10/05/05 18:45:25 JXUlmS3D0
>>197の3行目まで同意。
でも、3rdは志村作曲じゃない曲も一気に増えたことを考えると、
2ndまでとはガラッと変わるのも普通なのかなって。
後々になって、初期はライヴも内にこもってやっててお客さんがそれを見てるって感じだったのが
途中から外に向けてやるのが楽しくなって「志村がおかしくなった」とまで言われた、みたいな話を聞いたけど
その違いは2ndまでと3rd以降の差になってるんじゃないかなと思った。3rdは全体的に開けてる感じ。
あと、「Chocolate Panic」がちょっとビートルズっぽいなとか
「Surfer King」がちょっとベンチャーズっぽいなとか思ったりしたけど
それをうまくフジファブリックの個性と融合させてる感じが、
ただただ個性を追及してとんがるよりも一皮むけたのかなと思った。
「何かっぽい」のにフジファブリックにしか作れない曲ってすげーな、って。
4thは、「Sugar!!」のDVDの「茜色の夕日」が象徴してるような作品だと思う。
志村の内省ワールド。でもワンマンなんじゃなくて、メンバーに支えられてできてる。
3rdまでの「ロックンローラー志村」が、同じ世界に降りてきた感じ。
前に誰かも書いてたけど、心が折れそうな時とか孤独を感じる時にすごく沁みる。
4thがあんまり…って人の中には、「フジファブリックらしくない」っていう人、結構多いのかな。
自分も2ndまでが「フジファブリックらしい」って思ってたから、正直それは感じた。
でも、何を「らしい」と考えるかは人それぞれだけど、
自分で描いた「らしさ」を期待して、違ってたらがっかり、ってのもどうなんだろ、って思って。
(普通に自分が「らしくないね」って言われると「らしいって何だよ」って思うし)
志村が「自分たちでも予想がつかないような変化をしていきたい」って言ってたから
きっとこの「どうした?!」っていうある種の裏切られた感こそフジファブリックなのかなって考えてる。
長々書いたけど、好きとか好きじゃないとかは人それぞれだよね。