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◆土星の台風は六角形 探査機カッシーニが撮影
【ワシントン=勝田敏彦】米航空宇宙局(NASA)は13日、土星の両極にある台風の赤外線映像を公開した。
土星を周回する探査機カッシーニが撮影した。台風の雲が鮮明にとらえられ、北極にある台風には
地球二つ分ほどの大きさの六角形の構造があることがよくわかる。
両極の映像は6月中旬、雲の上空約60万~65万キロから撮影された。
北極にある六角形は半径が約1万2千キロ。時速500キロにも達する速さで動く雲は
水硫化アンモニウムと呼ばれる物質だと考えられている。
六角形構造は1980~81年に土星に接近したNASAのボイジャー1号、2号の観測で見つかった。
研究チームのケビン・ベインズ博士によると、六角形構造は地球の台風でも見られるが、せいぜい数日間しか続かない。
28年間もこの構造が安定して存在するのは土星の北極以外では知られておらず、理由はわかっていない。
土星の北極にあるのに南極にない理由もわかっていない。
ソース:朝日新聞 2008年10月16日7時37分
URLリンク(www.asahi.com)
画像:
土星の台風。北極にあるもの(左)は六角形の構造を持つが
南極にあるもの(右)はそうした構造がない=6月中旬撮影、米航空宇宙局、アリゾナ大など提供
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