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神の使い“大脱走”、鹿島神宮のシカ逃げ回る…茨城・鹿嶋
11月21日3時10分配信 読売新聞
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
茨城県鹿嶋市の鹿島神宮で20日、飼っているシカ28頭のうち5頭が“脱走”し、
2時間半、境内を逃げ回った。
全国の鹿島神社の総本宮である同神宮のシカは、天照大神(あまてらすおおみかみ)
から使わされたシカの神、天迦久神(あめのかくのかみ)にちなみ、神の使いとされる。
奈良・春日大社のシカの祖先は、同神宮から連れて行かれたという言い伝えもある。
鹿島神宮によると、午前8時半頃、鹿園にカラスよけネットの設置工事をしていた
業者が脱走に気付いた。鹿園の金網の出入り口を体当たりで開けたとみられ、3頭は
直後に戻ったが、2頭は境内を駆け回り、約15人が捜索。午前10時頃、1頭を
鹿園に追い込み、さらに1時間後、残る1頭を網で押さえ込んで、けがもなく鹿園へ
戻した。権禰宜(ごんねぎ)の檜山真一さん(25)は「氏子に迷惑が掛からなくて
よかった」と、ホッとしていた。