死ぬ程洒落にならない柿い話を集めてみない?203at OCCULT
死ぬ程洒落にならない柿い話を集めてみない?203 - 暇つぶし2ch981:本当にあった怖い名無し
09/05/05 13:59:41 kzkIqKbg0
[厳重注意・警告]
間違っても、岐阜県民に柿を贈るような事をしてはいけません。
何が届いたのか、わくわくしながら“贈り物”を開けて、中から「柿」が
出てきた日にゃ、「喧嘩売ってんのか、こらぁ!」
 例え、貴方が、それなりの大枚をはたいて送ったとしても、
決して気持は伝わりません。
 良い子は違う物を送りましょう。

   2008年11月03日 「柿食えば…」より

982:本当にあった怖い名無し
09/05/06 13:10:57 XZZl1w3FP
干し柿は美味

983:本当にあった怖い名無し
09/05/07 11:28:36 V+UF3kHyP
   あげ

984:本当にあった怖い名無し
09/05/07 13:26:49 IlOtGTXE0
福島県の会津出身の友達に柿をあげようとしたら本気で怒った。
「何処にでもあふれているから絶対にいらん」と友達はきっぱり言った。

わたしが持っていたのは富士柿と平種無。
会津のひとたちは、土地で実る渋柿(みしらずがきとかいう)しか知らないんだ。
それが最高だと信じてぃいて、他の柿など知らないし、試しに食べてみる気もないんだ。
しかも「日本一おいしいのは甘柿ではない。渋抜きした会津の柿」と言い切る。

でも、他の柿の味も甘柿の味も知らないんだよ。

985:本当にあった怖い名無し
09/05/07 13:48:31 XfKp6MpL0
外人が日本人を特別視してるってのは、自分の歴史少しでも知ってたら誰でも分かるだろ。
まず、資源が全くないってことはすごいこと。もう両手両足もがれたぐらいのハンデ。
しかもすごいのは、米国の3分の1の人口、わずか25分の1の領土で、
その上そのただでさえ極小の国土の7割が山、山、山。なーんにもない、山・・・。
だから農業で輸出して食べていくことすらできない。条件からして最貧国でもおかしくない国。
そんな国が、100年ほど前で当時世界最強クラスだった露助とか清をあっさり倒して、
非白人国家で普通に白人常任倶楽部仲間入りしちゃってて、おまけに米国敵に回して
ガチで戦争して、世界で唯一米国本土爆撃して、英国の無敵艦隊フルボッコにして、
オランダ倒して、世界で唯一原爆落とさせるほどてこずらせて。しかも二発だよ。二発。
考えられない。敗戦とか言ってるけど日本のせいでアジアから白人の植民地全部消されたし。
しかも信じられないのは、戦争に負けてただでさえ何にもない国がさらに
インフラまで全部叩き潰されて、多額の賠償金まで背負わせて100%再起不能に
しといた極貧衰弱国家で、今度こそ生意気なイエローモンキーが消えて数百年は
ウザイ顔見ないで済むと思ってたら、直ちに再び白人社会に経済で参戦して来くさって、
参戦どころかごぼう抜きでたった2,30年であっという間に米国さえ抜いて世界第一位。
東京の土地だけで米国全土が買えるほどの呆れた価値になっちゃう程の超絶経済力で
世界中( ゚Д゚)ポカーン・・・状態。その後もずーっと二位維持。頭一本でそれ。
しかも経済の80%が内需。内需だけでそれ。金融とかでまだ全然進出してないし
車や家電、工業製品ももまだまだ進出しきってなくてそれ。もうキチガイの域。
伸びしろありすぎワロタ。戦後60年一発も打たずに侵略せずにこれ。何気に世界最長寿国とかなってる。
んで今度は漫画・アニメ・ゲーム。気がつけばハリウッドの規模とっくに超えてる。
アメリカの検索で一位になってるのが日本のアニメとか。世界中で一番人気の映像作品が日本のアニメとか。
極めつけは世界一長い国号、2000年のどの白人より長い王室ならぬ、その上の皇室保有。
エンペラーに代表される歴史。普通の神経してたらこんな国怖くて関わりたくない。



986:本当にあった怖い名無し
09/05/07 14:03:54 QkkDVAKI0
 984さんの好意は伝わらなかったんだね。お気の毒です。
自分は堅い柿もやわらかい柿も大好き。
二本全国には1000種を超える柿の品種があるらしい。
正確な数は把握できない。なぜなら、日々品種改良が重ねられ、増えているから。
 柿の実はより大きくより甘く、より美味になるよう、大勢の人達の手で
工夫が続けられている。

 柿の実の味は、それぞれの土地の味。大地の味。
美味しい柿の実を皆にも食べさせよう、と広めてくれた先達の愛情の味だと思う。
 相手の信念は尊重するとして、自分ならいろんな柿の実を食べるチャンスは逃したくないな。
せっかくの美味しい物を食べないでいること、味を知らないでいることって、
人生を損するような気がするから。
 富士柿も平種無も美味しいのに、お友達は可哀想だなぁ。

987:本当にあった怖い名無し
09/05/08 03:37:48 wVkyuMwB0
>>985
で、ヴェルタースオリジナルは、どこ?

988:本当にあった怖い名無し
09/05/08 17:40:51 yNAMa4G20


柿食えば 鐘が鳴るなり 天現寺

   ピナ バウシュ

989:本当にあった怖い名無し
09/05/08 20:11:13 BWMJ18jO0
 (山本禾太郎)

 女は田所君子と云った。君子は両親の顔も、名も知らない。
自分の生まれた所さえも知らないのである。
君子が物心の付く頃には祖母と二人で、ある山端の掘っ立て小屋のような陋屋に住んでいた。
どこか遠い国から、そこに流れてきたものらしい。
 祖母の寝物語によると、君子は摂津の国、風平村とか風下村とかで生まれた
と言う事で在るが、今は村の名や、国の名さえ君子の記憶には無くなっていた。
唯夢のように記憶しているのは、背戸に大きな柿の木が有って、夏なぞ六尺も
あろうかと思われる大きな蛇が、屋根から柿の木に伝わっていた事や、蕗の葉
程もある向日葵が陽に顔を向けていた事なぞで有るが、こんな事は自分の生まれた
家を捜す為には、役に立つ事では無かった。
 唯、これだけは確かだと思うたった一つの記憶は、背戸に立って左の方を眺めると
はるか遠くに一際高く槍のように尖った山が見え、その頂に唯一本の大きな松の木が
有った事である。
 美しい夕焼けにくっきりと、濃い紫で塗りつぶした山の頂に、墨で描いたような
一本の松の木、それが君子の記憶に妙にはっきりと残っている。

990:本当にあった怖い名無し
09/05/08 21:34:53 BWMJ18jO0
 君子は旅をするようになってから、美しい夕陽に出会うと、時々よその農家の
裏口に立って、試して見るのであるが、自分の記憶にあるような山や松の木を
見出した事は一度も無い。
 だから確かだと思っているこの記憶さえ、本当は君子が作り出した想像で
あるかも知れない。
 君子の祖母は君子が八歳の時に亡くなった。
祖母が寝物語に君子に語った処に依ると、君子の父は、君子が生まれた翌年の
秋に死んだと云う事である。
 父は善根の深い人で、四国、西国の霊場を経巡る遍路の人たちの為に構えの
一棟を開放し善根の宿に充てていた。
 遍路が村に入ってきて、この村に善根の宿をする家はないか、と尋ねると、
村人はすぐに君子の家を教えた。だから種々様々な人体の遍路が泊って行った。
 人の良さそうな老夫婦もあれば、美しい尼姿の遍路もあった。
一夜の宿を恵まれた遍路達は別棟の建物に旅装を解くと、母屋の庭に入って
来て改めて父や母に挨拶をする。
 父は君子の母に言いつけて、野菜の煮たのや汁、鍋等を遍路達の所に運ばせ、
時には自分で別棟に出かけて、遍路の話を聞いて楽しむ事も有り、遍路の方から
母屋に押し掛けて来た事も有った。
 そんな時母は父の傍らに座って、黙って聞いていたそうである。

991:本当にあった怖い名無し
09/05/08 22:09:49 BWMJ18jO0
 しかし、遍路と言う遍路の全てが、美しい尼さんや人の良い老夫婦ばかりでは無く
中には向こう傷の有る目の凄い大男や、ヘラヘラとした幽霊のような老人、
手の無い人なぞ、物凄く気味の悪い遍路も珍しい事では無かった。
 そんな遍路が泊った時母は気味が悪い、怖いと言って奥の間に引っ込んだ儘
出て来なかったそうである。
 こう言うと、祖母の寝物語は大変順序だっているようであるが、祖母の話は
こんなに順序が立っていたのでは無く、折に触れ、時に従って切れ切れに語られた
もので、それも、君子が物心の付く頃に多くは寝床の中で聞いた話であるから、
今では遠い記憶の彼方に霞んでしまって、その話の切れ切れが、まるで夢物語
のようにしか思い出せない。
 しかし、君子にとっては譬えそれが掘っ立て小屋の陋屋ではあっても、祖母と
二人で暮らした当時の楽しい思い出である。
 記憶の彼方に薄れようとする、祖母の話の一つ一つを自らの想像で補い、
今ではそれが立派な事実であったかのように君子の心の内に成長している。
 たとえば、美しい尼僧の遍路と話をしている父の姿や、その傍らに座って
静かにそれを聞いている母の姿、尼遍路の顔等が、まるで映画でも見るように
はっきりと思い浮かぶのである。

992:本当にあった怖い名無し
09/05/08 22:27:23 BWMJ18jO0
 父の死んだ、いや、殺されたと言った方が正しい、その日は二人の遍路が泊っていた。
一人は年の頃、六十二、三の老婆で有ったか、黒い毛の一本も見ぬ見事な白髪を
ざんぎりにして後ろへ撫で付け、男を見るように丈夫そうな身体の老婆で、顔立ちも
上品であったが、あまりに老人らしくないその体格が、何か不自然な、不気味な
感じを与えたそうである。
 今一人の遍路も女であった。
それは君子の母と同じ年頃の三十七、八歳かと思われたが、この女は鼠色の
御高祖頭巾ですっぽりと顔まで包んで、出ている処と言っては目だけであった。
 その目元は如何にも涼しく、美しい目であったそうな。
 この遍路は部屋の中でも、食事の時でさえ御高祖頭巾を取らず、問わず語りに
業病の為に二目と見られぬ醜い顔になっているので、頭巾を被った儘、こうして
お大師様におすがりしている。と言ったそうである。
 白髪の老女も、この御高祖頭巾の遍路も、普通の遍路と変わりがない服装を
していたが、どこかに上品な所が有って、所謂乞食遍路では無く信心遍路で
有る事が一目で分かった。

993:本当にあった怖い名無し
09/05/08 22:39:38 yNAMa4G20


柿食えば 鐘が鳴るなり 浅草寺

  ミッキー トンプソン

  誰か次スレ立ててくらさい

994:本当にあった怖い名無し
09/05/08 23:02:38 BWMJ18jO0
 この御高祖頭巾の女遍路は、余程祖母の注意を惹いたものらしい。
それは女遍路が君子の母に生き写しで、御高祖頭巾の間から覗いている目なぞ、
まるで、君子の母の目をそこに移し替えたようで、その姿容なぞ瓜二つと言っても
及ばぬ程良く似ていた。
 もし、この女遍路が御高祖頭巾を被っていなかったら、どちらが君子の母か
分からぬ程であったそうな。
 二人は偶然に泊まり合わせたように装っていたが、どうやら同行であるらしく、
それも主従の間柄で、老女は御高祖頭巾を被った女の召使のように感じられたと云う。
 君子が祖母からこの二人の遍路の話を聞く時は、それが父の殺された当夜の
物語であるだけに子供心にも、何か恐ろしい怪談でも聞かされるように、薄気味悪く
身を縮めたものである。
 今では記憶も薄らいで生々しい感じではないが、この二人の姿が、ふと心に
浮かんでくると、父の臨終、白髪の老女、御高祖頭巾の尼遍路なぞ、まるで
地獄の絵図でも見るような気がする。
 それだけにこの幻像はしばしば、最も多く君子の心に浮かんでくるのである。
 二人の遍路が泊った日の四、五日前から君子の母は高い熱を出して床に就いていた。
首筋にぐりぐりが出来て、高い熱の為に苦しみ通した。

995:本当にあった怖い名無し
09/05/08 23:10:03 t4awLj9qO


996:本当にあった怖い名無し
09/05/08 23:11:28 t4awLj9qO


997:本当にあった怖い名無し
09/05/08 23:12:36 t4awLj9qO


998:本当にあった怖い名無し
09/05/08 23:14:28 t4awLj9qO


999:本当にあった怖い名無し
09/05/08 23:16:12 t4awLj9qO


1000:本当にあった怖い名無し
09/05/08 23:17:25 t4awLj9qO
次スレもよろしくね(゚▽゚)/
おちんちんスプラ~ッシュm9(^Д^m9(^Д^m9(^Д^)

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         ,、-,、'         ハ- 、
         ( .( '、_    _ ,ノ  ノ:i   )
        ,、'""`ー---‐'"フ、_ - _,、' -'"
        (  _   ,、'"    ̄
         `ー--─'"
千本目の蝋燭が消えますた・・・
新しい蝋燭を立ててくださいです・・・


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