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■東京戦前期の地下街
1934年（昭和9年）の時点で東京には神田、京橋、日本橋、銀座、新橋
に地下街がありました。これらは銀座線に付属して建設された地下街です。
銀座線神田駅には『須田町ストア』としてこの地下街が現存しています。
京橋駅は現地下一階通路に以前は店舗が立ち並んでいたものと推測しています。
日本橋駅地下通路は現在でも「地下街」の雰囲気がありますが、戦前のは
銀座線ホーム上階のＢ１コンコースに店舗が立ち並んでいたものと推測しています。
銀座駅地下通路も現在でも地下街の雰囲気があります。松屋から三越までの間の地下通路
に店舗が立ち並んでいたものではと推測しています。
新橋駅はかなり戦前とは構造が違っているので想像が付きません。
そのほかにも戦前浅草雷門仲見世に地下街を作る計画を含め
8つの地下街建設案が戦前にあったそうです。