09/08/02 22:43:38 7oiKKvto0
このスレを読んでいてふと思い出したので書かせてください。
恐怖体験というか不思議体験?ですが。
いまから16年前の夏、私が14歳の頃、母が交通事故で亡くなりました。
事故にあってから1ヶ月ほど集中治療室に入っていましたが、夏休みが終わる頃の
深夜1時か2時頃に、病院から母が危篤状態なのですぐに来てくださいと連絡がありました。
当時、私の家族は3階建ての公営住宅に住んでいましたが、その日は500m程の距離に
ある親戚の家で晩御飯をご馳走になり車を置いてきたままでした。
公営住宅の階段を降り外に出ると、普段見かけない黒猫が近寄ってきました。その猫は、
500m離れた親戚の家に着くまで5mくらいの距離を置いたままずっと後を着いてきました。
子供だった当事、黒猫と言えば不吉なものというイメージがあったため、父親に
「なんか不吉だね」みたいなことを話したのを記憶しています。
そして、車で30分程の病院に着いたとき母は既に息を引き取っていました。
それから2日後、公営住宅の敷地内にある集会場で通夜を行ったのですが、またその黒猫
が現れ、通夜が終わるまで集会場の付近をうろちょろしていましたが、通夜が終わった後、
一切見かけなくなってしまいました。
その後、母の遺品整理をしていたとき1冊の手帳を見つけ、中身を確認したのですが最初の
5ページほどは普通に予定や行事などのメモがしてあったのですが、そこから空白のページ
が続き、手帳の真ん中くらいのページにメモ帳のラインを無視した大きさの文字で一言だけ
「こわい、14歳の夏」とだけ書いてありました。それを見たとき凍りついたのを覚えています。
なぜそんなことが書いてあったのかは未だに不明です。
その手帳を父親に見せたあとに父親に聞いた話ですが、まだ私が生まれる前に二人で
占い師に見てもらったことがあったらしいのですが、そのとき母は30代の後半に大きな
病気か事故に遭うと言われたことがあったらしいです。母の享年は39歳でした。
全て単なる偶然だと思いますが、私の唯一の不思議体験でした。