09/01/12 12:11:10 6t/mydwJO
>>278
ちょっと民俗学的な話になりますが。
その昔、かの地に、貴船大明神が万民救済のために降臨した時、彼に仕える仏国童子という鬼も一緒に降臨した。
しかしこの鬼、凄いお喋りで、神界の秘密をベラベラと周りに喋りまくったという。
それに怒った大明神はその鬼の舌を八つ裂きにし、鬼はしばらくこの地を離れる。
その後すったもんだあって鬼は大明神の元に戻り、その子孫は代々この神社に仕える社家となる。
最初の4代までは鬼の姿だったが、5代目以降はヒトの姿に近くなっていったという。
そして初代の粗相を戒めるために苗字を『舌(ゼツ)』とし、現在でも舌氏の末裔として舌家は存在する。
ちなみに貴船大明神が降臨したのは
丑の年、
丑の日、
丑の刻、
だと云われている。