09/04/21 22:53:37 j5TNEnf80
>>203
気づいたら靴が血まみれだった人か!
ここで会うとは・・・
206:143
09/04/21 22:58:42 2PI7m2dM0
>>205
やあ、奇遇だね
といってもあちらこちらに出没してるけどw
今は靴が早く乾くように祈ってるよ
本当になんのたたりかは知らないけど、困った話だよ
Tさんどうにかしてくれないかな・・・
おかげで明日はムートンで会社にいくしかない orz
207:205
09/04/21 23:02:15 j5TNEnf80
お疲れ様です
早く乾くといいですね
208:本当にあった怖い名無し
09/04/21 23:02:40 2PI7m2dM0
名前誤爆した orz
別スレの名前が継続で出た・・・
209:本当にあった怖い名無し
09/04/22 01:15:18 WYiVJUImO
八尺様まで…
Tさんすごすぎw
>>206
お前かw
怖くて画像は見てないけどな!
210:本当にあった怖い名無し
09/04/22 20:05:28 o/CjjiS60
Tさんってどんな感じの人?
イケメン?
「うしおととら」だったかに出てきた破戒僧のイメージ?
211:本当にあった怖い名無し
09/04/22 20:30:36 r5cd/zD30
Tさんはそれぞれの心の中に・・・
212:本当にあった怖い名無し
09/04/22 20:48:15 o/CjjiS60
オンリーワンなTさん
213:本当にあった怖い名無し
09/04/22 21:56:55 vWQD7gpP0
個人的にTさんは空気の読めないややイケメンかな
短髪で服はユニクロ←重要
214:本当にあった怖い名無し
09/04/22 22:18:08 h9nwKulMO
黒鷺死体宅配便の主人公をもっと老けさせた感じかなとイメージしてたw
215:本当にあった怖い名無し
09/04/23 01:04:32 Cy5E7Dp2O
まぁ…イケメンの若い兄ちゃんだろうな
216:本当にあった怖い名無し
09/04/23 01:18:20 c9vF/vpLO
俺の中では某やる夫スレのせいで
Tさん=阿部さんになってる
217:本当にあった怖い名無し
09/04/23 02:16:14 AH0xFwYBO
坊主頭はガチ?
218:本当にあった怖い名無し
09/04/23 08:02:08 ls0WYWVTO
坊主よりは短髪ってイメージ
219:本当にあった怖い名無し
09/04/23 08:32:36 JJOCAlcL0
>>218
ガチムチ?
220:本当にあった怖い名無し
09/04/23 11:58:50 KSopcVObO
韓国法則の呪い、憑き物落とししてくれ。
221:本当にあった怖い名無し
09/04/23 12:17:46 ls0WYWVTO
>>219
いや、寧ろ細身のイメージ
222:本当にあった怖い名無し
09/04/23 13:23:58 uBAs1+F60
髪は伸びた坊主頭で、無精髭
中肉中背だけど、やや筋肉質
服はTシャツ、ジーパン、ビーサン(冬でも)
タバコの銘柄は赤マル
こんなイメージだな
223:本当にあった怖い名無し
09/04/23 13:45:05 JJOCAlcL0
Tさんは現代的な破戒僧かな。
キャバ好きなのは間違いなさそうだ。
224:本当にあった怖い名無し
09/04/23 13:52:29 JJOCAlcL0
それにしてもなんか最近憂鬱だわ。
破ぁ~~~~~~
225:本当にあった怖い名無し
09/04/23 17:40:52 DynCc9igO
寺生まれの美女Aは今頃元気かなー
226:本当にあった怖い名無し
09/04/23 19:49:52 JJOCAlcL0
Tさんってドレッドのラスタマンってことないよね?
マリ破ナ好きみたいだし>>51
しかもアナヲタなんだよなぁ>>47
227:本当にあった怖い名無し
09/04/23 20:09:00 XxU6bO0S0
将来住職になるやつって若いうちに髪で遊ぶケース多いらしいよ
Tさんは年齢的には20代前半かな
バイトやってたり大学行ってたり遊び呆けてるから、2年か3年だとおも
228:本当にあった怖い名無し
09/04/23 20:17:49 JJOCAlcL0
でも太平洋戦争の時にモスマンと対決してる
>>41->>43
229:本当にあった怖い名無し
09/04/23 21:18:26 XxU6bO0S0
>>228
それはTさんの父とか祖父とかじゃまいか?
とりあえず父は住職らしいし
>>220
小話になってないとTさんは介入しにくいんじゃないかな?
230:本当にあった怖い名無し
09/04/23 23:38:44 0PHFbhu5O
スケベで酒乱で霊感皆無な寺生まれの昔の男。
最近、大学卒業後実家の寺をつぐために修業を始めたと聞いた。
Tさんみたいになれたらもう一度やりなおしたい\(^O^)/
231:本当にあった怖い名無し
09/04/24 01:04:35 ViMvnXsfO
暇だったんで勝手にTさんと「寺生まれってすげぇ」を書いてみた。
URLリンク(imepita.jp)
URLリンク(imepita.jp)
232:本当にあった怖い名無し
09/04/24 02:10:31 SgiGMaJW0
>>231
上手いなww
233:本当にあった怖い名無し
09/04/24 07:58:55 xfzYV1hsO
>>231
絵の上手い人ってすげえ
234:本当にあった怖い名無し
09/04/24 08:12:16 ZWhoo8jTO
メンヘラ女にストーキングされる話があったから、
ジャニーズ系のイケメンだと思ってた。
↓以下コピペ↓
一人暮らしをしている大学生の男がいた。
男が住んでいるのはごく普通のアパートだが、
たまにおかしなことが起こった。
大学から帰ってくるとカーテンの形やゴミ箱の位置などが
微妙に変わっている気がするのだ。
最近は誰かにつけられてる様な気もしてきた、
流石に気味が悪くなってきた男は大学の友人に相談した。
男が「もしかして…ストーカーかな?
警察に言うのが一番良いと思うけど…
警察は実際に被害が無いと動いてくれないって聞くしなぁ…
どうしよ……。」
と困っていると、友人は
「…じゃあ大学に行ってる間ビデオカメラで部屋を撮影しておいて、
もしストーカーが部屋に侵入してるのが撮れたら
そのテープもって警察に行けば良いじゃん、
不法侵入してるわけだからさすがに警察も動いてくれるだろ。」
と具体的な解決策を提示してくれた、
やはり持つべきは友!これは良い案だ!と思った男は
早速次の日の朝、部屋にビデオカメラを設置して
録画状態のまま大学へ行った。
大学から帰ってきた男は焦った、
久々に部屋に違和感がある、
「これは期待出来る、マジにストーカー写ってるかも…」
235:本当にあった怖い名無し
09/04/24 08:13:26 ZWhoo8jTO
続き
と思いながらビデオの録画を止め、再生した。
しばらくは何も写らなかった。
しかし夕方になると、
知らない女が包丁を持って部屋に入ってきたのだ。
「…!!!!!!」
ビビった男はすぐに友人に電話をかけた、
「ヤッベー!写ってる写ってるストーカー写ってる!!!!」
と若干興奮気味に伝え、それからは録画を見ながら友人に内容を実況した。
「ゴミ箱漁ってるよぉ…」
「今度は服の匂い嗅いでる…キメェ!!」
今までコイツは何回も来ていたのかと思うと、男は背筋が凍る思いだった。
236:本当にあった怖い名無し
09/04/24 08:14:41 ZWhoo8jTO
↓ラスト↓
画面の中の女は押入れに入った。
「うっわ…押し入れの中入ったよ、
しかもなかなか出てこない……」などと友人と喋っていると、
また誰かが部屋に入ってきた。
男は言葉を詰まらせた。
部屋に入って来たのは自分だった。
そしてビデオの中の自分はカメラに近付き録画を止める、
そこでビデオは終わっていた。
押し入れにまだ女がいる。
「破ぁぁ!!!」
俺は押入れに向かい念を込めた。
しばらく押入れではどたばたもがいていた様だったがすぐに静になった。
わざわざビデオに取らなきゃ見つけられないなんて俺もまだまだ未熟だな……
うちのオヤジは凄い、改めてそう思った。
237:本当にあった怖い名無し
09/04/24 08:42:24 acr1hSKT0
>>231
いいねこれ
238:本当にあった怖い名無し
09/04/24 09:00:11 acr1hSKT0
Tさん、草薙くんに憑いてるのを破ぁー!してあげてください。
さすがのTさんも芸能界の闇は払えないかな。
239:本当にあった怖い名無し
09/04/24 10:29:27 r+q7PcM40
「もしもし?」
「………」
「もしもし?」
「………」
いつもはここで恐くなって電話を切ってしまうところでしたが、我慢できなくなって、彼女は叫びました。
「いい加減にしてよね!」
すると受話器のむこうから、押し殺したような声が聞こえたのです。相手が喋ったのはこれが初めてでした。
「…殺してやる…」
さすがに恐くなって身の危険を感じた彼女は、だめでもともとと警察に相談してみました。
ところが最近は、そういったストーカーの犯罪が深刻化しているためか警察は詳しく話を聞いた上で彼女の電話に逆探知機を設置して捜査を行ってくれることになったのです。
次の日もやはり、無言電話はかかってきました。慎重に受話器を取り上げ、耳に押し当てる女性。
「もしもし?」
「…殺してやる…」
昨晩のあの声でした。そのときです。彼女の携帯電話が鳴りました。警察からです。
「すぐに部屋から出なさい!」
「は?」
「逆探知の結果、電話はあなたの家の中からかかっています。犯人はあなたの家の2階にいるんですよ!」
その時「破ァ-!」2階から声がした。恐る恐るのぞいてみると、Tさんが階段から男を担ぎ降りてくるところだった
「危ないところだったな。まったくこんな可愛い子をストーカーなんて太いヤローだ」
寺生まれってすごい、改めてそう思ったけど不法侵入はTさんも同じなので一緒に警察連れてかれてしまった
240:本当にあった怖い名無し
09/04/24 10:55:59 kOCzA4PhO
Tさんは一体何回警察のお世話になってるのやら…
241:本当にあった怖い名無し
09/04/24 12:43:35 zyfhhwg4O
もっと皆のTさんイメージ図見てみたいな
242:本当にあった怖い名無し
09/04/24 16:41:59 z61gyzONO
Tさんの事をカーネルサンダースの事だと思ってた。
243:本当にあった怖い名無し
09/04/24 17:22:45 i4AwSpM4O
URLリンク(imepita.jp)
蒼坊主。
邪気眼持ちなんだよな。
244:本当にあった怖い名無し
09/04/24 20:00:49 OsIzQN7F0
ちょいとグロ入るが実話を。
去年の秋、時刻は午前5時頃、友人と釣りに出かけた。
場所は近所の沼津。
釣り道具を持ち友人と釣り場まで一方通行の道を歩いていた。
途中公園に差し掛かろうとしたとき、幼稚園児であろう子供3人ほどが公園前の道路でしゃがんでいた、しゃがんでいる場所に子供が一人倒れていた。
友人と「何事か?」と思い近付くと倒れてる子供は頭が片側完全に潰れ、脳が飛び出していた、もう片側は眼球がが飛び出し、口から少量の血が出ていた、
しゃがんでいた子供達は倒れてる子供の脳を掴んだり、眼球があったであろう穴から出たゼリー状の物質を遊び道具?のコップに入れたりして遊んでいた。
僕らは即通報することにした
「あれ、電波入らねえぞ」
「ちょっと貸して見ろよ」
友人は俺から携帯を受け取ると、持っていた釣竿をかざし叫んだ
「破ァ!」
とたんにアンテナが3本になった
寺生まれってこんなこともできるのかと思った
245:本当にあった怖い名無し
09/04/24 20:11:16 mtcg5J/f0
この解決しないパターンも好きだわw
246:本当にあった怖い名無し
09/04/24 20:18:27 acr1hSKT0
>>244
wwwwwwwww
247:1/2
09/04/24 21:05:07 OsIzQN7F0
>>220 これで満足か?
オカ板のTさんの法則
絶対法則
第一法則
国家間から企業、個人に至るまで、悪霊の元にTさんあり
第二法則
第一法則において、室内であっても必ず現れる
第三法則
第二法則において、Tさんであろうとも不法侵入となる。
この時、Tさんが警察を回避できる割合はほぼゼロ。
第四法則
第一法則において、最終的にTさんの生まれを関心しなければならない。
第五法則
第一法則において、一方的に助けられても感心すること。
第六法則
第3・第4則において、褒め称えたとしても警察に事情を説明する義理はない。
248:2/2
09/04/24 21:07:24 OsIzQN7F0
諸法則
第一法則
オカ板に貼られ、人気を博した物はほぼ1年以内にTさんが介入する。
第二法則
オカ板で人気や才能があるシリーズにも、ほぼ必ずTさんが介入するが、師匠シリーズにはなぜか介入しない。
第三法則
オカ板のTさん人気は元ネタの怖さと比例する
第四法則
呼ばれてもいないのに出てきては「破ぁ!」と叫ぶ人間はほぼTさんである
第五法則
自分に都合の悪い出来事は、すべて「破ぁ!」ですます。
第六法則
長編のTさんは、話のオチに差し掛かると警察やら女子寮の管理人が現れ、悲惨な末期を歩む
第七法則
ほのぼの話に手を出したTさんは空気が読めないと酷評される
第八法則
Tさんの出現は話の後半に偏る傾向にある。
第九法則
たとえ悪霊であってもTさんの気分によっては「破ぁ!」は発動しない。
第十法則
たとえ良霊であってもTさんの気分によっては「破ぁ!」は発動する。
この文章は、2ちゃんねるにあった文章におれが一部書き加えたり、書き直したものです。
249:327
09/04/24 22:57:14 OsIzQN7F0
怖いコピペを全部Tさんによって解決させちゃおうぜwwww
vipまとめ↓
URLリンク(waranote.blog76.fc2.com)
250:本当にあった怖い名無し
09/04/25 01:05:02 oBxKjk6E0
そのスレのこれが良かった
三兄弟が海で遭難した。
やっとの思いで無人島に辿り着いた。
三人は食料や道具になるものを探した。
しばらすると、長男が古ぼけたランプを見つけてきた。 これはまさか!?と擦ってみると、中から魔神が出てきた。
魔神は「おまえらの願いを一つづつ叶えてやろう。しかし同じ願いはだめだ」
長男は考えて「家に帰りたい!」
びゅぅ~ん。飛んでいった!
次男も帰りたかったが、長男が言ってしまったので「家の風呂に入りたい!」
びゅぅ~ん。飛んでいった!
三男は困って「兄さん二人に会いたい!」
ぶゅぅ~ん。二人が飛んできた。
「破ぁ!!!」
突然聞こえた怒号と青い閃光によって魔神は粉みじんになって吹き飛んだ!
「帰りたいという兄弟の純粋な願いをもてあそぶ小悪党め!」
Tさんははにかみながら「いつか願いはかなう」と言い残し青い光弾に乗って帰って行った。
寺生まれってスゴイ、改めてそう思った。
251:本当にあった怖い名無し
09/04/25 09:00:12 i2JX27+pO
A:煙草吸ってもよろしいですか?
B:どうぞ。ところで一日に何本くらいお吸いに?
A:ふた箱くらいですね。
B:喫煙年数はどれくらいですか?
A:30年くらいですね。
B:なるほど。あそこにベンツが停まってますね。
A:停まってますね。
B:もしあなたが煙草を吸わなければ、
C:ちくわ大明神
B:あれくらい買えたんですよ。
A:あれは私のベンツですけど。
B:誰だ今の
T:破ァッ
C:ウギャアァァ
T:.危なかったな。もう少しでちくわ大明神に連れてかれるところだったぜ。
寺生まれって凄い。改めてそう思った。
252:本当にあった怖い名無し
09/04/25 09:39:48 FF+Pf9k/0
>>249
くねくねの話が良かった
あのラップには声を出して笑ったw
253:本当にあった怖い名無し
09/04/25 10:05:10 JXm52knp0
>>250
この終わり方、Tさんの真骨頂ww
>>251
ちくわのC?
254:本当にあった怖い名無し
09/04/25 18:01:18 JyjTAnvH0
>>231
亀だけど自分の中のTさんとぴったりすぎてびっくりした
255:本当にあった怖い名無し
09/04/25 19:22:25 FF+Pf9k/0
この前、残業で終電ギリギリに帰ることにあった
初めはそこそこ人がいたのだが、しばらくするとぽつぽつと席が空きだした
疲れていることもあって、空いた席に座ると軽く寝るつもりで目を閉じたんだ
次は○○駅~のアナウンスで目が覚めるとすっかり電車の中には俺一人だけになっていた
窓の外のホームには自分の駅から2つ前の駅名が書かれていた
まだ眠たかったが、乗り過ごすわけにはいかないし我慢することにした
寝起きと仕事疲れでぼんやりとした頭で暗い窓ガラスの向こうの夜景を眺めていたのだが、やがて違和感に気が付いた
ガラスに映る自分の席のその上、網棚のところになにかいる
よく見ると、髪の長い薄汚れた白い服の女がお辞儀をするように上半身を折り曲げて網棚のところに座っていた
しかも、顔を下に向けてじっと自分を見降ろしていた
途端に背筋をぞっと冷たいものが流れた
逃げ出したくなったが、車両には自分しかいない
下手に騒いでなにかされたらと思うと、ただ気付かなかったふりをするしかなかった
次の駅までの時間は異様に長く感じた
そして次の駅では一人のサラリーマンが乗り込んできて、自分から少し離れた席に座った
人が乗ってきたことに意味もなく安堵し、再びガラスに視線を向けると女が移動しているのが目に入った
異様に細長い手足をまるで蜘蛛のようにしてのっそりと
さきほど乗ってきた男性の上に移動し、また同じように下を覗き始めた
もうどうしようもない恐怖でガチガチになった自分は、駅に着いた途端にあわててホームに飛び出した
と同時に後ろから「破ァ!」という叫び声が聞こえた
震えながら電車の方を振り返ると、座っていたサラリーマンが網棚に向けて青白い光線を放っていた
誰だか知らないけど、すごいそう思った
256:本当にあった怖い名無し
09/04/25 20:11:32 i5giZLVNO
>>238
目撃者の話
私の住んでいるマンションは大きな公園と隣接しており、窓からはそこを一望することができます。
ある夜、私が一人部屋の中でくつろいでいると、何やら外から男の叫ぶ声が聞こえてくるのです。
不審に思い、カーテンを開けて様子を窺うと、公園のベンチに一人の男が座っているのが目に入りました。
おそらく酔っ払いでしょう。
男は非常に落ち着きがなく、しきりに何かを叫んでは手足をばたつかせているのですが、その言葉は支離滅裂で上手く聞き取ることができません。
時折韓国語のような言葉も混じっていたように思います。
何にせよこのままでは騒々しいので、警察に連絡して男を保護してもらうことにしました。
しかし、そのときです。
私は気づいてしまったのです……。
男は全裸でした。
春とはいえ、まだ少し肌寒い風の吹く夜のことです。
正常な人間のやる行為ではない。
私はうなじの毛がぞっと逆立つのを感じていました。
しかしその場から動くことはできません。
何かに魅入られたように、男から目を離すことができないのです。
そして、今まで私に背を向けていた男が、ゆっくりとこちらに振り返ります。
完全に体が正面を向いたとき、男の顔は下に俯いた状態で、その表情を窺い知ることはできません。
しかし、それも段々と上を向き始め、私の立っている窓辺を、その黄色く濁った視線が捕らえようとしたそのとき
「破ぁ―!!」
不意に大きな声が、私の呪縛を打ち破りました。
そこに立っていたのは寺生まれのTさんです。
「善良な芸能人にとり憑くとはあくどい奴、許せん!」
Tさんの両手から現れた眩い光線が男の胸を射し貫く……前に警察が現れて男を連行していきました。
ついでにTさんもパトカーに乗せられていました。
国家権力ってすごい。
改めてそう思いました。
257:本当にあった怖い名無し
09/04/25 20:42:07 i5giZLVNO
警察の話
その日はついていなかった。
深夜に通報を受けて酔っ払いの保護に向かったのだが、これがよくよく見ると有名芸能人のあの人だった。
激しく抵抗するので、やむなく逮捕して取り調べるも、容疑者は支離滅裂な言動を繰り返すのみだった。
当然薬物を疑ったが、検査結果はシロ。
いい加減不気味になって手をこまねいていたそのとき、取り調べ室のドアが勢いよく開いた。
「破ぁ―!」
先ほど一緒に連行してきた寺生まれのTさんだった。
「さっきはいいところで邪魔が入ったが、今度こそ片を付けてやる!」
Tさんの両手から光線が放たれ、容疑者の男を直撃した。
「ギャアアアア!!」
男は人間とは思えない叫び声をあげると、ばたりと机の上に倒れ伏した。
そしてややあって起きあがると、不思議そうな顔をして辺りを見回し始めた。
「あれ……ここはどこだ?そして一体今まで僕は何を……?」
Tさんはどこか悲しげに笑うと、男の肩に手を置いた。
「真っ赤な薔薇には刺がある。物理的な闇は祓えても、芸能界に巣くう闇までは俺には祓えないさ。せいぜい心を強く持つんだ。」
そしてTさんは颯爽と警察署を後にした。
寺生まれってすごい。
改めてそう思った。
……
258:本当にあった怖い名無し
09/04/25 21:08:05 oBxKjk6E0
>>255
改変はええな
259:本当にあった怖い名無し
09/04/25 21:08:47 OjQLADI50
Tさん逃げとるwwww
260:本当にあった怖い名無し
09/04/25 21:21:32 FF+Pf9k/0
>>258
ID見てもらえばわかるけど、製作者自分ですからw
最後のネタに詰まったとき、もういっそのことTさんでやってまえと自棄になった結果w
261:本当にあった怖い名無し
09/04/26 09:43:50 kDezClE/0
糞暑いな~。
俺はジェットコースターの整備士。
今日も糞暑い中、点検を行っている。
ジェットコースターの事故が多発して世の中を騒がせていたが、事故を招いた奴は馬鹿だよ。
機械的なトラブルは、全て人的なミスが原因。
つまり、機械は人間の指示に忠実に動くわけだから、機械の暴走は全て人間の指示の範疇なんだよね。
そういう俺は職務熱心で、上記の考えもあってか、確認を怠らない。
整備の際にやるべきことを、独自にリストアップしてる。
リストに沿ってやるべきことをして、最後に確認するんだよ。
こうすれば、やり忘れなんて起こらないからねぇ。
リストは使い回し、つまり鉛筆でチェックをしていき、翌日に消しゴムで消してまた使うってこと。
ところで、リストアップなんて常套手段じゃん?なんて言うなよ。
仕事が慣れて来たらリスト見ずにやる奴が多いんだよ~困ったことに。
なんとか整備は終了し、休憩室に戻る。
コーヒーを飲んでいると、早くも遊園地は営業時間が来て、騒がしくなっていた。
今日のリストを何気なく読む。
うん、全部にチェックできてる。
……一つ、鉛筆の色が薄い項目があるぞ。
なんか…チェックの線がかすれてるぁ
「座席、固定ボルトの視認」の項目だ。
突然、休憩室の電話がけたたましく鳴った。
「馬鹿野郎!!お前、座席の固定ボルトの確認を怠ってただろ!危ないところだったじゃねぇか!・・・まあ、出発する直前俺が直してやったけどな。
お前にはまだメンテナンスは任せられないな全く。破ぁ・・・。」
寺生まれのアルバイトなのに整備の方法を熟知している寺生まれのTさんは凄い、
改めてそう思いました。
初めて、Tさんを使ってのコピペの改変をやってみたんだが、いざ自分でやってみると難しいな。
これからいくつか作って修行する。
262:本当にあった怖い名無し
09/04/26 10:47:51 AhftehuK0
霊関係ないwww
Tさんマルチ人間だな
263:本当にあった怖い名無し
09/04/26 18:52:48 T3gmYzI5O
今、目の前に、Tさんを頭悪くしたような男性が座っているのだが。@大江戸線
264:本当にあった怖い名無し
09/04/26 19:04:31 BVN+BJ5xO
ばかもぉ~ん!そいつがTさんだ!追え~!
265:本当にあった怖い名無し
09/04/26 21:02:51 afyKArdBO
T「ここがコトリバコの世界か…」
266:本当にあった怖い名無し
09/04/26 21:43:00 /kscIRlz0
コトリバコってまんまTさんの話じゃなかったけ?
あれの短いバージョンなら持ってるけどいる?
267:本当にあった怖い名無し
09/04/26 21:48:51 74NJLUXU0
>>266
寺生まれじゃなくて神社生まれじゃなかったか
Tさんに改変してうpしてくれw>短いバージョン
268:1/2
09/04/26 22:30:59 /kscIRlz0
この話は、霊感の強い友達の話。
その友達は中学生の時からの付き合いで、30手前になった今でも
けっこう頻繁に遊んだり、飲みに行くような間柄。
そいつん家は俺らの住んでるところでもけっこう大きめの寺をやってるようなお家。
普段は寺の近くにある住居にすんでます。
で、その日も飲みに行こうかってことで、とりあえず俺の家に
集合することになったんです。
先にそいつと、そいつの彼女が到着して、ゲームしながらもう一人の女の子を待ってたんです。
その寺の子をT、遅れてくる子をS、俺のことをAとしますね。Mの彼女はKで。
しばらくゲームしながら待ってたら、Sちゃんから電話がかかってきたんです。
Sちゃん「ごめんちょっと遅れるね、面白いものが納屋から見つかって、家族で夢中になってた~
「Aってさ、クイズとかパズル得意だったよね?面白いものもって行くね!
「もうちょっと待ってて~~~
ってな感じの内容でした。
269:2/2
09/04/26 22:32:13 /kscIRlz0
で、40分くらいしたころかな、Sちゃんがやってきたんです。
その瞬間、というかSちゃんの車が俺ん家の敷地に入った瞬間かな
Tが「やべぇ。これやべぇ。やばいな・・・しかたがない」
って言ったんです。
俺「ん?Tどうしたが?また何かあったんか?」
K「大丈夫!?またなん」
T「ああ、大丈夫だ・・・破ァ!」
Tは普段は霊感あるとか寺の仕事とか、あんまり話題には出さないのですが誰かがピンチ陥った時にはこうして力を使うんですよ。
Tが腕から青白い光線を放つと、Sが持っていた箱が砕け散りました
T「これでもう大丈夫だろう」
S「え?え?もしかして私やばいの持ってきちゃった・・・のか・・な?」
T「いいや、気に病むことはない。これであれはこの世から消えんだからな」
Tはそう言うと、普段あまり吸わない煙草を胸ポケットから取り出すと深々と吸った
寺生まれってなんだか凄い、そう思った。
あと、とりあえず俺の部屋は禁煙だったので怒っておいた。
270:本当にあった怖い名無し
09/04/26 23:41:16 T3gmYzI5O
短ぁっ!
271:本当にあった怖い名無し
09/04/26 23:59:56 rylvo2MhO
寺生まれのTさんだからこそのスピード解決だな
272:本当にあった怖い名無し
09/04/27 02:41:25 KKId6SbXO
>>270
IDがT3
273:本当にあった怖い名無し
09/04/27 03:05:41 NGM/jKEh0
長いのもいいがじっくり読ませて貰いたい気もする
あとコトリバコはオヤジ出さないと駄目だろ
274:本当にあった怖い名無し
09/04/27 06:00:39 NGM/jKEh0
短いものいいが、だったw
275:本当にあった怖い名無し
09/04/27 06:01:34 NGM/jKEh0
のも、だ…
276:本当にあった怖い名無し
09/04/27 10:55:22 DMLjwWcd0
>>273
>>274
>>275
破ぁ!
277:本当にあった怖い名無し
09/04/27 11:18:29 DMLjwWcd0
>>261
このタイプも好き。
遊園地でバイトするTさんww
ぬいぐるみショウの中の人なんかもやったりするのだろうか?
278:本当にあった怖い名無し
09/04/27 12:41:29 DMLjwWcd0
今晩はTさんのためにカレーつくるよ!
279:本当にあった怖い名無し
09/04/27 14:16:24 FNggTTSkO
ニンニク破ぁたっぷり入れてくれ
280:本当にあった怖い名無し
09/04/27 20:30:43 IT0NVwHs0
【オカ板から】成仏させてやる【破ァ!】
オカ板の片隅から 呼ばれてやってきたぜ
親父にはかなわないけど、俺なりにやるだけさ
怖い話を 聞いたら思い出せ
今日もトイレに行けなくなった人のため
悪霊を
成仏させてやる
念じれば青い光線
成仏させてやる
ピンチの時は おれに任せな
成仏させてやる
コトリバコも2レスで撃破
成仏させてやる
だから、警察だけは呼ばないで
寺生まれってすごい~♪
仕事中にこんなのを思いついた自分はもうダメだと思った
みっくみくにしてやんよのリズムでどうぞ
281:本当にあった怖い名無し
09/04/27 22:36:43 DMLjwWcd0
せっかくTさんにカレーつくったけのに不味かったらしく
「破ぁ!」されてテーブルごとこなごなにふっとんだよ。
282:本当にあった怖い名無し
09/04/28 02:34:32 dQl/Zb3oO
つい5分ほど前に金縛りにあった。
悪夢で目が醒める→金縛りのコンボでパニくってた上に、目を開くと天井に10才くらいのに男の子がへばりついていた。
天井をスルスルと移動し、壁を蜘蛛の様に動き回る少年。
いつもの金縛りなら指先に力を込めると解けるのだが、今回は微動だにしない。これはヤバイ。
突然、Tさんが脳裏によぎる。「破ぁ!」を試してみるものの、
「…ひゃ…ぁ…」
金縛りのせいで全く声にならない。寺生まれでなければ使えないのか?
男の子が俺の足元から脇腹あたりに移動してきた。
もう一度チャレンジしてみると
「破ぁっ!」
明らかに自分以外の声が聞こえた。確かに自分が発した声なんだが、声帯を通さず腹から響く大声。
次の瞬間には金縛りも解け、男の子も居なくなってた。
ただの幻覚だったのかも知れないけど、眠る前にこのスレを見てなければどうなっていたか…。
283:本当にあった怖い名無し
09/04/28 12:15:39 RgZXxgTkO
リアルTさんか
俺も金縛りにあったら試してみよう
284:本当にあった怖い名無し
09/04/28 16:59:27 Wxoros/M0
怖い話読んでても途中でTさんが乱入してくる所を思い浮かべてしまって怖くなくなる。
285:本当にあった怖い名無し
09/04/28 19:50:15 UrkPqmN+O
本格的っぽいインド料理店に入った。チキンと豆のカレーライスなどを注文する。
しばらくするとウェイターが料理を持ってきた。が、スプーンは無かった。
「はは~ん、ここは本格的な店だから手で食べるんだな」と納得し「アチぃアチぃ」言いながら手で食べ始めた。
ほとんど食べた頃・・・・・ウェイターが寄ってきて 申し訳なさそうにスプーンを差し出した。
「破ぁ!!」寺うまれのTさんはそれに気づかない振りをして素手で食べ続けた。
やっぱり寺生まれってスゴイ、改めてそう思った。
286:本当にあった怖い名無し
09/04/28 20:39:59 Uyql8rpn0
>>284
わかるわかる!
怖い話好きだけど、苦手だったんだよ
でも、Tさんに出会ってから楽しく読めるようになり、
体重も5キロ減り、彼氏もできました
ありがとうTさん!
287:本当にあった怖い名無し
09/04/28 22:44:02 DQsXNxHWO
1スレ目に番号ついちゃってるよママン
288:本当にあった怖い名無し
09/04/29 06:45:06 NNPuh0zj0
509:本当にあった怖い名無し :2008/06/30(月) 23:15:57 ID:tiipjsugO
ビルのかなり高いところに、滴ったような字で
「Tさん」
510:本当にあった怖い名無し :2008/06/30(月) 23:21:41 ID:hSjuzQRVO
>>509
それ、かなり昔にあった嬉しい出来事がモトらしいよ。10年?以上前に、何かの雑誌だかで由来を読んだ記憶がある。
511:本当にあった怖い名無し :2008/06/30(月) 23:38:16 ID:S9ahM5qk0 [sage]
そのビル壊されちゃったんじゃなかったかな
512:本当にあった怖い名無し :2008/07/01(火) 00:29:04 ID:MgQthNArO
>>510
>>511
509だけどTビルの詳細。
場所は茨城県つ○ば市。
かつてこのマンションの反対側にファミレスがあって、ある日ファミレスの前に立っていた子供が、道路の反対側に立っていた姉の存在に気付き、路上へ飛び出してしまう。
そこへ一台の車が…。
その際、Tさんによって車に撥ねられる寸前に助け出された子供が最後に感謝として叫んだ『Tさん』という言葉が壁に浮き上がった。
あまりの不可解さに近隣住民の間ではこのような都市伝説が生まれたという。
ちなみにこのビルはまだ存在するものの、文字自体は塗りつぶされたため、もう見られないみたい。
289:本当にあった怖い名無し
09/04/29 13:22:42 3/XNhZY3O
俺も改変してみた
18 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2007/03/19(月) 13:10:53 ID:qBed5R/UO
学生の頃、夜部屋で寝てたら急に目が覚めて金縛りになった
変な気配がしたので目だけ動かして窓の方を見たら顔が沢山浮かんでこっち見てた
なんか霊とかってどんなものかよくわかってなかった私は、そのとき心の中で
「宝くじが当たりますように」
ってその顔達にお願いしてみたら
すべての顔が破ァ!?って表情の男が現れたと同時に消えた
「幸運は、常に努力を怠らない人のもとへ訪れるんだぜ。低級霊にお願いするより、先祖の墓でも掃除した方が良いぞ」
そう言ってTさんは窓から去っていった
寺生まれってスゴイ、改めてそう思った。
290:本当にあった怖い名無し
09/04/30 00:16:31 QGzOk3oJ0
>>285
この改変もいいね。
もうどこでもTさん出てくる。
なんか怖いことや不可解なことがおきてもTさんがいるから大丈夫って思える。
291:本当にあった怖い名無し
09/04/30 07:39:33 SfQfzK/DO
Tさんは北斗の拳の漫画書いてる人の絵柄みたいな感じの人だと思う。
実写にするなら阿部寛。年いってるけど。
292:本当にあった怖い名無し
09/04/30 21:39:02 QGzOk3oJ0
マリ破ナ好きなTさん、今頃ジャマイカかな?
293:本当にあった怖い名無し
09/04/30 22:10:28 11OpXH820
そうじゃまいか?
294:本当にあった怖い名無し
09/05/01 01:03:49 mGv/rxD2O
じゃあ、マイカーに乗って行ったんだろうな
295:本当にあった怖い名無し
09/05/01 18:08:33 VU2duMnGO
ええジャマイカ!ええジャマイカ!
よ~いよいよいよい!
296:本当にあった怖い名無し
09/05/01 19:47:13 7Nmg1lAiO
Tさんこいつらの座布団まとめて破ァしちゃって~
297:本当にあった怖い名無し
09/05/01 22:13:42 fyDVyd9B0
Tさんの親父さんを見てみたいなw
298:本当にあった怖い名無し
09/05/02 19:03:34 A3gUqNi40
>>297
おk、把握
299:本当にあった怖い名無し
09/05/02 23:15:30 innhHOrlO
親父は多分話はじまる前に解決してるからな
Tさん位遅れて来ないとただの日常
300:本当にあった怖い名無し
09/05/03 01:11:03 QcLDFn1DO
>>298
絵描いてうpとか変な馴れ合いは無しな?
301:本当にあった怖い名無し
09/05/03 01:28:24 0x950NpaO
>>299
こうだな
ある日帰り道に人気のない公園に寄った。
俺はこういう静かなところで一服するのが堪らなく好きなのだ。
タバコをくわえ、火をつける。
そのとき視界の端に女の人が映った気がしたが別にそんなことなかった。
302:本当にあった怖い名無し
09/05/03 06:00:24 j2wGuFA/0
親父はウチのかみさんとか
郷里の姉ちゃんみたいなキャラだから美味しいんだろ
303:本当にあった怖い名無し
09/05/03 06:59:08 J5PHExMoO
>>302
スレイヤーズww
自分の中のTさん像はヒビキさんだな
『ハァー』という声だけで魔化魍やっつけたこともあるしw
ただ、髪型は坊主の方がいい。
そういや仮面ライダーDCD、ヒビキ編は来週からだったかな
304:本当にあった怖い名無し
09/05/03 11:33:04 WBKsEzprO
あれ?来週はカブトじゃなかったっけ?
うろ覚えだから間違ってたらごめん
305:本当にあった怖い名無し
09/05/03 13:46:03 bFJcvvxJO
Tさんは鬼だったのか…
306:本当にあった怖い名無し
09/05/03 14:41:33 J5PHExMoO
>>304
来週からはカブトでその後がヒビキだった
勘違いして覚えていたようですまない
307:1/3
09/05/04 06:48:21 vbVvxXtpO
この間、友達とカラオケに行ったんだ。
店に入る手前で、向こうからがたいのいいおっさんが来るのが見えた。
おっさんのハゲ頭が一瞬、激しい光を反射して目がくらみそうになる。
思わず目を閉じ足を止めた俺たちとすれ違いざまに、上機嫌で歌うおっさんのバリトンの美声が耳に残った。
俺達がカラオケ屋に入ると、今は丁度込んでいて空いている部屋はないと言われた。
けど、通路の奥に明らかに使用していないブースがあるのが見えてるんだ。
「あそこ、ダメなんですか?」
俺は店員に聞いた。
「あそこは、えーっと、店長に聞いてきます」
カウンターの店員が一旦奥に引っ込んでから、戻ってきた。
「どうぞ」
明らかに顔色のおかしい店員。
俺と友達は鍵を受け取ると問題の4号室に入った。
部屋に入った途端に全身が粟立つようにゾクゾクとしたものが背中を這い上がる。
エアコン効きすぎだろこの部屋。冷房の設定温度を上げた。
友人が歌っている途中、メインモニターの映りが悪くなった。
モニターの裏を見に行った友人が「これヤバいだろ」と、俺を呼ぶ。見ると捲れかけた短冊みたいなものが貼ってあった。
確かにヤバいな。電子機器の裏に紙なんぞ貼ってあると火事の元だ。
俺はぐにゃぐにゃした字の書いてある短冊を捲って捨て、モニターについているコードを差し直した。モニターの映りが正常になった。
308:2/3
09/05/04 06:53:20 vbVvxXtpO
モニターが復活するとほぼ同時にガンガンと扉を激しく叩く音がした。友達が部屋の戸を開けると誰も居ない。
「ご注文のコーラとコーヒーです」
扉の死角に注文した飲み物を運んできた店員がいた。
そういやカウンターで鍵を受け取るとき頼んでおいたっけ。友人がトレーを受け取って扉を閉める。
何か妙だと思いながら俺はコーヒーに口をつけた。猫舌の俺には熱すぎるのでしばらく冷ますことにした。友人はコーラを一気飲みした。よっぽど喉が乾いていたようだ。
俺が歌っているとと突然「うぅぅ…」という苦しげなうめき声が混ざった。
友人が体を二つに折り、脂汗をながして苦悶の表情を浮かべていた。
おい友人、ガンガンクーラーのかかったところで冷たいコーラを一気飲みするから腹にくるんだよ。さっさとトイレ行ってこい。あと口元に近付けたままのマイクは置いていけ。
友人を送り出してから一人で歌っていた。やっぱり気持ち悪いくらいゾクゾクする。エアコンを見た。温度が入ったときと変わらず18度。壊れてるのか?
青い顔をした友人がふらふらと戻ってきてすぐ、また扉を叩く音がした。おいおい、今度は何も頼んでねぇぞ。
今度は俺が戸を開ける。誰もいないと思ったらまた死角から店員。わざとやってるだろ。
「さっきはすみません。よその部屋と間違えてホットを持ってきてしまいました」
そういや俺、熱いのは一気に飲めないからとアイスコーヒー頼んだんだっけ。ペコペコ頭を下げる店員。交換すると言う店員の申し出を寒いからホットでいいからと断り戸を閉める。
309:3/3
09/05/04 06:58:33 vbVvxXtpO
さっきから邪魔ばかり入るな。改めて十八番を歌い直すかと番号を打ち込んだところで電話が鳴った。
「そろそろお時間です。延長なさいますか?」フロントからだった。
歌い足りない気はしていたが友人は腹の具合が悪くなったみたいだから延長なしで引き上げることにした。
支払いを済ませ外に出る。店に入る前はどんより曇っていた空に、薄日がさしていた。
後で聞いた話ではあのカラオケ屋の4号室は昔自殺があったとかで『出る』らしい。
誰もいないのにドアを叩く音がしたり、霊感がある人が寒気を感じたり乗っ取られて気分が悪くなり不気味なことを呟いたり、モニターに女の子の影が映ったりしたらしい。
だが、俺たちがそこへ行って以降そういった類の話は出なくなったそうだ。
俺たちが除霊したなんて噂も一時期あったけど、生憎俺も友人も全くそんな力は持っていない。俺は単に九死に一生を得る運の持ち主ってだけだ。
ふと、あの日カラオケ屋に入る前にすれ違ったオヤジのことを思い出す。
『破ぁ~っれた空~ そーよぐ風~』
その瞬間、オヤジの頭は一瞬激しく青い光を周囲に放っていた。
もしやあれが噂のTさんなのか!?
寺生まれってスゴイ。
俺も友人もそう思った。
こんな感じですかね>Tさんの父親
310:本当にあった怖い名無し
09/05/04 09:09:38 sIqLGjK60
>>309 GJ!
311:本当にあった怖い名無し
09/05/04 12:28:41 Zzq63RHtO
>>309
よかったよ㌧
312:本当にあった怖い名無し
09/05/04 19:23:43 fCakv4Kk0
おとなしそうな同期にエッチしませんか?って言ってそれ以来、気まずい
『この後、ホテルに行きませんか?』と紳士に言う
『えっ??いや…今日は帰ります』
『まだ時間あるし大丈夫じゃない?』
『帰ります(早歩きになる)』
『そっかぁ…いつなら平気かな?』
『…(無視)』
『酔ってるの?大丈夫?』
『本当に迷惑です』
『…(・ω・`#)ショボーン』
テンション下がったわマジで
「にいちゃん達、ちょっと待ちな。」
坊主頭にくわえタバコ、寺生まれで霊感の強いTさんだ!
「最近の若者はレディーの扱い方をまったくわかっちゃいねぇ。。」
そう言うとTさんは青白く光るその手で女の肩を引き寄せた。
「あんたには悪いモノが憑いている、このままでは家族親類全て不幸になる。俺がなんとかしてやるよ。
いいとこ知ってるんだ。逝こうか。」
Tさんが女の耳元でささやくと二人は青白い光とともに五反田の方面に飛んでいった。
後に残った男はただなすすべもなく呆然と見送るしかなかった。
寺生まれでも一泊9,800円で「破ぁ(´Д`;)破ぁ(´Д`;)」するんだな、って思った。
313:本当にあった怖い名無し
09/05/04 22:06:43 oAvj5KHgO
教会生まれのJ
314:本当にあった怖い名無し
09/05/04 22:17:22 ItAt0Lce0
神社生まれのM(コトリバコ
どうでもいいが、自分と設定とイニシャルがかぶってヤバイwww
315:本当にあった怖い名無し
09/05/05 05:07:30 SEztFO1tO
寺生まれのTさんに対してならこうじゃないか?
神社生まれのJ
教会生まれのKY
316:本当にあった怖い名無し
09/05/05 05:12:25 l3DXq8aE0
Tさんはある意味KYだけどね。
317:本当にあった怖い名無し
09/05/05 14:23:31 /qcWyjGTO
PKY
318:本当にあった怖い名無し
09/05/05 20:04:56 geVhzNlUO
Tさんの顔のイメージはくそみそテクニックの高和だな
319:本当にあった怖い名無し
09/05/06 07:51:10 14Iu1/9Z0
もう僧衣でいいじゃねえか
320:本当にあった怖い名無し
09/05/06 23:42:38 Xxicaj2c0
なんかのラジオにPN:寺生まれのTさんで出した勇者がいたらしい
是非とも挑戦してみたいものだ
321:本当にあった怖い名無し
09/05/07 19:16:59 AlwCCfyoO
>>320
是非挑戦してくれ
レポ待ってるw
泣ける2ちゃんねるみたく寺生まれのTさん本でてくれないかな
ゆくゆくは映像化された寺生まれのTさんがみたいw
322:本当にあった怖い名無し
09/05/07 20:28:24 knDQm4YYO
2ちゃんの書籍化は…
泣けるの時もカレマニの時もいろいろあったからなぁ
正直そういうのくだらないからまとめサイトで十分
323:本当にあった怖い名無し
09/05/07 21:01:50 FLF581fs0
とりあえずそろそろ誰かがまとめサイトを作ってくれる気がしないでもないでもない
破ァ!
324:本当にあった怖い名無し
09/05/09 01:19:24 zX/zlsrzO
結界師って漫画の主人公兄もTさんっぽい…かな
325:本当にあった怖い名無し
09/05/09 01:34:48 gjyi2DFr0
まとめてみた。
URLリンク(tsankopike.blog.shinobi.jp)
326:本当にあった怖い名無し
09/05/09 03:09:06 LSTtBESk0
>>325
乙
327:本当にあった怖い名無し
09/05/09 09:11:36 NDaE4Ez6O
>>325
おお、GJ
328:本当にあった怖い名無し
09/05/09 13:14:09 IERqpY0E0
>>325
オカルト板まとめサイトまとめスレに掲載依頼出した方がいいかな?
329:本当にあった怖い名無し
09/05/09 22:03:49 1x13JW/+0
○ >>325 乙 もうお前に用はない
く|)へ
〉 ヽ○ノ
 ̄ ̄7 ヘ/
/ ノ
|
/
|
/
330:325
09/05/09 22:50:46 dnch6xs60
乙とgjありです。
>>328
お任せしますよー
331:本当にあった怖い名無し
09/05/10 08:12:52 zVenNPVCO
おぉ、ついにまとめサイトが!
>>325乙!
332:本当にあった怖い名無し
09/05/11 05:06:24 v8Ntk/nd0
横浜での話だったと思う
中学生くらいの男の子と母親が信号待ちをしていた
見るからに大切に育てている息子
でもマザコンチックであったり、教育ママ的でもなく、
微笑ましい関係が見ただけで判る、そういう親子
信号待ちをしていた親子に車が突っ込んだ
車は息子だけを轢き、母親は呆然と立ちすくんでいた
周囲の人々が、車の下敷きになった息子を助け出し、救急車を呼び、
辺りは人々が取り囲み騒然とした
息子の腕はちぎれ、足は関節がいくつも出来たように折れ曲がっている
その顔は苦痛に歪んでいる
助かるかどうかは判らないが、とりあえず今は生きている
すると母親が突然叫んだ
「殺しましょ、ね、殺しましょ。このまま生きていても苦しいだけだし、
腕もどっかいっちゃったし、足も変だし、殺しちゃいましょうよ、ね、ね、ね!!」
周囲の人々に訴えかける。
救助活動をしていた市民が母親に「お前それでも母親か!」と言っても
「殺しましょ。もう一回車で轢いてよ!」
その時、人ごみの中からTさんが現れ、「破ぁーーーーー!!」と叫んだ。
するとTさんの両手から青白い光弾が飛びだし、息子の体を包み込み
ズタボロになった手足が、元どおりになった。
「これで安心だな・・・」そう呟いて片手でタバコに火をつけるTさん。
寺生まれってスゲェ・・・その時初めてそう思った。
333:本当にあった怖い名無し
09/05/11 07:53:47 lVKynddF0
>>332
こ、これは、改変なのかな?
元ネタがわからないからいまいちTさんのやったことがどういうことかわからない。
334:本当にあった怖い名無し
09/05/11 09:17:22 8vOwSDX8O
>>332
Tさん片腕犠牲にしたのか
335:本当にあった怖い名無し
09/05/11 10:35:17 lA1CNsEMO
>>334なんという等価交換
336:1/3
09/05/11 12:32:44 nDz0Z6Pp0
ファミレスで隣のテーブルに親子が座ったんです。どこにでもいる家族連れと思ったんですが…
母「ほら!早く決めなさいッ!ったく、トロいんだから!」
デフォルトでキレてるんですよ。何をしても怒鳴りつけるんです。
妹「それじゃ、わたしカレーにするー」母「そ。わかった」
妹「わたし、カレー好きー」母「うるさいな!そんなこと聞いてないでしょ?!」
カレー好きって言っただけじゃん!何で怒鳴るんだよ?!
料理が届いてからもキレっぱなし。
妹「いただきまーす」母「黙って食べなさい」
妹「…(´・ω・`)ショボーン」ただカチャカチャと鳴り響く食事の音。
妹「あ、そだ、お母さん!聞いて聞いてっ!あのね!えとね!今日、学校でね…」
母「うるさい!食べてる時は騒がないの!周りの人に迷惑でしょ!」
ちっとも迷惑じゃないよ!むしろそのコの話、聞いてあげてよ!
妹は涙目。兄は一言も喋らずに、黙々と食べています。こんな食事、楽しいはずがない。
すると。母親のケイタイが鳴り始めました。
母「ちょっとお母さん、電話してくるから。サッサと食べちゃってね」
そう言い残して、ケイタイ片手に母は店から出ました。
337:2/3
09/05/11 12:34:47 nDz0Z6Pp0
電話するヒマがあったら我が子としゃべれよ!もうちょっと子どもとの接し方ってもんがあるだろゴルァ!
と、ちょうど目の前で少女と同じカレーを食っていた先輩のTさんに愚痴をこぼしていたんですが、
ふと見るとTさんは携帯を額に当てて、何やら恐い顔をしています。
そして突然、念仏をぶつぶつと唱えはじめました。Tさんは寺生まれなので、念仏を唱える事自体は
別におかしい事じゃないのですが、目をつぶり、携帯を額に当ててぶつぶつ呟く姿はとかく人目に付きまして
「ちょ、Tさん何やってんすか」と止めに入ろうとした時、隣のテーブルに母親が帰ってきたんです。
母親はまだ携帯を耳に当てたままで、どうも様子がおかしい。すると、前にいたTさんが
「子供に優しい母親になれ、子供に優しい母親になれ、子供に優しい母親になれ」
と突然三回繰り返したのです。すると、隣のテーブルの母親が
「ハイ コドモニヤサシイ ハハオヤニナリマス
ハイ コドモニヤサシイ ハハオヤニナリマス
ハイ コドモニヤサシイ ハハオヤニナリマス」
とTさんの言葉を反復し始めたのです。抑揚のない声で、目はどこか虚ろでした。
「Tさん、まさか……」
俺の言葉を手で制して、Tさんはなおも念話を続けます。
「子供の話を聞いてやれ、子供の話を聞いてやれ、子供の話を聞いてやれ」
「ハイ コドモノ ハナシヲ キキマス
ハイ コドモノ ハナシヲ キキマス
ハイ コドモノ ハナシヲ キキマス」
俺は一体、この後どんな展開が待っているのか不安と期待の入り交じった気持ちでただ傍観する他ありませんでした。
子供たちも母親の様子が変なのを察したのでしょう。
妹「お母さん、どうしたの?」
母「ドウモシナイワ ダイジョウブ ソレヨリガッコウデナニガアッタノ」
親子の間に会話が戻ってきました。話を聞いて貰った妹はとても嬉しそうで、
母親はまだ少し変な感じですが、まあ、きっとこれでこの家族も上手く行くことでしょう。
そのとき。一言も喋らなかった兄がボソッと言ったのです。
338:3/3
09/05/11 12:36:51 nDz0Z6Pp0
兄「…よくも邪魔をしてくれたな」妹「え?」
兄「この妹の魂を食らう絶好の機会だったというのに」妹「お、お兄ちゃん?」
兄「おのれ、こうなれば力尽くでも」妹「きゃああ、お兄ちゃん!」
兄の肉体が服ごと千切れ、中から黒い獣のような何かが現れたのです。
黒い獣はそのまま妹に掴みかかり、一飲みにしようと飛びかかりました。
その時、Tさんが席を飛び立ち、襲われた妹を抱いて床へ転がり込んだのです。
「おのれ、どこまでも我の邪魔をする気が、小童めがぁ!」
化け物が手から炎の弾をいくつも生みだして、Tさん目がけて投げつけます。
「そんなものが効くかあッ!」Tさんはその炎の弾をまるで蚊か蠅でも払うかの如く、叩き払いました。
「なんだと……我の炎を……そんな馬鹿な、馬鹿な!」
「これで終わりだ、消え去れ、悪霊めッ! 破ァーーーーッ!!」
突き出したTさんの両手から青い光が溢れ出し、やがてそれが一つの光弾となって放たれました。
「ググ、グワァー!!」
辺りがしばらく目映い光に包れた後、化け物は灰だけを残して消え去っていました。
「ま……まだだ……まだ終わらぬぞ……必ずや我は復活し……再び貴様の前に現れよう。決着はまたその時だ……ふはは、ふはははは……」
どこからか聞こえたその声に、Tさんは
「完全に奴を封印できないとは、俺もまだまだだな」
と淡々とつぶやくのみで、あれだけ激しい戦いを繰り広げたのというのに汗ひとつかいていませんでした。
「お兄ちゃん、ありがとう」
「さ、今日はもうお帰り。お母さんと一緒にな」
「うん、バイバイ、お兄ちゃん! お母さん、かえろう?」
「ソウネ カエリマショウ」
親子は手を繋いで帰って行きました。
「Tさん、結局あの怪物は何だったんですか?」
「家庭の不和につけこんで、いつの間にやら家族に紛れ込んで、その家の子供の魂を食らうという恐ろしい化け物さ」
「じゃあ、あの女の子には初めから兄なんて……?」
「そう、いなかったのさ」
良くそれが分かりましたね、との俺の問いにTさんは
「勘だよ、勘」
と煙草を吹かして、事もなげに言いいました。
寺生まれってスゴイ、改めてそう思った
339:本当にあった怖い名無し
09/05/11 12:40:25 8vOwSDX8O
母親が酷いw
340:本当にあった怖い名無し
09/05/11 21:38:53 PJdBacRiO
ここまで改変するとそれはそれでイイなww
341:本当にあった怖い名無し
09/05/11 23:19:22 I9kNfYMp0
>>334
そういうことだったのか!
すげぇよTさん!
342:本当にあった怖い名無し
09/05/12 00:06:24 Zz1UZLqb0
オレは一人でビジネスホテル泊まる時は、フロでスカトロオナニーするよ、必ず。
シャワーヘッドを外して微温湯を肛門から注入。
腹をパンパンにさせてから、ちょっと我慢タイム。
まずはフロの栓をする。
そしてもう一度パンツをはいて、限界を迎えたら、中に思いっきり出すんだ。
イチジク浣腸のウンコはあんまり臭くないけど、お湯浣腸のウンコはスゴイ匂い。
後ろからそっと手をあててパンツの膨みを愉しむ。茶色い汁が付いた左手の指の匂いを嗅いで、舌を付ける。ああ、俺ってイヤらしい人間だな。変態だな。
次にモモを閉じてオシッコ。脚の間を伝わり落ちる感触がいやらしい。
フロの栓を閉じてあるから足元に溜まるので、そこに座り込んでみる。正座。
パンツの中はウンコでドロドロ。
足がまたぐりに入り込む様に座るもんだから、パンツの中身が押し潰されてマエの方にまでやってくる。
もう堪らなくなってパンツの上からタマやサオを強くこすり付ける。
ウンコが回り込んでいるからチンポや金玉はウンコまみれになってくる。
ここでチンポを思いっきり握り締めて、一回ドライエクスタシー。女のコみたいな喘ぎ声が出ちゃう。
ここから立ち上がって塗便プレイ。
パンツからすくい出したウンコを、じぶんのエロいところ全てに塗りたくる。
最期は 乳首を捻りながら便槽と化したフロの壁にウンコまみれの肉棒から射精。
飛びが普段とは全然違う。回春。ゴメンね奥さん。俺は女よりウンコみたい。浮気はしないけど変態です。
「そこまでだ! 一見誰にも迷惑かけてない性癖のようだが、俺が個人的に耐えられねぇ」
寺生まれで霊感強くて潔癖性のTさんだ!
「臭いものに蓋をするのは俺の流儀に反するが、、」
そう言いながら手から青い光線を出しスカトロイヤーを吹き飛ばした!
亜空の彼方に消えていった変態を見送りながら顔についた汚れを拭き
「ちっ、おつりが付いちまったじゃねーか」
と浴槽を掃除しはじめるTさん。
ちょ、その場はTさんが片付けなくてもいいんでは? と思った。
343:本当にあった怖い名無し
09/05/12 01:22:29 TIr3ZOuwO
Tさんは潔癖症だったのか
344:本当にあった怖い名無し
09/05/12 01:36:54 zGrg4hhM0
>>342
おまえはどこから一部始終を見ていたんだよwww
345:本当にあった怖い名無し
09/05/12 02:45:46 ZQ1EOp8uO
>>342だめだ!腹イテェw
346:本当にあった怖い名無し
09/05/12 03:42:11 K7x3xaaV0
>>342
浴槽掃除するTさん想像してフイタwwww
347:本当にあった怖い名無し
09/05/12 03:52:25 hcwEiAzd0
この勢いだとTさん、近いうちに六尺兄貴と対決するだろうな。
ハッテン場で。
だが手強いぞ兄貴は。
魑魅魍魎の類ではなく「人間」としてあの領域にいるのだから。
348:1/2
09/05/12 06:12:11 qrAb+qUp0
××の喧嘩祭といえば、六尺褌一丁の男達が、神輿を担いでぶつかり合う、
勇壮な祭として、この地方に知られている。
祭のあと、男達は集会所に集まり、普段着に着替え、飲み合う。
六尺は、激しい祭でドロドロボロボロになるから、使い捨てで、ゴミとして出される。
俺はいつもそれが狙いだ。
捨てられている六尺の、できるだけ汚れてる奴を10数本ほど、
こっそりさらって家に持ち帰る。
そして、深夜、俺一人の祭が始まる。
俺はもう一度汚れた六尺のみ身に付け、部屋中にかっさらってきた六尺をばら撒き、
ウォーッと叫びながら、六尺の海の中を転げ回る。
汚れた六尺は、雄の臭いがムンムン強烈で、俺の性感を刺激する。
前袋の中のマラは、もうすでに痛いほど勃起している。
六尺の中に顔を埋める。臭ぇ。
汗臭、アンモニア臭や、股ぐら独特の酸っぱい臭を、胸一杯に吸い込む。溜まんねえ。
臭ぇぜ、ワッショイ! 雄野郎ワッショイ!と叫びながら、前袋ごとマラを扱く。
嗅ぎ比べ、一番雄臭がキツイやつを主食に選ぶ。
その六尺には、我慢汁の染みまでくっきりとあり、ツーンと臭って臭って堪らない。
その六尺を締めてた奴は、祭で一番威勢が良かった、五分刈りで髭の、40代の、
ガチムチ野郎だろうと、勝手に想像して、鼻と口に一番臭い部分を押し当て、
思いきり嗅ぎながら、ガチムチ野郎臭ぇぜ!俺が行かせてやるぜ!と絶叫し、
マラをいっそう激しく扱く。
349:1/2
09/05/12 06:23:05 qrAb+qUp0
他の六尺は、ミイラのように頭や身体に巻き付け、
ガチムチ野郎の六尺を口に銜えながら、ウオッ!ウオッ!と唸りながらマラを扱きまくる。
そろそろ限界だ。
俺は前袋からマラを引き出し、ガチムチ野郎の六尺の中に、思いっきり種付けする。
どうだ!気持良いか!俺も良いぜ!と叫びながら発射し続ける。
本当にガチムチ野郎を犯してる気分で、ムチャクチャ気持ち良い。
ガチムチ野郎の六尺は、俺の雄汁でベトベトに汚される。
ガチムチ野郎、貴様はもう俺のもんだぜ!
俺の祭が済んだあと、他の六尺とまとめて、ビニール袋に入れ押し入れにしまい込む。
また来年、祭で六尺を手に入れるまで、オカズに使う。
押し入れにはそんなビニール袋がいくつも仕舞ってあるんだぜ。
「そこまでだ! うえぇ! クセェ! なんて雄クセェ部屋なんだ!」
捻り鉢巻に六尺褌一丁の晴れ姿、寺生まれで霊感の強いTさんだ!
「一見誰にも迷惑かけてない性癖のようだが、あまりにもこれは臭すぎる」
そしてTさんは掌に光を集めると男らしい声で言った。
「祭りを、六尺褌を汚すんじゃねぇぜ!この淫魔!」
閃光とともにガチムチは悲鳴を上げて消滅した!
「やれやれだぜ。この汚れた六尺褌は・・・・来年の祭りまで俺が預かっておくか」
まわりに誰もいないことを確認したTさんは汚れたソレをしまい夜の帳に消えた。
その汚れた六尺褌はどうするのかな? って訊きたかった。
350:本当にあった怖い名無し
09/05/12 14:50:07 OrEkdkVd0
幼稚園の頃、大好きなじいちゃんが死んだ。
葬式で来た坊さんがじいちゃんを殺したと思って、お経中に「死ね!ナッパ!」と叫びながら思い切り後頭部殴った。
するとその坊さんから「モルスァ」みたいな事をいいながら悪霊がすごい勢いで飛んでいった。
と、同時にじいちゃんの霊が俺の目の前に現れる。
「やれやれ、やっと出てこられた。もう少しでその悪霊の仕業で天に昇れず魂ごと棺桶で過ごす事になるところじゃったわい。」
そうか…!親父が諸国を巡る修行に出ていて、その間にじいちゃんが急死…
守る者が居なくなった寺を狙って悪霊が三流の坊さんに取り憑き、葬式に紛れてウチの寺を乗っとりにきたのだ。
「じゃが、ワシの自慢の孫が強い霊力を秘めていたというのは予想外じゃろうて」
じいちゃんがカッカッカと笑う。
「オノレェェ…ッ」
部屋の隅に飛ばされていた悪霊が体勢を立て直して襲ってくる。
「ナッパ!」
俺がもう一度チョップを繰り出すと、手から飛び出た青白い閃光が悪霊の右半分を粉砕した。
「うむ。初めてにしては上出来じゃ!後はワシに任せておけ。…この悪霊とは色々因縁があってな。
最期はワシの手で天に連れていくしか成仏出来そうにないでのぅ。
じゃがTよ、掛け声は「ナッパ」ではなく「破ッ!」じゃぞ。格好がつかんから間違えてはならん。
これからも日々精進して困っている人の助けとなるのじゃ!」
じいちゃんはそういって弱った悪霊と共に天へと旅立っていった。
寺生まれって大変そうだけどじいちゃんみたいになれるなら悪くないな。
幼いながらにそう思った。
351:本当にあった怖い名無し
09/05/12 18:54:24 No+D8uwuO
ちょwww
初閃光はナッパだったのかwww
この調子でTさん成長記も頼む
352:本当にあった怖い名無し
09/05/12 19:30:31 L/nR3RsF0
>>349
捻り鉢巻に六尺褌、そして大漁旗も掲げて欲しい。
船首で腕組みながら佇むTさんかっこいい。
353:本当にあった怖い名無し
09/05/12 20:15:38 TQG1G7Nm0
いま、まとめみたけど、自分の作ったのが誤字すごくて凹む
Tさんこっそりなおしてくれないかな・・・破ァ!
地味に管理人に交渉してみます
354:本当にあった怖い名無し
09/05/12 21:12:00 PfnpvxDKO
ナッパw
不覚にもスゲーいい話だな…
355:まとめ中身(325) ◆3t5J0OtgrM
09/05/12 22:50:50 02Kl3bzG0
>>353
どの話か指定してもらえれば修正しますよー
356:本当にあった怖い名無し
09/05/12 23:17:45 o9jRDtPq0
>>349
>捻り鉢巻に六尺褌一丁の晴れ姿、寺生まれで霊感の強いTさんだ!
なんかわからんけどすげぇwwww
357:本当にあった怖い名無し
09/05/13 04:03:35 cnJwyzC20
菜っ葉、すげぇww
358:本当にあった怖い名無し
09/05/13 21:02:50 nXMgFlmV0
(∩゚д゚)アーアーきこえなーい
破ァ!これで大丈夫だ>(゚д゚)
(∩;д;)聞こえない方が都合がよかったのに・・・
359:本当にあった怖い名無し
09/05/13 22:22:30 nXMgFlmV0
俺の友人の話なんだけど、
残業で深夜、会社からクタクタに疲れての帰り道、家まで数十メートル前の所で、ふと自分ん家の窓(アパート二階)見たら明りが付いてるのに気が付いた。
出る時に電気消し忘れちまったかと、その時は思ったらしい。
階段を上がり自分の部屋の前に来ると、おかしな事にさっきまで付いてた明りが消えていた。
あれ変だな?と思った瞬間、アパート廊下の蛍光灯が一気に全部消えて辺りが真っ暗になった。
怖くなった友人は急いで会社に戻ろうと考えた。が、すぐに考えは変わった。
階段を登る靴の音と何か水が落ちる音が聞こえ始めたからだった。
カツーン(ビチャ)・・・カツーン・・・カツーン(ビチャびチャ)・・・・・・・
ヤバいと思った友人は急いで部屋に入ろうとした。だけど真っ暗な中で鍵を手探りで差さなきゃならなかったから相当焦ったらしい。
近付いて来る何かが二階に登り上がったか上がらなかったくらいのその時
「破ぁーーー!!」と言う叫び声とともに光球が飛んできて何かに直撃する音が聞こえた。
Tさんは「危なかったな・・・」というと満足げな表情で帰っていった
寺生まれってスゴイ、改めてそう思った。
360:本当にあった怖い名無し
09/05/13 23:42:31 8itPWhPt0
王道Tさんって感じだ。
日々の地道なTさんの活動によって多くの人達が救われているのだな。
361:本当にあった怖い名無し
09/05/13 23:45:39 ex+pCBE1P
Tさんテラカッコヨス(´;ω;`)
362:本当にあった怖い名無し
09/05/14 00:06:16 H8ws5dfZ0
王道Tさんも変態Tさんも空気よめないTさんも全部好き
363:本当にあった怖い名無し
09/05/14 22:29:37 2TbF3yv90
長年連れ添った仲の良い老夫婦がいて
「片方が先に死んだら、さみしくないように壁に埋めよう」
と言い交わしていた。
しばらくして、婆さんが先に死んだ。
爺さんは悲しみ、約束通り婆さんの死骸を壁に埋めた。
すると、ことある事に壁の中から「じいさん、じいさん…」と婆さんの呼ぶ声がする
爺さんはその声に「はいはい、爺さんはここにいるよ」と答えていたが。
ある日、どうしても用事で出なくてはいけなくなったので村の若い男に、留守番を頼んだ。
男が留守番をしていると、壁の中から婆さんの声がする
「じいさん、じいさん…」
男は答えた。
「はいはい、じいさんはここにいるよ」
最初のうちは答えていた。
けれどしかし、婆さんの声はなんどもなんども呼んでくる。
「じいさん、じいさん…」
やがて、男は耐えきれなくなって叫んだ。
「うっせえ! じいさんはいねーよ!」
すると、壁の中から鬼の形相をした老婆が現れ、「じいさんはどこだあ!」と叫んだ。
364:本当にあった怖い名無し
09/05/14 22:30:24 2TbF3yv90
すると突然、まばゆいばかりのスポットライトが飛び出したばあさんを映し出す 。
「JI-I-SA-Nは」「どこ『破ぁ!!』ステージにTさんの声が響く 。
Tさんの手から青白い閃光が放たれ、ばあさんを吹き飛ばす。
重たいサウンドがスピーカーから響く。ショウの始まりだ 。
「 ここでTOUJO! 俺がHERO! 青いSENCO! ばあさんTAIJO!
TさんSAIKYO! 成仏KYOUKO! 途端に逃げ出すAKURYO!
(ドゥ~ン ドゥンドゥンドゥ~ン キュワキャキャキャッキャキュワキャ!)
乱入Tさん! 悪霊退散! 幽霊無残! 周りは絶賛!
冷たい世間を生き抜き! 冷たい滝で息抜き!
たまには怪奇現象に手を抜き! 親父激怒で俺はメシ抜き!
SAY HO!(HO!) SAY HO HO HO HO!」
まだ俺らの時代は始まったばかりだ、そんなメッセージがマシンガンのようにTさんの口から飛び出していく 。
本物の寺生まれはすごいと改めて思った。
365:本当にあった怖い名無し
09/05/14 23:06:59 6VOPdmJ40
これってTさんじゃ・・・ないよね?
スレリンク(newsplus板)
366:本当にあった怖い名無し
09/05/14 23:09:41 GfTb6HIJO
爺さんが寂しくなるので上のエピソードは無しという方向でお願いします。
367:本当にあった怖い名無し
09/05/15 13:25:12 +3wuzTW40
ある日、平穏な家庭に赤ちゃんが一人産まれました。
その赤ちゃんは驚いたことに、産まれたばかりですぐに言葉を発したのです。
第一声は、 「おじいちゃん」でした。おじいちゃんはひどく喜び、涙を流したそうです。
ところが次の日、おじいちゃんは死んでしまいました。
赤ちゃんはまた、言葉を発しました。 「おかあさん」と。
そして次の日には、おかあさんが息を引き取りました。
おとうさんは震え上がりました。どうすればいいんだろう・・悩みに悩みました。
一時は子供を殺す事まで考えましたが、さすがにそれは出来ませんでした。
そして、ついに赤ちゃんは言いました。「おとうさん」と。
突然隣のアパートに住むTさんが現れ、破ァ!という掛け声とともに青白い光線を放ちました
光が子供を照らすと、子供の口から黒い靄のようなものが吐き出されました
「危なかったな。いや、本当に危なかった」
Tさんは玉のような汗をぬぐうと、そのまま出ていきました
よくわからなかったが、寺生まれってすごいと思いました
その後、子供とお父さんは仲良く暮らしましたとさ
368:本当にあった怖い名無し
09/05/15 14:02:06 +3wuzTW40
破ァ! 姉は血を吐く、妹(いもと)は火吐く、可愛いトミノは宝玉(たま)を吐く yo!
ひとり地獄に落ちゆくトミノ、破ぁ!地獄くらやみ花も無き。
鞭(むち)で叩くはトミノの姉か、鞭の朱総(しゅぶさ)が気にかかる
oh yeah!
叩けや叩きやれ叩かずとても、無間(むげん)地獄はひとつみち。
暗い地獄へ案内(あない)をたのむ、金の羊に、鶯に。
破ァ!破ァ! Let's play-
皮の嚢(ふくろ)にやいくらほど入れよ、無間地獄の旅支度。
春が来て候(そろ)林に谿(たに)に、暗い地獄谷七曲り。
籠にや鶯、車にや羊、可愛いトミノの眼にや涙 yo!
破ァ!啼けよ、鶯、林の雨に妹恋しと声かぎり。
破ァ!啼けば反響(こだま)が地獄にひびき、狐牡丹の花がさく yo-yo!
地獄七山七谿めぐる、可愛いトミノのひとり旅。
地獄ござらばもて来てたもれ、針の御山(おやま)の留針(とめばり)を。
赤い留針だてにはささぬ、可愛いトミノのめじるしに。oh-破ァ!破ァ!破ァ!!!!
怖かったのでラップ調で歌ってたら親父に殴られた
369:本当にあった怖い名無し
09/05/15 16:04:30 EHHYU61xO
元の曲何?
370:本当にあった怖い名無し
09/05/15 16:05:51 +3wuzTW40
口に出すと呪われる歌
読む分にはいいらしい
371:本当にあった怖い名無し
09/05/15 17:57:25 qgulGggb0
>>369
トミノの地獄でググルと幸せになれる
372:本当にあった怖い名無し
09/05/15 18:54:02 YDWI09sMO
>>367
Tさんまさか
ん?新聞屋かな
373:本当にあった怖い名無し
09/05/15 19:22:56 8QMYA29n0
井戸の底のミニハウスのTさんVerとかないのかな
374:本当にあった怖い名無し
09/05/15 21:00:33 +3wuzTW40
おk 把握
でも、あれ意外と長いからどこで登場させるか微妙なんだよな
375:本当にあった怖い名無し
09/05/15 21:01:31 xZ266eUYO
これか
376:9
09/05/15 21:02:57 xZ266eUYO
3
377:本当にあった怖い名無し
09/05/15 21:25:13 uwZqRk1aO
>>368
化猫のOP思い出したw
378:本当にあった怖い名無し
09/05/16 03:28:44 yNQoH9R7O
>>370
本当なのかな?
なんか嘘臭いけど
とは言っても音読する気は全く無いけどw
379:1/8
09/05/16 09:02:05 lsyQkmeQ0
丁度2年くらい前のことです。旅行にいきたいのでバイトを探してた時の事です。
暑い日が続いてて汗をかきながら求人をめくっては電話してました。
ところが、何故かどこもかしこも駄目,駄目駄目。
擦り切れた畳の上に大の字に寝転がり、適当に集めた求人雑誌を
ペラペラと悪態をつきながらめくってたんです。
不景気だな、、、節電の為、夜まで電気は落としています。
暗い部屋に落ちそうでおちない夕日がさしこんでいます。
窓枠に遮られた部分だけがまるで暗い十字架のような影を
畳に落としていました。 、、遠くで電車の音が響きます。
目をつむると違う部屋から夕餉の香りがしてきます。
「カップラーメンあったな、、」私は体をだるそうに起こし
散らかった求人雑誌をかたずけました。ふと、、偶然開いたの
でしょうかページがめくれていました。
そこには某県(ふせておきます)の旅館がバイトを募集しているものでした。
その場所はまさに私が旅行に行ってみたいと思ってた所でした。
条件は夏の期間だけのもので時給はあまり、、というか全然高くありません
でしたが、住みこみで食事つき、というところに強く惹かれました。
ずっとカップメンしか食べてません。まかない料理でも手作りの
ものが食べれて、しかも行きたかった場所。
私はすぐに電話しました。
380:2/8
09/05/16 09:02:47 lsyQkmeQ0
「、、はい。ありがとうございます!○○旅館です。」
「あ、すみません。求人広告を見た者ですが、まだ募集してますでしょうか?」
「え、少々お待ち下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ザ、、、ザ、、ザザ、、、
・・い、・・・そう・・・・だ・・・・・・・・」
受けつけは若そうな女性でした。電話の向こう側で低い声の男と(おそらくは
宿の主人?)小声で会話をしていました。私はドキドキしながら
なぜか正座なんかしちゃったりして、、待ってました。やがて受話器をにぎる
気配がしました。
「はい。お電話変わりました。えと、、、バイトですか?」
「はい。××求人でここのことをしりまして、是非お願いしたいのですが」
「あー、、ありがとうございます。こちらこそお願いしたいです。いつから
これますか?」
「いつでも私は構いません」「じゃ、明日からでもお願いします。すみません
お名前は?」「神尾(仮名)です」「神尾君ね。はやくいらっしゃい、、、」
とんとん拍子だった。運が良かった。。私は電話の用件などを
忘れないように録音するようにしている。再度電話を再生しながら
必要事項をメモっていく。住みこみなので持っていくもののなかに
保険証なども必要とのことだったのでそれもメモする。
その宿の求人のページを見ると白黒で宿の写真が写っていた。
こじんまりとしているが自然にかこまれた良さそうな場所だ。
私は急にバイトが決まり、しかも行きたかった場所だということも
あってホっとした。しかし何かおかしい。私は鼻歌を歌いながら
カップメンを作った。何か鼻歌もおかしく感じる。日はいつのまにか
とっぷりと暮れ、あけっぱなしの窓から湿気の多い生温かい風が
入ってくる。私はカップメンをすすりながら、なにがおかしいのか
気付いた。
381:3/8
09/05/16 09:03:44 lsyQkmeQ0
条件は良く、お金を稼ぎながら旅行も味わえる。女の子もいるようだ。
旅館なら出会いもあるかもしれない。だが、何かおかしい。
暗闇に窓のガラスが鏡になっている。その暗い窓に私の顔がうつっていた。
なぜか、まったく嬉しくなかった。。理由はわからないが
私は激しく落ちこんでいた。
窓にうつった年をとったかのような生気のない自分の顔を見つめつづけた。
次の日、私は酷い頭痛に目覚めた。激しく嗚咽する。風邪、、か?
私はふらふらしながら歯を磨いた。歯茎から血が滴った。
鏡で顔を見る。ギョッとした。目のしたにはくっきりと墨で書いたような
クマが出来ており、顔色は真っ白。、、、まるで、、、。
バイトやめようか、、とも思ったが、すでに準備は夜のうちに整えている。
しかし、、気がのらない。そのとき電話がなった。
「おはようございます。○○旅館のものですが、神尾さんでしょうか?」
「はい。今準備して出るところです。」
「わかりましたー。体調が悪いのですか?失礼ですが声が、、」
「あ、すみません、寝起きなので」
「無理なさらずに。こちらについたらまずは温泉などつかって頂いて構いませんよ。
初日はゆっくりとしててください。そこまで忙しくはありませんので。」
「あ、、だいじょうぶです。でも、、ありがとうございます。」
電話をきって家を出る。あんなに親切で優しい電話。ありがたかった。
しかし、電話をきってから今度は寒気がしてきた。ドアをあけると眩暈がした。
「と、、とりあえず、旅館までつけば、、、」
私はとおる人が振りかえるほどフラフラと駅へ向かった。
382:4/8
09/05/16 09:04:37 lsyQkmeQ0
やがて雨が降り出した。
傘をもってきてない私は駅まで傘なしで濡れながらいくことになった。
激しい咳が出る。「、、旅館で休みたい、、、、」
私はびしょぬれで駅に辿りつき、切符を買った。そのとき自分の手を見て驚いた。。
カサカサになっている。濡れているが肌がひび割れている。まるで
老人のように。「やばい病気か、、?旅館まで無事つければいいけど、、」
私は手すりにすがるようにして足を支えて階段を上った。何度も休みながら。
電車が来るまで時間があった。私はベンチに倒れるように座りこみ
苦しい息をした。。ぜー、、、ぜー、、、声が枯れている。
手足が痺れている。波のように頭痛が押し寄せる。ごほごほ!咳をすると
足元に血が散らばった。私はハンカチで口を拭った。血がベットリ。。
私は霞む目でホームを見ていた。
「はやく、、旅館へ、、、」
やがて電車が轟音をたててホームにすべりこんでき、ドアが開いた。
乗り降りする人々を見ながら、私はようやく腰を上げた。腰痛がすごい。
フラフラと乗降口に向かう。体中が痛む。あの電車にのれば、、、、
そして乗降口に手をかけたとき、車中から鬼のような顔をした老婆が
突進してきた。
どしん!私はふっとばされホームに転がった。老婆もよろけたが
再度襲ってきた。私は老婆と取っ組み合いの喧嘩を始めた。
悲しいかな、相手は老婆なのに私の手には力がなかった。
「やめろ!やめてくれ!俺はあの電車にのらないといけないんだ!」
「なぜじゃ!?なぜじゃ!?」
老婆は私にまたがり顔をわしづかみにして地面に抑えつけながら聞いた。
「りょ、、旅館にいけなくなってしまう!」
やがて駅員たちがかけつけ私たちは引き離された。
電車は行ってしまっていた。私は立ち上がることも出来ず、人だかりの
中心で座りこんでいた。やがて引き離された老婆が息をととのえながら言った。
「おぬしは引かれておる。危なかった。」そして老婆は去っていった。
383:5/8
09/05/16 09:05:21 lsyQkmeQ0
私は駅員と2~3応答をしたがすぐに帰された。
駅を出て仕方なく家に戻る。
すると体の調子が良くなってきた。声も戻ってきた。
鏡を見ると血色がいい。
私は不思議に思いながらも家に帰った。
荷物を下ろし、タバコを吸う。
落ちついてからやはり断わろうと旅館の
電話番号をおした。すると無感情な軽い声が帰ってきた。
「この電話番号は現在使われておりません、、」
押しなおす
「この電話番号は現在使われておりません、、」
私は混乱した。まさにこの番号で今朝電話が掛かってきたのだ。
おかしいおかしいおかしい。。。
私は通話記録をとっていたのを思い出した。
最初まで巻き戻す。
384:6/8
09/05/16 09:06:02 lsyQkmeQ0
、、、、、、、、、キュルキュルキュル、、、、、 ガチャ
再生
「ザ、、、ザザ、、、、、、、、はい。ありがとうございます。○○旅館です。」
あれ、、?私は悪寒を感じた。若い女性だったはずなのに、声がまるで
低い男性のような声になっている。
「あ、すみません。求人広告を見た者ですが、まだ募集してますでしょうか?」
「え、少々お待ち下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ザ、、、ザ、、ザザ、、、
・・い、・・・そう・・・・だ・・・・・・・・」
ん??
私はそこで何が話し合われてるのか聞こえた。
巻き戻し、音声を大きくする。
「え、少々お待ち下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ザ、、、ザ、、ザザ、、、
・・い、・・・そう・・・・だ・・・・・・・・」
巻き戻す。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ザ、、、ザ、、ザザ、、、
、、むい、、、、こご、そう・・・・だ・・・・・・・・」
巻き戻す。
「さむい、、、こごえそうだ」
子供の声が入っている。さらにその後ろで大勢の人間が
唸っている声が聞こえる。
うわぁ!!私は汗が滴った。。
電話から離れる。すると通話記録がそのまま流れる。
「あー、、ありがとうございます。こちらこそお願いしたいです。いつから
これますか?」
「いつでも私は構いません」、、、
385:7/8
09/05/16 09:08:50 lsyQkmeQ0
記憶にある会話。しかし、私はおじさんと話をしていたはずだ。
そこから流れる声は地面の下から響くような老人の声だった。
「神尾くんね、、はやくいらっしゃい」
そこで通話が途切れる。私の体中に冷や汗がながれおちる。
外は土砂降りの雨である。金縛りにあったように動けなかったが
私はようやく落ちついてきた。すると、そのまま通話記録が流れた。
今朝、掛かってきた分だ。
しかし、話し声は私のものだけだった。
、、、、、、
「死ね死ね死ね死ね死ね」
「はい。今準備して出るところです。」
「死ね死ね死ね死ね死ね」
「あ、すみません、寝起きなので」
「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね」
「あ、、だいじょうぶです。でも、、ありがとうございます。」
私は電話の電源ごとひきぬいた。
かわいた喉を鳴らす。な、、、、なんだ、、、なんだこれ、、
なんだよ!? どうなってんだ??
386:8/8
09/05/16 09:10:35 lsyQkmeQ0
私はそのとき手に求人ガイドを握っていた。
震えながらそのページを探す。
すると何かおかしい。 、、ん?
手が震える。。そのページはあった。
綺麗なはずなのにその旅館の1ページだけしわしわでなにか
シミが大きく広がり少しはじが焦げている。どうみてもそこだけが
古い紙質なのです。まるで数十年前の古雑誌のようでした。
そしてそこには全焼して燃え落ちた旅館が写っていました。
そこに記事が書いてありました。
死者30数名。台所から出火したもよう。
旅館の主人と思われる焼死体が台所でみつかったことから
料理の際に炎を出したと思われる。
泊まりに来ていた宿泊客達が逃げ遅れて炎にまかれて焼死。
これ、、なんだ。。求人じゃない。。
私は声もだせずにいた。求人雑誌が風にめくれている。
私は痺れた頭で石のように動けなかった。
そのときふいに雨足が弱くなった。。一瞬の静寂が私を包んだ。
「セイッ!」
ふいに一喝を加えた声が聞こえた。聞き覚えがあった。
Tさんだ。彼が居る。今、ここに。
「燃えさがっても成仏できぬ不浄物どもめ・・・こうしてくれる・・・破ッ!」
彼がそう言うと求人雑誌も電話も吹き飛んだ。不思議と雨もやんでいる。
「危なかったな。老婆にまで変装した甲斐があったぜ。」
そう彼は言うとバイト探せよ、と笑いながら出て行った。
寺生まれってすごい。そう思った。
387:本当にあった怖い名無し
09/05/16 11:51:19 5eaVrUYD0
>>378
検索して調べたらわかるけど、どこかの評論家みたいな人が”トミノの地獄”を音読するとヤバいというようなことを言い出したのが始まり
それを聞いて試した人が「私も何か起こった」と言い始めて、あとはお定まりの流れで呪われた詩完成というだけの話
だから、特にこれといった曰くのあるようなものではないよ
388:本当にあった怖い名無し
09/05/16 13:04:03 r3y6R/R60
最終話 希望を胸に すべてを終わらせる時…! T・U・T第1巻は、発売未定です。 夢野カケラ
ヤマト「チクショオオオオ!くらえサイアーク!新必殺音速火炎斬!」
サイアーク「さあ来いヤマトオオ!オレは実は一回刺されただけで死ぬぞオオ!」
(ザン)
サイアーク「グアアアア!こ このザ・フジミと呼ばれる四天王のサイアークが…こんな小僧に…バ…バカなアアアアアア」
(ドドドドド)
サイアーク「グアアアア」
ゴクアーク「サイアークがやられたようだな…」
キョウアーク「フフフ…奴は四天王の中でも最弱…」
レツアーク「人間ごときに負けるとは魔族の面汚しよ…」
ヤマト「くらええええ!」
T「破ぁぁぁぁぁぁぁ!」
(ズサ)
3人「グアアアアアアア」
ヤマト「やった…ついに四天王を倒したぞ…これでベルゼバブのいる魔龍城の扉が開かれる!!」
ベルゼバブ「よく来たなソードマスターヤマト…待っていたぞ…」
(ギイイイイイイ)
ヤマト「こ…ここが魔龍城だったのか…! 感じる…ベルゼバブの魔力を…」
ベルゼバブ「ヤマトよ…戦う前に一つ言っておくことがある お前は私を倒すのに『聖なる石』が必要だと思っているようだが…寺生まれのTさんの手によって既に私は瀕死だ」
ヤマト「な 何だって!?」
ベルゼバブ「そしてお前の両親はやせてきたので、寺生まれのTさんが最寄りの町へ解放した。あとは私を倒すだけだなクックック…」
(ゴゴゴゴ)
ヤマト「フ…上等だ…オレも一つ言っておくことがある このオレに生き別れた妹がいたが、寺生まれのTさんが見つけて保護してくれていたぜ!」
ベルゼバブ「そうか」
ヤマト「ウオオオいくぞオオオ!」
ベルゼバブ「さあ来いヤマト!」
Tさんの勇気が世界を救うと信じて…! ご愛読ありがとうございました!
389:本当にあった怖い名無し
09/05/16 13:45:00 yNQoH9R7O
>>387
一応噂はあるんだね
釣りコピペかなんかだと思ってた
390:本当にあった怖い名無し
09/05/16 14:46:05 KE631wtIO
まとめサイト、最初の方タイトルが付いてわかりやすくなってる!
まとめさん乙です。
391:本当にあった怖い名無し
09/05/16 15:27:26 ViZEeTqx0
今は昔。
頃は秋。友人Aと上高地へ行った時の事。
休日でもあり、そこは我々も含めた観光客でいっぱいだった。
その賑わしさをものともせず、梓川、河童橋の向こうに見える穂高は
相変らず凛として美しい。
少し早い食事を済ませ、遊歩道へ行ってみると、初めて穂高を見て感動モードに突入しているAはもう何を見ても“嬉しい状態”である。
「あ、さかな!」
歓声を上げ、私より先に2、3歩川に近づいたAがふいにその場にしゃがみ込んだ。
「どうした?」
あわてて駆けより、その体に手をかけると異様に冷たい。
振り仰いだAの顔は青白く、唇に至っては紫色に近い。
「なんか、腹へって、寒いんだ…」
か細い声でAはそう言ったが、食事をして未だ20分もたっていない。
あれほど人がいたはずなのに、なぜか周囲には誰もいない。
「だめだ…」
そして、へたり込んでしまったAの不気味なしゃがれ声。
「ひもじいよォ…」。
私はぞっとした。
392:本当にあった怖い名無し
09/05/16 15:29:34 ViZEeTqx0
違う、いつものヤツじゃない。
これはダルだ!子供の頃、年寄から聞いたダルに違いない。
「山へ入った時、何でもいいから食べ物は一口残せ。山にはダルがおる。
ダルに取っ憑かれたら腹が減って動けんようになって死んでしまう。
そん時にな、何でもいいから口に入れたらダルが離れて助かるんじゃ。
だから、山で弁当使う時は必ず一口残せ」
そう、言聞かされた。
本当か嘘か知らないし今までそんな目に遭った事はなかったので本気にしていなかったので予備の食べ物は持ち歩いていなかった。
これが多分それだ。とにかく急いでリュックを探すも飴玉の一つも見つからなかった。
「ひもじい…ひもじいよォ…」。
まるで死人のような青白い顔でつぶやく友人を前に恐怖と焦りで呆然として何も出来なかったその時。
「破ぁーーー!!」と言う叫び声とともに勢いよく振られるフライパン。
強火の炎に炙られ黄金色に輝くパラパラに炒められたご飯が宙を踊る。
焼けた鍋肌から回し入れられたしょう油の焦げる匂いが食欲をそそる。
「できたぞ」とTさんがフライパンから出来立て熱々の炒飯を皿に盛りつける。
ご飯の一粒一粒がパラパラに炒められ黄金色に輝くその炒飯をAはまるで蛇のように一飲み。
「………」
人間業ではない。
恐怖に駆られた私は、フライパンに残っていた残りの炒飯もAの口に放り込み、それが飲込まれるのも確かめないまま水筒を彼の口に押しつけた。
大きく喉が動き、やがてAは自分の手で水筒を掴んで茶を飲み始め、次第に飲み干す速度がゆっくりとなって、ついにそれが止った。
「ああー、旨かった」
満足げに笑ったAの声が妙にダブって聞えた。
Tさんは「危なかったな・・・」というと満足げな表情で帰っていった。
台湾の中華は美味い、改めてそう思った。
393:本当にあった怖い名無し
09/05/16 19:46:13 qcuS7u++0
寺生まれ関係ないのかよww
394:本当にあった怖い名無し
09/05/16 21:35:03 c+iRpOxq0
Tさんはどこ?
395:本当にあった怖い名無し
09/05/16 23:06:43 r/lW0XTb0
炒飯作ってるのがTさんだろ?
破ァー!って言ってるし
とりあえずソードマスター乙w
396:本当にあった怖い名無し
09/05/17 00:56:02 LPaAr1fe0
Tさんじゃなくて、程さんかよ!
397:本当にあった怖い名無し
09/05/17 10:47:24 oTXc7ef70
Tさん、トマーゾに勝てるかなぁ?
398:本当にあった怖い名無し
09/05/17 18:51:17 L7giIVWR0
「もしもし? もしもし? もしもしもしもし? ももっももっも、もしもしもしもし?
あたしメリー、あたしメリー、あたっしあたし、あたたたたたあたっしメリー、メリー、メメメメメリー。
あなたのあなたの うしろにうしろに すぐすぐすぐすぐ後ろ 後ろに後ろに いるYO!」
「マジかマジかよ OK,OK,CHECK’IT ALL! 今日の恐怖は狂気の凶器!
背中の後ろに驚愕教師! いつも心に侠気と定規! だけどメリーにゃ首ったけ!
OKいいぜ応えるぜ、お前の心に応えるぜ! 背中を隔てたお前のLOVEを 俺のLIVEで満たしてやるぜ!
ALL RIGHT,いま来いすぐ来いやって恋! お前のFACEをNICEに染める、俺の心を受け取れYO!」
「ふふふ・・・なかなかやるじゃない・・・!」
「へっ、お前のシャウトもイカしてたぜ」
「でもこのラップ勝負・・・貴方の勝ちよ。
「なに・・・勝ちを譲る気か!?」
「・・・惚れた相手がラッパーじゃ、惚れた時点で負けじゃな「破ぁ!!」ッきゃあぁぁあぁ!!」
「メリー!?」
「危なかったな、呪い殺されるところだった。何なら俺がラップ勝負の続きを引き受けるが?」
寺生まれって空気読めない、改めてそう思った
399:本当にあった怖い名無し
09/05/17 21:10:13 W6FRKtuU0
昨日から寒い夜が続いていたので俺はベッドに猫(♀三歳・名前はシルモンド)を引っ張りこんで寝ていた。
約二時間ほど前、大体深夜三時くらいに俺は金縛りにあった。
ベッドのすぐ横に女が立っていた。
顔の右上が弾け飛んだザクロみたいにグチャグチャになっていて、残った左目がすごい殺気と怨念をはらんでいて、ぶっちゃけもう心臓止まりそうだった。
必死にお経を唱えるが女は全然平気。
シルモンドが追い払ってくれるかと期待したいが、いかんせん日頃の愚猫ぶりでは無理だろう。
そうこうしてるうちに女がゆっくり俺の首に手をかけてきた、妙に湿った感触と原色ピンクのマニキュアが生々しく、マジに死を覚悟した。
ぐいぐいと絞められて意識が白む、もうダメ、と思ったとき少し手の力が弛んだ。
うっすらと女をチラ見すると女の視線が俺の脇に注がれてる。
そこはシルモンドの定位置だ。シルモンドが起きた?でかしたシルモンド!はやく追っ払え!とすがるが
どうも違うらしい。
女はチラチラとシルモンドを見ながら俺の首締めを再開。
しかし明らかに身が入ってないらしく全然力が弱い。
挙げ句に片手を離してシルモンドをナデ始めた気配。
女の顔はもう完全に猫に向いているし、妙にニコニコしてる。
お義理で俺の首に置いてた右手(シルモンドに気付いてからは絞めるってよりは置く感じ)もシルモンドに向かい何やら肉球を触って遊んでいるような仕草。
俺はほったらかしにされ、ホッとしつつ金縛りのまま二時間。
女は何時の間にかいなくなってました。
本当についさっきの出来事です。
400:本当にあった怖い名無し
09/05/17 21:11:52 W6FRKtuU0
信じられない。
今まで築いた価値観が崩れるような気がする。
今まで心霊現象に遭遇した経験のない俺は昨日の事は夢だと言い聞かせて忘れるつもりだった。
起きたときにシルモンドが少し湿ってたのも気のせいだと決め付けた。
だがやはり怖いものは怖い。
今日は一階の客間で寝ることにした。
「今日は私がシルモと一緒に寝るのー!」と駄々をこねる中学生の妹を蹴り倒してシルモンドを確保しつつ眠りにつく。
が、寝れない。
またあの女が来たらどうしよう?もしシルモンドが目当てなら妹に押しつけといた方が良かったのでは?
などと考えながらビクビクしてるうちに時計は三時を回った。
つい先程の事だった、二階から「ヴヴォゥホゥオオォォォーーッ!」と野獣のような咆喉が二階から!
間違いない、姉だ。
慌てて部屋に行くと姉は般若のような顔でメロンパンを振り回していた
落ち着くのを待って話を聞くと―
課題のレポートを書いていた姉は三時のおやつ(夜光性の姉は昼と深夜の二回、必ずおやつにメロンパンを摂取する)に大好物のメロンパンにウキウキとかぶりつこうとした瞬間に金縛りになった。
霊感が弱い姉だが、その時ばかりはなんとも言えぬ嫌な気配を感じたという。
机の横の姿見を見るとピンクのワンピースを着た長髪の女が立っていた。
女はふらふらと部屋を徘徊したりベッドをぽふぽふ触ったり、何かを探しているようだったと姉は語る。
気性の激しい姉は段々とムカついてくる『メロンパンタイムを邪魔したうえに金縛っといてシカトかよっ!』と。
姉は子供の頃、襲ってきた野犬を殴り殺しかけた程の兵(つわもの)。
気合い至上主義者の姉は金縛りなど気合いで粉砕せんと前述のオタケビをあげた。
女はビックーン!と肩を縮め姉を怯えた目で振り返った、そこへ飛び掛かった姉は振りかぶったメロンパンを叩きつける!…という話だった。
正直、誇張癖の姉の言うことだけに全部は信じられないが、きっとシルモンドを探していたのだろう。
姉いわく顔は普通っぽかったらしい。
シルモンドの為にオメカシしてきたのか?…少し気の毒
シルモンドは今も丸まってぐっすりと寝てる。そして俺はこの寒空に寺生まれで霊感の強いTさんがアルバイトをしているデイリーヤマザキまでメロンパンを買いにパシッている。
401:本当にあった怖い名無し
09/05/17 21:46:46 W6FRKtuU0
3年ほど前の話です。
大学時代の仲の良い仲間5人で100物語をやりました。
一人蝋燭を20本用意して畳6畳の部屋の隅にそれぞれ散らばり、開始しました。
50話目くらいから背筋が寒くなりはじめました。
80話過ぎたあたりで部屋の空気が重くなりました。
90話で明かに普通では無くなってきたのですが、誰も話をやめません。
というか、止めれなかった感じがします。
96、97、98、99、と進むにつれて部屋の空気が重くなりました。
もういつ”出て”もおかしくありません。ついに100話目になりました。
後で聞いた話ですが、100話目を話したTさん以外は誰もが心から100話目を話さないでくれと祈ってたそうです。(勿論私も)
無情にもTさんは話はじめました。心身ともに凍る話を・・・・・
A君という小学生がいました
A君は何というか勘に優れていて、悪い予感などは殆ど当たっていたそうです。
ある日A君は、学校帰りにこれまでに感じたことが無いくらいの悪寒に襲われました。
周囲を見回しても危険な物や人物は見当たりません。
恐ろしくなったA君は急いで家に帰ることにしました。
無事家に着くと、母が既に帰ってました。
A君の家は共働きなので、いつもは早くても母親の帰りは19時近くでした。
不思議に思いながら居間に行き、台所にいる母親に「ただいまー」と声をかけました。
家に着いた安心感と母親が既にいることもあり、A君は悪寒のことをすっかり忘れていました。
母親は台所から振り返り笑顔で「おかえりー」と返してきました。やけに機嫌がいいみたいです。
どうしてこんなに機嫌がいいのか不思議に思い、台所へいってみると・・・
A君の大嫌いな”ふ”の味噌汁が!
この時点で私は「?え?え?あれ?」といった感じでした。部屋の重い空気なんぞ気にもならないほど頭に??
寺生まれで霊感の強いTさんが最後に「今日ふのみそしる~~」と言うと
誰も点けてないのに勝手に電気がつき、風が吹いて蝋燭の火が消えました。しかしそれ以上は何もおきませんでした。
寺生まれのダジャレってものすごく寒い、改めてそう思いました。
402:本当にあった怖い名無し
09/05/17 21:53:05 NB/VymJdP
>>401
なんか新鮮だwww
403:本当にあった怖い名無し
09/05/17 23:38:21 zuiICNhz0
400>>まさかシルモンドを改変するとは・・・w
しかもTさんバイトしてるだけだしww
とりあえずキリ番おめw
404:本当にあった怖い名無し
09/05/18 11:22:25 I2NO0CXp0
俺の誕生日に、ホームパーティを開いたわけ。
その時、家の中で皆の写真をとってみたら、変なものが映っちゃったのよ。
背後の押入れから見知らぬ真っ白い顔して真っ赤な目の女が顔を出して、こっち睨みつけてんの。
これやべーじゃんってことで、寺生まれのTさんに写真を鑑定してもらった。
そしたら、「この写真からは霊気を感じない。心霊写真でも何でもないよ。」だとさ。
あ~あ、ビックリさせやがって全く。
「破ぁ?霊気を感じないってことは実在してるってことじゃねーか。」
その言葉に俺は耳を疑った、すげぇ震えが止まらなくなってさ。
だから助けてくれよって言ったんだけどさ、「俺は霊的な物以外には干渉しない主義なんでね。」と、軽くあしらわれた。
寺生まれってときどきひどい、俺はそのときそう思った。
405:本当にあった怖い名無し
09/05/18 13:10:40 CRzZqC6c0
今住んでるアパートに地味な女の人が出るんだけど、(そのお陰で家賃半分以下だし)
元々実家が古戦場の近くにあったからしょっちゅう血まみれのオッサンとか見てたせいで、
出てきても「はいはい乙乙」とか「テーブルの上のバナナ食っていいよ」とか
「今日も美人っすねwwwフヒヒwwwサーセンwww」的な扱いをしてたんだ、特に害も無かったし
で、情けない話なんだけど彼女と些細な事で大喧嘩して部屋でメソメソしてる所に、
いつもより早く幽霊登場。(いつも俺が寝てる3時ぐらいに出てくるんだけど、この日は1時位)
いつも部屋の端から出てきて部屋の真ん中のテーブルの上に乗せてある食い物を物色してから
また元の部屋の端に消えていくんだけど、その日は何故かメソメソしてる俺の方まで歩いてきて
「そんなに後悔してるんならさっさと謝っちまえよ」「今すぐにでもメールしとけって」的な説教を
延々と小一時間されて、結局2時ごろ監督されながら彼女にメールを打つことになった
翌朝、枕元に放置されてた携帯にTさんからの「破ぁ! 危なかったな」みたいなメールが届いてた
深夜帯の妙なテンションと幽霊の80年代センスで監督された送信メールを、寺生まれで霊感の強いTさんに誤爆してしまい
そのあと俺はかつてないほど悶絶するハメになったっていうのはまた別の話
「やっぱりキミなしじゃ生きていけない」だっておwwwwwww
406:本当にあった怖い名無し
09/05/18 13:55:44 lq+X4LWG0
俺が中学生の時の話。
その日学校終わった後、友達のA、Bが家に遊びに来てて、まあ普通の話してました。俺の部屋は二階。
日が沈んだ頃に、そろそろ帰るか~て二人が話始めた時、バァンと物凄い勢いで部屋の扉が開いた。ひぇええ!?て固まってたら、そこに立っているのは寺生まれで霊感の強いTさんだった。
TさんはBを静かに睨みつけて(てゆーか、Tさん、アンタどこから入ってきたんだよ!)、
「…猫13匹。クソガキ、お前どうすんだそいつら。もう体出来始めてるぞ。」
て一言。
瞬間、部屋の中が電気はそのままなのに薄暗くなって、生乾きの犬からするような、生臭い臭いが充満した。
おええって口押さえて屈み込んだら、Bの足元に見えた。もう内臓とか全部ぶちまけたような、三毛だの黒だの茶色だのの血にまみれたグッチャグッチャの死体。本当にグロテスク。血の泡まで浮いてるし。
「おい、お前二度とうちに来るなよ。」
Tさんが言い捨てて扉を閉めていなくなると、不思議な事にもとの俺の部屋に戻った。
顔面蒼白のAと顔を見合わせていたら、Bが床にへたり込んで言った。
「良いストレス解消法だったんだ…。なんか、甘えてくる猫を残酷な方法で殺せば殺すほどスッキリして…。」
立ってる俺からはBの表情は見えなかったけど、その背中は震えてた。
Bは真面目君を絵に描いたような奴で、普段優しいしとてもそんな事をするような奴には見えなくて、心の底からゾッとしたのを覚えてる。
その後はBと何となく疎遠になった。
それから徐々にBの様子もおかしくなりだして、独り言をブツブツ言ったりとか壁に向かって謝ったりとか。顔つきも憔悴しきっておっさんみたくなってたし。
中2の春にやつは転校してしまったんでその後は知らない。
最近になって、Tさんにあれは何とか出来なかったのかって聞いた。
「何とでもなったけど、面倒くさいだろ。」
とシラッと言われて、俺はBや猫の怨念(?)よりも、勝手に俺の部屋に入ってくる寺生まれのTさんの方が怖いと思った。
407:本当にあった怖い名無し
09/05/18 18:40:06 brZPVFeG0
>>359
元ネタ読もうと思って検索掛けたら
最初にかかったスレに即効でこの改変が貼られててワロタ
408:本当にあった怖い名無し
09/05/18 19:05:03 Fu/O103j0
バイト先の後輩の家に幽霊が出るようになったらしくてさ「一人じゃ怖いから泊まりに来て!」って頼まれたんだ、昨日。
女の子だったら良かったのにそいつ191cm体重115kg位で丹波文七似なんだよ…
で、幽霊は猫に弱いって聞いたからわざわざ姉ちゃんち行って猫借りてきたの。
でもエルバイラ(猫名ね)は産まれてからずっと家で育った猫で野生の欠片もない超チキン猫でさ
籠から出した途端
『どどどこでしゅか!ここ知らないとこじゃないですかぁ!やぁのやぁの!ここやぁの!まりちゃーん、まりちゃーん!(←姉)』
みたいな感じで逃げ回りガクガクとキッチン隅で固まってしまったんです。
借り物だし文七も猫好きだから「おいでーエルバイラおいでー」って餌やろうと近づいたら、まぁ失禁しそうに怯える怯える。
そんな事を42回程繰り返して段々エルバイラがヤバい状態に!
普段使わない体力を消耗したせいかストレスのせいか小刻みに震えだしてゲロを吐き出したんです。
こらヤベェと近づくと狂ったように暴れだすしホントにどうしよかと…
そしたら壁からちゅる、って感じで寺生まれで霊感が強いTさんが出てきてエルバイラの背中を優しく撫ではじめたんです。
俺と丹波は思わず「ヒィっ!?」って抱き合っちゃったくらいビックリした。
生で寺生まれのTさんを見たのは初めてだったから実は少しチビった。
エルバイラも一瞬ビクゥ!ってなったけど手を通して慈しみの気持ちを感じたのだろう、
次第に緊張を解いてゴロゴロと丸くなったりTさんの手を抱えてネコキックをしてジャレたりし始めた。
端から見ててもそれはもうよく分かる程にTさんの手は慈愛に満ちた動きをしていた。
良かったね、エルバイラ。やがて疲れたのか寝てしまうエルバイラ。
俺が腰が引けながら回収しようと近づくとTさんはにゅっと俺の方に向かいシッシッみたいな仕草をされた。
とりあえずエルバイラを助けてくれたお礼におずおずと盛り塩を差し出したがスルーされた。
寺生まれでもやっぱり猫好きなんだ、俺は改めてそう思った。
409:1/3
09/05/18 21:22:12 rVb69sug0
深夜になって忘れ物に気付き、学校に戻った。真っ暗になった3階の廊下を歩いていると、
俺の足音に合わせるかのように背後から「テケテケテケ…」と足音がした。
驚いて振り返ると、なんと下半身がない女の子が猛スピードで迫ってきているではないか!
「うわぁーーーーー!」
女の子は俺の悲鳴ににやりと笑うと、更にスピードをあげ、目の前まで迫ってきた。
俺がわなわなと震えたまま立ちつくしていると、彼女はついに僕の足下へ!
俺は思わず叫んでしまった。
「あ、あんた、どうしたんだよ!?車椅子は!?」
女の子は手は床につけたまま、大きな瞳できょとんと俺を見上げていた。
俺は更に怒りで体が震えた。
こんな可愛い子の車椅子を隠して、こんな深夜になるまで置き去りにするなんて。
あんなに急いで這ってくるなんて、よっぽど心細かったに違いない。俺はいじめは大嫌いだ。
「ちょっと待ってろ!」
俺は保健室まで走り、大急ぎで車椅子を持ってきて、彼女を座らせてあげた。
「もう大丈夫だ。ひどい奴がいるもんだな」
「…あ、あんた、怖くないの?」
「うちのじいちゃんも片足がなくて車椅子を使ってるからな。全然平気さ」
「そうじゃなくて!あたしは!」
「いいって!足を無くした時の話なんてしなくても…」
「いやだからそうじゃなくて!あたしの顔とか怖くないの!?」
「へ?別に怖くないけど…。つかむしろ可愛い方じゃん?」
女の子はみるみる内に顔を赤らめ「ば、ばっかじゃないの!」と言って車椅子から飛び降り、
来た時と同じように手だけ使って走り去ってしまった。
410:2/3
09/05/18 21:23:58 rVb69sug0
翌日女の子のことが気になった俺は、また深夜に学校へ行ってみた。
昨日と同じように廊下をゆっくりと歩くと、また背後から「テケテケテケ…」と足音がする。
振り返って、やあ、と笑顔を向けると、女の子はぱぁっと嬉しそうな笑顔を浮かべたが、
はっとしたようにまた昨日のようなにらみ顔に戻って、俺の足下まで無言で這ってきた。
「べ、別にあんたに会いたくて出てきたわけじゃないのよ。
あたしは深夜に廊下を歩く人間を、こ、怖がらせたいだけで」
「俺は怖くないって言ったじゃん」
「い、いやだから、それをどうにか怖がらせようと思ったの!」
「無理だよ。あんたみたいに可愛い顔でいくら驚かせてきたって、全然怖いと思えないって」
「な、なによ!ばかにしてるの!?」
「バカになんてしてないよ。ほんとに可愛いもん。俺の好みだし」
「…あ、足がないのに?」
「だから俺そういうの気にしないから」
「深夜にしか出てこれないんだけど…」
「俺夜型だし全然平気。むしろ助かるくらい」
そう言ってしゃがみ込んで彼女の顔を間近で見た。色が白くて本当に可愛い。
彼女はびっくりしていたが、俺が笑うとちょっと笑ってくれた。
間近で見る笑顔は正しく天使のようだった。
しかしまたしてもはっとしたように必死で恐い顔を作り、俺を睨む。
その顔が赤らんでいるように見えるのは目の錯覚じゃないと思う。
411:3/3
09/05/18 21:30:47 rVb69sug0
「へ、変なやつ!」
そう言って彼女はまた走り去る。しかしふと立ち止まり、くるりと振り返って俺に叫んだ。
「いつもは1階の廊下にいるから…。べ、別にあんたなんか来なくてもいいけど!」
それ以来毎晩1階の廊下で彼女と会っていますが、これはデートじゃないんだそうです。
まあ、俺もキスするまではデートとは呼べないかなと思ってる、と彼女に言うと、
彼女は顔を真っ赤にして「ばか…」と呟いて目を潤ませて俺を見詰めてきます。
そして眼をそっとつむってきたので、この流れは・・・と俺も覚悟を決めました。
深呼吸をすると彼女の肩を掴み、そっとその唇に・・・・
「破ァ!」
突如後方から放たれた青白い光が彼女を吹き飛ばしました
彼女は光に照らされると少し悲しげに笑い、口だけで「バイバイ」と言ってそのまま消えて行きました。
消える最後の瞬間に『一緒にいられて本当に楽しかったよ・・・ありがとう』と声にならぬ声が聞こえた気がした。
突然の別れに茫然とした俺の肩を部活の先輩であるTさんがぽんと叩いた
「危なかったな・・・いや、いろんな意味で危なかった」
気がついたら俺はTさんの上に馬乗りになると、泣きながら全身全霊を込めて殴りつけていた。
先輩だからって全てが許されるわけじゃない。俺は彼女との思い出を胸にそう思った。
412:本当にあった怖い名無し
09/05/18 21:51:39 mY8qsXd/0
TさんKYだな・・・
413:本当にあった怖い名無し
09/05/18 22:08:48 R49nFSs00
ガ板に来たかと思ったw
414:本当にあった怖い名無し
09/05/19 00:11:37 JLL49HluO
Tさん、ついでに豚インフルエンザも破ァ!してくれないかな…
一週間は暇過ぎる
415:本当にあった怖い名無し
09/05/19 14:17:06 b6EuZrQg0
オレは小さい頃、家の事情でばあちゃんに預けられていた。
当初、見知らぬ土地に来て間もなく当然友達もいない。
いつしかオレはノートに、自分が考えたすごろくを書くのに夢中になっていた。
それをばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み~」
ばあちゃんはニコニコしながら、「ほうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがてオレにも友達が出き、そんなこともせず友達と遊びまくってたころ
家の事情も解消され、自分の家に戻った。ばあちゃんは別れる時もニコニコしていて、
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」と喜んでくれた。
先日、そのばあちゃんが死んだ。89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から、「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみると、そこにはばあちゃんが作ったすごろくが書かれてあった。
モンスターの絵らしき物が書かれていたり、何故かぬらりひょんとか
妖怪も混じっていたり。「ばあちゃん、よく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(オレ)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
ばあちゃん、死に目に会えなくてごめんよ。
「破ぁぁぁぁぁぁーーん!」
すると突然、一人の男が泣きながら我が家突入してきてこう言ったんだ。
「俺、寺生まれのT・・・友達になろうよ!」
ばあちゃん、もう寺生まれの友達ができたよ、ありがとう。
416:本当にあった怖い名無し
09/05/19 18:41:21 8TBHLHug0
友達なら本名名乗れよTさんw
417:本当にあった怖い名無し
09/05/19 20:38:16 BZn8asnX0
流れ的にKYなTさんを期待してたww
418:本当にあった怖い名無し
09/05/19 20:54:58 qJxg8rr60
オレは小さい頃、家の事情でばあちゃんに預けられていた。
当初、見知らぬ土地に来て間もなく当然友達もいない。
いつしかオレはノートに、自分が考えたすごろくを書くのに夢中になっていた。
それをばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み~」
ばあちゃんはニコニコしながら、「ほうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがてオレにも友達が出き、そんなこともせず友達と遊びまくってたころ
家の事情も解消され、自分の家に戻った。ばあちゃんは別れる時もニコニコしていて、
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」と喜んでくれた。
先日、そのばあちゃんが死んだ。89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から、「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみると、そこにはばあちゃんが作ったすごろくが書かれてあった。
モンスターの絵らしき物が書かれていたり、何故かぬらりひょんとか
妖怪も混じっていたり。「ばあちゃん、よく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(オレ)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
ばあちゃん、死に目に会えなくてごめんよ。
「破ぁッ!」
そのとき、いつのまにか現れたTさんがオレの手からばあちゃんのノートを奪い取って裂帛の気合いとともに粉々に破り去った。
「危ないところだった。人が想いを込めて描いた絵には魂が宿るものだ。このノートに描かれた妖怪画も書いた主の想いで妖怪化しかかっていた」
バラバラに破り捨てられたばあちゃんのノートを見て、気がついたらオレはTさんを全身の気力を込めてぶっ飛ばしていた。
寺生まれでもやっていいことと悪いことはある、オレは心の中で「ばぁちゃんすまない」と謝りながらそう思った。