09/03/31 08:08:20 CU0UPhmh0
遠くの物がよく見えるのは空気が乾燥してもやが減るため。
冬場の太平洋側は、乾いた季節風が吹き込むために乾燥しがちだが、70年代よりも増えているのは、
大気汚染が改善されたことに加え、冬のヒートアイランド現象が関係しているとの見方が出ている。
例えば、1月の平均最低気温。気象庁によると、この50年で都心部(東京・大手町)は3・77度も上昇している。
これに対し、8月の平均最高気温は0・23度しか上昇しておらず、ヒートアイランド現象は意外にも冬の方が顕著だ。
もやの原因となる空気中の水蒸気は、気温が上がると地表から逃げる。このため空気が澄んで、都心側の見通しがよくなったという仮説が成り立つという。
宮下教諭は「富士山はそのままで、東京タワーだけがよく見えるようになったことがポイント。
ほかの理由は考えにくい」と話している。気象庁の担当官も「なるほど、興味深いデータですね」と説を後押ししている。
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成蹊中学・高校の校舎屋上から見える東京タワー。黒い横筋は電線(2009年1月14日撮影)
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(2009年3月30日15時51分 読売新聞)
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