08/11/30 04:03:38 D9HY72CxO
ほぼ目が見えなくなった親父の唯一の楽しみは
昔から集めて来たｸﾗｼｯｸのﾚｺｰﾄﾞ、30000枚を毎日聞く事だった。
21日辺りからｱﾝﾌﾟが壊れ、24日に母親から「お父さんがｶﾞｯｶﾘしてる」と聞かされた。
それから私は仕事の合間や寝る時間、全て空いた時間をｱﾝﾌﾟ自作に費やした。
仕事仲間や上司から
「仕事もしないで…」と陰口も叩かれ、怒られる事もあった。
土曜日の夜、ｱﾝﾌﾟは完成した。
しかし、時間が無かったから一度もﾃｽﾄする事も出来ず、帰りの電車のﾀｲﾑﾘﾐｯﾄが来てしまい
そのまま持って会社から実家に向かった。
家に着いたのは25時近く。
既に親父は床に就いている。
その間に私は初めて自作ｱﾝﾌﾟに火を入れた。
失敗はしていないが、しかし、何か音が納得いかない…
あれこれいじってる間に
「この元々のｱﾝﾌﾟ直した方が早いかも…」と思いつき
急遽ｱﾝﾌﾟ修理に方向転換
やっと27時35分、故障箇所を見付け、修理が完了した。
ﾃｽﾄがてらに自分のﾚｺｰﾄﾞを引っ張り出して聞いてたら
親父がﾄｲﾚに起きてきた。
親父はﾚｺｰﾄﾞが聴ける様になった事をとても喜んでた。
子供の頃、親父には色々ｵｰﾃﾞｨｵ機器を直してもらったり作ってもらった。
今後は私が親父に色々作ったり直したりしてあげたいもんだ。
今日の親父の「ありがとう」は一生忘れられないだろう。
ｶｻｶｻとは関係なくて申し訳ありませんが
近況報告として書かせて頂きました。
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／ヽ(´д｀)ノ＼
((ノ( Ｇ )ヽ))
< ω >ｶｻｶｻ