だけなんだって思って子供ながら誰にも言えなかった。

見えるものは様々で、やっぱり怖いのとか気持ち悪いのもあったわけで、子供だったし怖かったから親父とか母さんとかと夜は二階の寝室で一緒に寝てた。

朝起きると二人はもう起きていて、俺はベッドの上から母親呼ぶのが日課だった。
自分で起きて一階に降りればいいんだけど、どうしてもそれができなかった。

だって階段のところに、鎧着たすごく怖い人が立ってたんだもん。

廊下の突き当たりに寝室、反対側の突き当たりに物置部屋があったんだけど、いつもその前にその人は立っていた。
母親を呼んで、二階に上がって来るとその人は物置部屋に消えて行く。
だから毎朝毎朝、母親をベッドの上から呼んでいた。

606:2/4
09/05/30 20:26:19 U31P2DMz0
ある朝、いつもの様に起きて母親を呼んだ。
しかしいつもならすぐに返事をして上がって来るはずの母親がいくら経っても来ない。
その間、俺はずっとその人とにらめっこをしていた。

「目を逸らしちゃいけない」

なぜかそう思って、怖いけどずっと見ていた。
何度も何度も呼ぶけど、返事もない。というより家の中に人の気配がなかった。

もしかしたら誰も居ないのかも知れない!

運悪くその日は日曜で、廃品回収をする音が外から聞こえて、視線を外に移すと、外から気配が伝わってきた。
と同時に、家の中に明らかに異質な気配が広がった。

しまった!

そう思って視線を物置部屋に戻すと、先程までは端に居た鎧の人は廊下の3分の1くらいの所へと来ていた。
霞みがかったような姿で、右手に刀、左手に盾のようなものを持っていた。
どうすればいいか分からない。でも視線を逸らさなきゃ近付いて来ないから大丈夫!
という考えで、怖いながらもずっとその人を睨み付けていた。

でも、その考えは甘かった。
ずっと睨んでいるのに、その人は「ずずず、ずずず」と音を立てながらゆっくりと俺の方へと進み始めた。
まさに蛇に睨まれた蛙ってこのことだと思う。俺は何もできずに、声を出すことすら忘れて身動きが取れないでいた。

廊下の半分を過ぎた頃だろうか。
その人が左手に持っていたものがはっきり分かった。
盾なんかではない。薄い板に磔けられた血だらけの赤ん坊だった。
それに一層恐怖を覚えて、もう涙も涎も鼻水もぼろぼろ流しながら、がくがく震えていた。

607:3/4
09/05/30 20:27:25 U31P2DMz0
その人は廊下を歩き終え、俺まであと数mの所まで来ていた。
おもむろに左手を上げると、
「わぬしか!わがたまきりたるはわぬしか!」
みたいなことを叫んだ。
首を振ることすらできなくて、赤ん坊と鎧の人を見ていると、俺を殺すためか鎧の人は刀を振り上げてまた歩いて来た。

あぁ、殺されちゃうんだ。死んじゃうんだ。

本気でそう思って俺が取った行動はただ目を強く閉じることだった。

でもいくら経っても斬られない。それどころか、物音ひとつしなくなった。
と、耳にふっと生暖かい息が吹き掛けられた。

「大丈夫。俺が居る。」

そう聞こえて、急に安心してしまって目を開けるとまた鎧の人は廊下の端へと戻っていた。

それと同時に、誰かが二階へ走って上がって来た。
その人は寺生まれで霊感の強いTさんだ!

「お前が探してる奴はこいつじゃない!いい迷惑だ!破ぁ!!」

そう叫ぶとTさんの手から眩いばかりの青白い閃光が飛び出して、鎧の人に向かって一直線に飛んでいく!
そして鎧の人に当たったかと思うと、凄まじい衝撃と共に叫び声を上げて鎧の人は消えていった。

608:4/4
09/05/30 20:28:16 U31P2DMz0
後から聞いた話によると、俺が起きた時家にはばあ様だけが居て、いつもの様にばあ様は仏壇と神棚に参っていた。
その時、じい様の遺影がパタッと倒れたかと思うと、二階から俺が物凄い声で「わぬしか!わがたまきりたるはわぬしか!」と叫んだらしい。

この声を聞いて、二階に行かなきゃならん。しかし何分足腰が悪い。どうしようもないと階段を登りあぐねていたときに、ばあ様にも聞こえたらしい。
死んだじい様の声で。
「大丈夫。俺が居る。」

ばあ様は信じられなかったけど、なぜか安心してしまったと。

俺の叫び声は外まで聞こえたらしく(本当にとんでもなく、地響きしそうなくらいでかかったらしい)、それを聞いた母親は飛んで帰って来た。
そして、やっぱり母親も
「大丈夫。俺が居る。」
って玄関を開けた所で聞こえたそうだ。

同じく外で母親と談笑していたTさんにも聞こえたらしく、それを聞いた瞬間血相を変えて家に向かって走りだしたそうだ。
そして階段前で聞こえたらしい。
「大丈夫。俺が居る。」

「お前のじい様が時間を稼いでくれていなかったら俺は間に合わなかった。全く、お前のじい様はすげえよ。」
と言い、俺の頭を撫でた後Tさんは帰っていった。

寺生まれが絶賛するじい様はスゴイ、改めてそう思った。

609:本当にあった怖い名無し
09/05/30 22:17:30 BCZVOpXk0
いい話だ・・・でも長ぇw

610:本当にあった怖い名無し
09/05/30 23:17:17 fMzzwhTa0
いつか芥ドラと合体させたヤツが1に使われてて嬉しいな

611:本当にあった怖い名無し
09/05/31 01:40:15 GlZ+wuxl0
男の子二人組みの話。
A「もしさぁ、お前のおかんと恋人がおぼれてたらどっち助ける?」
T「そりゃどっちもだろ」
A「いや、助けられるのは1人だけとしたら」
T「えー?シチュエーションがわからん。俺はどこにいるの?」
A「じゃあ、おまえはボートに乗ってんの。乗れるのは後一人。どうする?」
T「うーん・・・」
おれはおかんかな、とおもってたら。
T「俺が浮いて二人を乗せるかな」
A「・・・やっべ、ちょっと惚れそう」

寺生まれは凄い。改めて俺はそう思った。


612:1/3
09/05/31 14:50:42 Z2uGUxY00
流れが止まったんで
長いけどごめん。ネタだと思って聞いて。
4年位前の話。俺が高2のとき、婆ちゃんが死んだ。
脳溢血っていうので、一回倒れて、そのまま病院から帰ってこなかった。
お通夜では俺が別れの言葉を言わせてもらったんだけど、せっかく寝ないで考えた原稿も
しゃくりあげて結局上手く言えなかったのが凄い心残りだった。
それでその日の夜は俺の親父が蝋燭番(?)をしなきゃいけない日だったんだけど、
親父は次の日の準備とか病院の片付けとかをやらなきゃいけなかったらしくて、
親戚もそこまで気が回らなかったのか代役を立てずに蝋燭番なしでその夜を過ごしたんだ。
でもまぁ実際蝋燭の火が消えるか消えないかでそんな大事にはならないし、
夜通し起きている人もいるので火事の心配はないだろうと言うことだった。
次の日、その日は葬式だったから朝から大忙しだった。母ちゃんとか女の人たちはみんなで料理を作ってるし、
俺は親戚の子供をまとめて監視する役だった。
葬儀事態は何の滞りもなく終わって、参列者の方たちに帰ってもらったあとはみんなで飯を食った。
でも俺だけはどうしても食欲がなくて、家族たちが今で夕食をとっている間ずっと婆ちゃんの棺桶の横で泣いてた。
寝てるみたいに見えたのに、触ってみたら凄い冷たかった。そりゃそうだ。ドライアイスで冷やしてんだもんね。あれ。
結局その日は飯を食わないで、そのまま仏間に一番近い部屋で、一人で寝た。
婆ちゃんの家は古いけど大きな家で、家の前には小さいけれど紅葉とか松とかが生えてる庭もあった。
俺はその部屋で縁側を頭の方にして眠ることにした。
とは言っても結局俺は寝つけずに、何度も寝返りを打っているうちに夜も過ぎて、柱時計が3回音を立てて鳴った。
寝よう、寝なきゃ。そう思って無理に目を閉じると、なんだか変な音がする気がした。

613:2/3
09/05/31 14:51:24 Z2uGUxY00
はじめは気のせいかと思ったが、音はだんだん大きくなっていった。足音だった。
窓の外で砂利がざくざく踏みしめられる音がして、それがずっと頭の上のほうを右から左へ、行ったり来たりしてる。
その内ちりんちりんとか小さい鈴を転がすみたいな音もしてきて、
俺はああ、婆ちゃんが最後に会いに来てくれたんだ。って思った。
俺は親族中の誰よりも婆ちゃん子だったし、病院にもしょっちゅう会いに行ってた。
でも彼女出来たか?とか勉強どうだ?とか友達とうまくやってるのか?とか色々心配されても、
病気で寝てる婆ちゃんを心配させたくなかったから、俺は嘘を付いてごまかしてた。
彼女なんて出来たこともないのに女友達とデートに行ったとか、友達と釣りに行ったとか。
そしたら婆ちゃん、おんなじ病室のじじいとかばばあにすごい嬉しそうに話すの。
孫にもついに彼女が出来た。きっと美人だ。孫は小さいころから気が小さかったけど優しい子だったからって。
婆ちゃんは俺の嘘がほんとかどうか分かる前に、そのまま病院で死んじゃったから、
婆ちゃんの中で俺がどうしようもない孫にならなくて良かったってのと、結局最後まで本当の事は言えなかったっていう罪悪感でなんだか複雑な感じだった。
そんな俺を、婆ちゃんは死んでからもまだ心配でこうやってお別れを言いに来てくれたのかなって思うと、
なんだか嬉しくて情けなくて、俺は布団を被って婆ちゃんにばれないようにまた泣いた。
すると窓の外のざくざくが止まった。鈴の音も。
俺は婆ちゃんが天国に行ったのかと思って、布団から顔を上げようとした瞬間、耳のすぐそばでちりんと鈴がなった。
婆ちゃんはしばらくすり足で俺の枕の上をうろうろしていた。俺にどうしても言いたいことがあったんだろうか。
だったら俺も言いたかった。騙してごめんって、でももう心配しなくていいって。
俺はもう大丈夫だよって最後に安心させてあげたかった。
だからそのまま布団の中で、「婆ちゃん…」て婆ちゃんごめんなって言おうとした。

614:3/3
09/05/31 14:52:08 Z2uGUxY00
声を出した瞬間、婆ちゃんが布団に手を突っ込んで、すごい力で俺の髪をわし掴みにした。
そいつは無理やり俺の頭を外に引きずり出そうと引っ張ってきて、
必死で両手で布団にしがみ付くと髪がぶちぶち音を立てて抜けてった。
あ、こいつ婆ちゃんじゃねぇなって思った時にはもう怖くて声なんかでなくなった。
怖すぎて、引きずり出されたら死ぬと思った。
怖くてずっと目を瞑ってたんだけど、上に被ってた布団がばさって転げたのにびびって目を開けてしまった。
やけに肌のがさがさした、全身かさぶたかうろこみたいな人間が、俺の顔を覗き込んでた。
心臓が止まるかと思って、俺は絶叫した。つもりだったんだけど、絶叫したのは「がさがさ」の方だった。

「こいつを封じていたお前の婆さんが死んで、いつか出てくると思ったら案の定だ!」
そう叫んで「がさがさ」を蹴り飛ばしたのは寺生まれで霊感の強いTさんだ!
「破ぁ!!」と言うと手から再び青白い閃光が「がさがさ」目掛けて飛んでいく!
それを身を引いてかわす「がさがさ」にTさんは納得したように、
「これほどの奴を婆さんは一人で相手にしていたのか、弱るのも当たり前だな。」
と呟くと、再び「破ぁ!!!」と叫ぶ。
今度はさっきより大きな閃光が「がさがさ」に向かって飛んでいき、直撃した。
その瞬間凄まじい轟音と共に、「がさがさ」は叫び声をあげつつ消えていった。

「お前の婆さんはすげぇ奴だよ。婆さんに謝る暇があったら感謝の一つでもしてやりな。」
そう言うTさんの横に、確かに俺は婆ちゃんの姿を見た。
思わず目頭が熱くなって、それでも何とか「ありがとう」と言うと、(実際はありゃ゛ぁとぅ゛みたいな感じ)
婆ちゃんはにっこり笑って消えた。

寺生まれってスゴイ、改めてそう思った。

615:本当にあった怖い名無し
09/05/31 16:48:22 55aZgG8GO
>>614
ないた

616:本当にあった怖い名無し
09/05/31 16:57:42 dDeVrtwhO
(゚Д゚)俺らお寺生まれお経育ち♪

617:本当にあった怖い名無し
09/06/01 17:23:53 Odl1e7CX0
父「おい、おまいら!!除霊が完了しますた。リビングに集合しる」
母「ネタ詳細キボンヌ!」
父「今日は、くねくねですが、何か?」
T「破ァ━━━(゚∀゚)━━━!!!」
妹「破ァ━━━(゚∀゚)━━━!!!」
姉「>T>妹 ケコーン」
T「>妹(;´Д`)ハァハァ…」
妹「キモイヨ━!!」
姉「寺生まれは逝ってよし」
母「オマエモナー」
父「--------終了-------」
T「--------再開-------」
妹「再開すな!ボケが。それより心霊写真うぷキボン」
母「数珠うp」
T「テンソウメツage」
母「↑誤爆スマソ」
T「テンソウメツage」
父「ほらよ>家族」
妹「神降臨!!」
T「テンソウメツage」
妹「霊いねーよ!!」
T「テンソウメツage」
父「霊いねーよ!!」
T「テンソウメツage」
母「ジサクジエンカコワルイ」
T「テンソウメツage」
姉「テンソウメツage厨uzeeeeeeeeeeee!!」
母「ageっていれればあがると思ってるヤシはドキュソ」
T「テンソウメツage」
妹「寺 生 ま れ っ て ス ゴ イ (w 改 め て そ う 思 っ た」


618:本当にあった怖い名無し
09/06/01 19:27:53 3a+haiPDO
『このはしわたるべからず』

「破ァ!」

という叫びとともに眩い光弾が放たれた!桔梗屋は悲鳴を挙げて蒸発し、橋は砕け散った!
更に「破ァ」と叫ぶと川に虹の橋が掛かった
「これで人々も安心して川を渡れる」
そう言って、その坊主は川を走って渡っていった…


足利将軍「屏風絵の虎が夜な夜な唸って眠れないから退治して欲しい」

「人の眠りを妨げ、衰弱した魂を喰らう悪霊め!」

「破ァ」とその坊主が叫ぶと屏風がガタガタと動き出した
更に「破ァ!!」という叫びとともに眩い光弾が屏風を貫いた!
すると屏風から、うめき声とともに黒いモヤのようなものが出てきて屏風は動かなくなった
屏風を見るとソコには愛らしい虎柄の仔猫が描かれていた

寺生まれはスゴイと新右衛門は思った…

                      『T休さん』

619:本当にあった怖い名無し
09/06/01 19:56:30 kld5khxI0
実は今、友達の家に身を寄せていて、そこから書き込みしてる。
俺は八王子市の築30年のボロアパートに住んでるんだが、全部で八室ある内で入居してるのは俺と、生活保護を受けてる変な宗教にハマってる婆さんの二人だけ。
一年前までは家賃も休めなので入居者結構いたんだけど、突然みんな出て行きだして、俺等だけになった。
ゴキブリやゲジゲジが部屋に出るぐらいで、最近までは特に不満なく生活してた。でも正直限界だ。
ウチのアパートの風呂は湯沸器も屋内式の古い奴で、扉もすりガラスの引き戸。そのすりガラスに人影が映るのよ。
最初はボヤけてて、光の加減か何かだろうと思ってたんだけど、違う。人が引き戸を挟んでいるんだよ。

で、引き戸を恐る恐る開けてみるけど誰もいない。誰かが潜んでるかと思って、押入れから、トイレまで探したが誰もいない。いるはずがない。鍵も全て掛かってるし。

仕事で疲れてるのかと思い、気味悪いけど引越する金もないし、我慢して一ヶ月程過ごしたのさ。
でも今日、いつもなら引き戸の前に立ってるだけの「奴」が、すりガラスに顔を近付けて来たんだよ。いきなりだよ!
普通の男性の顔なんだけど、笑ってるような感じで。
なんか「除霊はもう済んだからゆっくり入っていていいぞ、破っ破っ破っ!」って笑ってた。
俺の部屋一階で、風呂場の窓も大きいから、腰にタオル巻いてそこから逃げたさ。マジで怖いもん!


俺の大学時代の友達がそこから二分ぐらいのアパートに住んでるんだが、そこまで裸で逃げたよ。不審者だと思われても、ガラスで足を切ろうとも必死だったから気にならなかった。
偶然友達も彼女と二人で飯食ってて、裸で押し掛けてきた俺に驚いてたけど、異常を察したのか中に入れてくれた。
状況を友達に伝えたら、結構すんなりと信じて貰えた。普段俺は冗談を言わない性格だし、冗談でもさすがに裸で訪ねてはこないしな。
もう正直あの部屋には戻りたくない。今晩は友達のアパートに泊まらせて貰える事になった。夜が明けたら貴重品だけ取りに行こう。
何故みんなアパートから出て行ってしまったのか。少しだけ分かった気がした。

620:本当にあった怖い名無し
09/06/01 23:36:03 Lq60Q3Yd0
 京都教育大学の学生6人が、集団強姦暴行の疑いで逮捕された事件で、大学
側は、3月3日の時点で把握していたが、被害者の学生が刑事告訴するまで公表しな
かったことがわかった。

 6人は2009年2月、京都市内の飲食店で、大学の運動部員らおよそ90人が集
まったコンパに参加した。

 そのさなか、寺生まれのTさんに酒を飲ませて、酩酊(めいてい)状態にし、無人
の部屋に連れ込んで、性的暴行に及んだ疑いが持たれている。
大学側は、会見で「大学として、深くおわびを申し上げたいと思います。誠に申
し訳ございませんでした」と謝罪した。
また大学側は、会見で「(どうして今まで発表しなかった?)教育的な配慮を優先し
た」と話し、大学側は3月3日の時点で把握していたとしているが、Tさんが刑
事告訴する4月まで、警察にも届けず、公表もしなかった。

 大学側は、会見で「公然わいせつ行為として、本学の学生として本分を守らな
かった。(強制わいせつじゃないのか?)われわれは(公然わいせつ)、そう思ってお
ります」と話した。
 調べに対し、竹田悟史容疑者(25)は容疑を認めていて、ほかの5人は「合意の
うえだった」と容疑を否認している。
大学側は今も、公然わいせつと認識しているという。

 京都府警は、ほかに犯行に加わった学生がいなかったかどうかについても捜査している。

621:本当にあった怖い名無し
09/06/01 23:54:54 iUsowKRXO
アッー!wwww

622:本当にあった怖い名無し
09/06/01 23:58:05 KoouJnTh0
>>620
Tさん、どうしてアホ大学生を「破!」しなかったんだよ?!


もしかしてTさん、「破ーーー!」じゃなくて「アッーーー!」なのか?

623:本当にあった怖い名無し
09/06/02 00:17:17 YQ3EnOf/O
不謹慎

624:本当にあった怖い名無し
09/06/02 15:48:30 W5VnX0HYO
うんさすがにちょっとこはれは…

625:本当にあった怖い名無し
09/06/02 18:30:05 yZ7sVnZc0
女生徒を助けたっていう話ならまだしも(それでもあまりよろしくないけど)
以下普通にTさんのコピペを貼る流れ

626:本当にあった怖い名無し
09/06/02 23:12:16 rKjfaqpQ0
医者が患者に言った。
「悪い話ともっと悪い話があるんだ」
「悪い話から教えて下さい」と患者。
「病状が悪化してね、君の命はあと24時間しか保たないんだ」
「なんですって!」患者が言った。
「でも、この世にそれより悪い話なんてあるんですか」
医者が答えた。
「実は、それを昨日言い忘れたんだ」

「破ぁ?あんたそれでも医者かよ!」
つきそいで来ていた寺生まれのTさんは
まるで自分のことの様に怒り出した。
「ちっ仕方がねえな…破ぁー!」
Tさんの手から青い燐光が放たれた

するとついさっきまで青白い顔をしていた患者は
みるみる元気を取り戻した。
「陰気を払い陽気を取り入れた。
こういうのは自然の摂理に反するから
あまり使ったらいけないんだけどな。
もうこんな藪にかかるんじゃねえぞ」


寺生まれってスゴイ、医者と患者は改めて思った



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