09/01/18 19:09:25 0AjFgcRb0
小学生の頃、今から18年程前のことだが
名古屋の平和公園近く、今で言う東☆中学校の裏門の通り沿いから入れる山の方に行った。
あの辺だけいなかという感じで、あちこちに池があってザリガニやオタマジャクシや
ドジョウまでいる場所がある。
その先に、結構な小高い丘と木と平原があるのだが、その先にな、大きな洞窟があるんだ。
小学生の時に見たからそんなに大きくないのかもしれないが
そこへ友達4人程で探検に入ったんだ。
そしたらな、奥の方でうめき声がしていて、ビビりながらも懐中電灯を頼りに進むと
当時自分たちが見ている大人の大きさの倍ぐらいの身の丈で
前進毛むくじゃら、目は赤く口から牙が出ている生き物がいた。
夜だったから、暗闇を走って逃げて皆散りじりになってしまって
俺は崖みたいな部分から転がり落ちたのだが、その後の友人の話では
彼は追いかけられたみたいで、草むらに隠れていたらそいつが近づいてきたと。
だが、目の前で猫を掴んで戻っていったという話を聞かされた。
大人は信用してくれなかった、だから中学生になってもう1度4人で行ったんだ。
昼に行ったのだが、あの辺は人もいないんだよ、奥の奥まで行くとな。
だから、武器を持ってても怪しまれないし、バットを持ってあの穴へ入った。
奥にはあの化け物はいなくて、内心、安心したのだが・・・。
足元に、あの日にみた化け物そっくりの小さな生き物が2匹いたんだ。
「子供か?だとしたら最低で父と母、二匹いるのでは・・・」
そう思った時、仲間の一人がライトを照らした先を見ると
まだ奥へ続く穴があったんだ、しかも中から明らかに気配を感じて
全員で逃げた、そして今大人になりもう1度いってみるつもりだ。