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いろんな感情がバーッと一気に入っている音楽をやりたい ゆらゆら帝国
インタビュー 遠藤妙子 95年7月31日 高円寺ルバイヤート
・ドラムが下田さんに変わったのが去年の10月ですよね
坂本慎太郎(Vo,G)
「そうです」
・実際にやってみてどうですか?
下田温泉(Dr)
「このバンドが必要としてる音で、しかも、自分が叩く理由がある。
そういうことをやっているつもりです」
・音は変わりましたよね?
亀川千代(B)
「少し、ですよね。3人でやってることは変わらないし」
坂本
「少し変わったかな。だんだん何て言うか、小賢しいって言うか、
そういうものよりも少しストレートと言うか、そういうふうにはなってるかな」
・ゆらゆら帝国の音楽として言っているんですが、王道のロックになってきてると思うんです
もちろん、一般的な王道っていうことではないんですが…
坂本
「いや、何が王道かなんてわかりませんし。
それなら、むしろ僕たちは、ずっと王道のことをやってるつもりです。
自分にとっては、ずっと王道をやってきてます」
・奇を衒っていたことはなかったと
坂本
「ええ。めちゃめちゃ売れ線だと思ってやってます。
でも世の中、なんかそうじゃなかったっていうだけで」
・じゃあ気持ち自体はあまり変わっていないと?
坂本
「最近は日本語でやる意義だとか、日本語でどうやるとか、そういうこともあまり考えなくなってきた。
それよりも楽しく…楽しくって言うと誤解があるかもしれないけど、
音を出す楽しさと、緊張感、そういうことを自然にやる感じかな。
力んではいないです」