09/02/06 13:41:20 1zasIsCf0
先に長文スマン。題名と作者は覚えてない。
主人公は小学生の女の子。
留守番中、こっそりママの口紅でお化粧してみる。しかし調子に乗って口紅がポッキリ折れる。
ママは美人だけど怒ると木の棒でぶっ叩く怖いママなので、娘マジで焦る。
そこへ娘の弟(はいはいする赤ん坊)がやってきて、折れた口紅をぱくっ、飲み込んでしまう。
娘は最初困ったけど、よくよく考えて「これならママにも絶対見つからない!」と大感激。
ついでだからと言って、学校で残した給食の煮干(腐ってる)、さらには0点のテスト用紙まで
その赤ん坊に食べさせようとしてする。赤ん坊は当然吐き出そうとするが
娘は無理に押し込んで飲み込ませようとする。程なくして赤ん坊窒息死。娘そこで我にかえり、
「どうしようママに絶対怒られる叩かれるどうしようどうしようどうしよう――」
しばらくしてママが帰宅。するとそこには廊下に座り込んで
ナイフとフォークを握り、膝に乗せた弟を必死にほおばって食べている娘の姿があった。
娘は「ごめんなさいママ、怒らないで、怒らないで……」と泣きながら、すうっと消える。
実はこの主人公の娘、数日前にママの虐待によって既に死亡していた。
(最初にママが出掛けたのも遺体を埋めるスコップを買うためだった)
警察に連行されるママが祖母に「ごめんなさいお母さん、怒らないで」と泣いて謝る姿と
リビングの隅で娘の霊が「ごめんなさいママ、怒らないで」と泣いて呟く姿がダブってEND。
食赤シーンが衝撃的なのもあるが、絵柄が好きだったのと
伏線がしっかりしていたのも相まって強く印象に残っている。