09/11/02 18:44:08 3e9cOWkE0
塩、コショウ/GReeeeN
1.光 ★★
GNDのようなバブリーなシンセが鳴り響く派手な曲。4つ打ちの縦ノリ曲のはずが、リズムトラックもベースもぞんざいすぎて
体が動きようがない。リズムを強調したい曲ではないのだろうか。ならメロディはと言えばこちらもベタベタで、ラップも抑揚やリズムに意図が無い。
前作以上にハリボテ臭がするが、後が凄いので相対的に今作のベストトラックか。詞は前進ポジティブ系だが相変わらずグダグダ。
「汗をかいていた日や 雨が降っていた日は 晴れ渡り 花が咲き続ける」汗かいた日は花が咲く?せめて「~ていた日もいつか」くらいは挟まないと、
苦難の後に喜びがある描写に見えないのでは。大体汗の日と雨の日を並立させてること自体おかしい気が。苦悩の方向性が違うのでは。
しかも「咲き続ける」が無責任に永遠の繁栄を約束する感じで胡散臭い。どの程度の苦難に立ち向かう設定なのかも曖昧なのに報酬だけデカすぎ。
なんかザイオンとか詞に入れるのもレゲエシンガー気取りでウザい。
2.口笛 ★
跳ねたリズムを4つで刻むベースがポップな曲。スケール丸見えな曲が並ぶ今作では最もコードに気を遣ったように思える。
本人達がコード付けてるのかは知らないが。業界慣習的にはメロディ作るだけでも単体の作曲者としてクレジットされるらしいし。
こういう曲調入れるのはいいと思うが、Aメロ以降はベースの音符の長さにメリハリが無く、一気にダレる。ドラムも音からしてもうチープ。
ベタではあるが80年代っぽさもあるメロディは悪くないし、スタジオミュージシャン使うだけでも全然良くなってたのでは。
詞は無責任に「君ならきっと出来るさ」と煽ってくるお得意パターン。友達の真面目な相談を適当に煽り入れながら聞き流して、後で別の友達と
その話題で爆笑してそうなタイプに思える。曲の最後には下手な上にナルシスト入ったアカペラが入り、「ちゃんちゃん♪ペェイ♪」とかいう感じの
セリフが入るが、スベリ笑い狙いなのか、真面目に聴いてる奴を本気で馬鹿にしたらどうなるか試したかったのか不明。ていうか後者だなコレ。