死ぬ程洒落にならない柿い話を集めてみない?203at OCCULT死ぬ程洒落にならない柿い話を集めてみない?203 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト700:本当にあった怖い名無し 09/03/29 12:44:23 E4tiAeqg0 良寛さまと柿の実 ある秋の日の事。 良寛が道を歩いていると、どこからか子供の泣く声が聞こえた。 「はてさてどこで泣いているのであろう」 不思議に思った良寛が探すと、声は上から聞こえる。 一本の大きな柿の木に、子供が取りついたまま泣いている。 どうやら、柿の実を採ろうと登ったものの、降りあぐねて泣いている様子であった。 良寛は抱き下ろし、 「柿の実が欲しいのであろう、もいでやろうことに、ここで待ちなさい」 良寛は裾をからげて、柿の木に登り、実を一つ口にした。 「これは美味い」 あまりの美味さに一つ、また一つと、良寛は登ったまま夢中で柿の実を食べ続けた。 良寛はいつまで待っても柿の実を落としてくれず、美味そうに食べ続ける。 おとなしく待っていた子供はじれてとうとう泣き出してしまった。 その泣く声でようやく、良寛は子供が待っていることを思い出した。 「おお、すまんすまん」 そう云うと、良寛はやっと山のようにどっさり柿の実を採って子供に与えたそうな。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch