08/06/11 17:30:00 il7RorKe0
葬式のアラクレオショウ
他界の集まりの日 遺影の故の前で
BOSEたちの声の遠い残響 みんなで聞いた
亡くしたものすべて 戒したものすべて
お経に詰め込んで 禿は袈裟を纏って詠むの
答えの潜む故人の戒名
唱えなければ 住職の吐息でやられた
喪主南無囁き持つリン棒
音ならないよ 木魚じゃねえ
この気持ち知るため生まれてきた
一万回と二千回木魚を叩いてる
八千回過ぎた頃からもっと恋しくなった
一億と二千回あとも叩いてる
髪を剃ったその日から禿の地獄に音楽は絶えない