09/09/04 23:01:53 H90SqwZC0
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カルデロン・のり子さん一家と
まったく同じような状況が描かれている 弁護士 渡邉彰悟
ロスで不法滞在の外国人を取り締まる捜査官（ハリソン・フォード）
を中心に、アメリカの移民の現状をいくつかのケースを出して描い
ています。社会的なテーマですが、映画的な要素も多分にあり、
見やすいと思います。それに質や量は違っても、ここに描かれている
ことは日本でも起こっていることなのです。
もっとも印象的だったのは、バングラデシュ出身の１５歳の少女
とその家族が退去処分を受ける、というエピソードですね。
私の担当したカルデロン一家とそっくりな状況ですから。
監督はアメリカの暗部を明らかにし、“正義”と“不正義”
の相対性について問題提起をしているのでしょう。国が決め
た正義だけが本当の正義なのか？ 日本でいえば入国管理局
の下す処分がすべて正義なのか、ということです。