08/12/19 19:37:11 Ks47XPTe0
内容:
昔々、朝廷からはるか離れた鬼門(ウシトラ)の地に、まつろわぬ民(朝廷に従わない人々)から尊敬と
崇拝を寄せられていた「ウシトラの金神」が居ました(金神の本名は国常立大神又は天之御中主神)
朝廷は日本統一の妨げになるので、ウシトラの金神を殺し、再生できないように封印の儀式を行いました。
体を「八つ裂き」にして、内臓を「雑煮(=臓煮)」にして民に食べさせたのです。これがお雑煮の習慣の始まりです。
毎年お正月の時に食べる「お雑煮」の習慣は、ウシトラの金神を再生させず、未来永劫封印(抑圧)し続ける
ための呪術的な意味があったのです。今でも丑寅の方角が「鬼門」とされるのは、陰陽道が大陸の風水から生まれた
と言うだけではなく、丑寅の金神を(恐れ)忌み嫌ってのことでもあります。
雑煮の由来は諸説あり、これはその中のマイナーな一説です。
この物語自体、いくつかアレンジがあって、ウシトラの神は高天原の神々と仲間だったが内ゲバに破れて
東北の地に封印されたとか、もともとは出雲出身だったとかいう説もあります。朝廷の要職についていた
が失脚した政治家がモデルじゃないかという話もあります。