09/04/09 17:26:05 EFj9x5FQ0
池袋 四面塔
池袋で、もっとも古くから開けていた所は、今の池袋本町。
板橋宿に近い単なる一農村。
でも池袋村は、慣れた人にとっては、江戸との往き来に便利な近道として使われていた。
ただ中仙道の本道に比べると道の整備はされてなかった。
というより、今の平和通り、パルコ、明治通り周辺あたりは、沼沢地だったり、薄暗い森だった。
このあたりは、街道本道でも、奉行管轄でもなかったし、寺社管轄でもなかったので、
今の高田馬場・板橋あたりからも、試し切りだの、追いはぎだの出没しやすいところだった。
板橋宿 - 池袋本町(池袋村) - 平和通り - We Road - 四面塔 - 明治通りを挟んで鬼子母神や高田馬場に繋がり、江戸に至る。
ここらは見通しも悪く、事件も多発しやすい所だったので、周囲の雑木林を整備して、四面塔を道標とした。供養塔でもあるけど墓ではない。
現在の四面塔の場所は、道路事情により数十メートル異動されている。
池袋は、戦後発達するにしたがって人も霊も寄って来た感じ。
四面塔そのものは心霊ではないと思った。違ってたらスマソ。