09/01/08 13:01:08 K4EbZt170
その3
彼女が山にハイキングに行ったときのこと。
そのときは一人で自然に触れたくて一人で行ったそうだ。
山歩きといってもハードなもんではなく、上記にあるようにハイキング程度。
ちょど歩いていた先に何かの神社があると地図で見たのでそこへ向かう。
前日が雨だったせいか、道がぬかるんでいてちょっと休憩とかしにくそうで、
神社の境内でお昼を食べようとしたらしいのね。
そうしたらいけどもいけどもたどり着かない。
地図が間違ってるのか、同じ所をぐるぐる回ってるのか、色々疑ったが、
太陽の方角などから間違ってはいなさそう。
なんだか視線を感じるし、とても気持ち悪いなあ・・・と思っていた。
その時に、いきなり木のかげから、小さな子供が飛び出してきた。
そして彼女に「おねえちゃんはいい人だから教えてあげる。そこの神社には
たどり着けないよ、お姉ちゃんは」と。
「なんでかな?てか君誰?親は?」
「もう、解ってる癖にきかないでよ。とにかく引き返したほうがいいよ。ほら。
もうすぐ日が暮れるし」