09/04/12 05:12:01 uQ/mhlfx0
昨日、昼寝をしていた時に見た夢です。ちょっと長いです。
中でタロットネタが出てきますが、私がタロットを使う身だからフィルターを通して見たんじゃないかと。
私は唐突に赤と白と金のきらきらした絹の服を身に纏う、喋る白猫・ジョーカーに、期限付きで
愛子ちゃんを守るように言われた。
約束の期限は3日間。とにかく雅子さんに掴まらないことが唯一のルール。
ジョーカーの話によると、愛子ちゃんには愛子ちゃんを守る『アルカナ』と呼ばれる22の霊的存在と、
『スキップ』と呼ばれるふたつの存在がいるらしい。
『アルカナ』はタロットカードの大アルカナと同じ名前を持っていて、『スキップ』は小アルカナと同じ。
でも『スキップ』には、まだジョーカーと『剣のナイト』しかいないらしい。
赤坂御所に行くと、『アルカナ』の『節制』が迎えてくれた。
案内された先にいた愛子ちゃんは虚ろに立っていて、見ているこっちが痛々しい。
愛子ちゃんが見ている方向には何かを貪り食っている雅子さんがいるけど、こっちを見ようともしないし、
愛子ちゃんもそっちを見ているだけ。
私はそっと傍に行ってしゃがみ込んだ。
「愛ちゃん?」
虚ろな目がこっちを見た。
「誰?」と尋ねられたので、「ジョーカーの友達だよ」と答えたところ、(*´∀`*)パアァァっと表現したくなるような
笑顔になった。すごく嬉しそうなので、必死に声をひそめて言った。
「ジョーカーから愛ちゃんと一緒に行きなさいって言われたんだよ。雅子さんから逃げるんだけど…」
「うん、行く」
「掴まらないように頑張ろう」
その時、それまで食べるのに夢中だった雅子さんがこっちを向いた。さっきの愛子ちゃんよりもさらに
どんよりと、がらんどうな目をしてる。
「どこに行くの、愛子?」
硬直する愛子ちゃんの手を取って、私は一目散に駆けだした。
しかし、廊下に出てすぐの所に料理を山積みにしたワゴンを押してる女官さんがいる。通れるかどうかという時、
女官さんは明らかに狙って雅子さんの正面にワゴンを倒した。
飛び散る料理に驚いていると、女官さんに言われた。
「ここは足止めしておくから、早く行って!」
女官さんの体を借りた『節制』だったらしい。ちらっと振り返ると、雅子さんは散らばった料理を片っ端から口に詰め込んでいた。