08/10/23 01:02:10 VousdOst0
>>60
自分でもまだ不明なところが多いのですが、
まず、続けざまに覚えていることから。
※とても長いです、すみません。
雑木林のようなところを女性と二人で逃げていました。
服は豪華でもなく質素でもないドレスで、多分普段着であったと思います。
ドレスの裾が土で汚れていました。
しばらくして後方からやってきた荷馬車一台と馬に乗った兵士数名に、崖のようなところまで追い詰められました。
その時にはもう一人の女性とははぐれていました。
崖下を覗いてまだ逃げられる先があるかを確認したときに、兵士はあわてたようにある人間の名前を出して崖から飛び降りて死ぬことを止めてきました。
死ぬ気など最初からありませんでしたが、さもそれによって観念したように振る舞い捕らえられました。
荷馬車に揺られながら 魔女 的なニュアンスで兵士に嘲笑されました。
その時には既にこれから何が起こるかを知っていました。
いづれ殺されるんだと思っていました。
捕らえられていた部屋は、大きめのベッドがありましたが広さは10畳もなかったと思います。
ベッドカバーは赤黒い色調が強くて厭らしさを感じました。
ほとんど歩き回らずベッドの上で過ごしました。
毎日のように無口な男が尋ねて来ました。
最初は軽蔑の目で男を見ていました。
男は穏やかで手荒なことはしませんでした。
(こちらも抵抗をしなかったので手荒にする必要もなかったと思います)
次第に男に好意さえ持ちましたが、立場上それを表現してはいけないと思いました。
好意の内に、どうにかこの男が自分を生かしてくれるかもしれないという厭らしい期待があることも自覚してました。
別の場所に捕らえているという肉親(兄か弟)が本当に捕らえられていて生きているのかを怪しんでいましたが
もし死んでいたら自分が生きている意味がなくなるので、疑うことをしないようにしていました。
ここまでが知っている(?)話です。
長々と失礼いたしました。