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253 名前: 実話です 投稿日: 2004/07/05(月) 01:32:30 ID:8tHsHdfY
上士幌ならミステリーネタあるぞい
その昔、俺がまだリア工だったある夏の夜・・・
晩飯を食った後だったので8時頃だったか、部屋でひとり漫画を読んでいた。
暑い日だったので窓は当然網戸でそこから心地よい涼風を感じていたのだが、ふと気付くとその風が生暖かくなっていることに気付いた。
普段ならば特に気に留めることもなかったのだが、その時は風の生暖かさとは裏腹に背筋だけが寒いような・・・悪寒と云うべきかも知れないが・・・
で、何の気は無しにカーテンを開けてみた・・・
そこには・・・
網戸越しにもはっきりと確認できたのだが、全身白装束の・・例えると仏さんが着ているものと云えばイメージしてもらえるだろうか・・・
老婆が立っていた・・・いや総白髪だったので一瞬、そう思ったのかも・・・顔は中年女性だったかも知れない。
だが、その顔を確認するべくもなく、私は「わっ!」っと大声をあげてしまった。
その女は私の大声に驚いたのか、すぐさまその場から立ち去ったようだった。
ほどなく、私の大声に驚いたのか居間にいたと思われる父が「なんだべ、でっかい声出して~」と私の部屋に入ってきた。
「今、へんな女が居たんだって!」興奮気味の私が答えると、
「どこに?」と父、「外!白い服着てた!」と私。
怪訝深げだった父だが、私の態度が尋常じゃないと思ったらしく、すぐさま玄関から外に出て見に行ったようだった。
私も少し遅れてその後を追った。