08/12/11 14:20:33 IshIXIoS0
うちの庭でいつも昼寝をしていく金目銀目の白猫と、牛柄の猫がいた。
体を寄せ合って、日向で寝転んでいるのが微笑ましかった。
ある日近くの道路で白猫が交通事故で死んだ。
しばらくして牛柄が、きょろきょろとうちの庭をうろついている。
ものを問いたげに自分の顔を見上げるので、どうせわからないだろうと思いつつ
「白ちゃんは死んでしまったから、もうここには来ないんだよ」
「そう…」←牛柄の猫。
偶然だろうけど、確かに「そう」と聞こえた。
あれから、うちの庭には、牛柄の猫も遊びに来なくなった。