10/01/01 00:49:40 L5WiJ3lq0
絢香の体調は咽喉の調子を含めて最悪に近かった。
しかし彼女は持てる力のすべてを歌に込めて、見事に歌い切った。
持ち時間は五分半くらいだったので、前サビバージョンは尺的に無理だったが、
コンディションを考慮すれば、このくらいで良かったと思える。
実に丁寧に、歌詞の言葉を紡ぐように歌い、メリハリの付け方、息の抜き方、
ビートの使い分け、強い呼気圧を利したシャウト、すべてが見事だった。
しかも、ほとんどパーフェクトピッチである。
「やわらかな風を吹かせて/街はそっと/色づいてく」のところと、歌い終わったときに
見せた、絢香の柔らかな優しいまなざしと笑顔が本当に素敵だった。
日本一の歌姫・絢香のラストステージに相応しい歌唱だったね。
不世出の歌姫、山口百恵のラストステージでの「さよならの向う側」より
個人的には絢香の「みんな空の下」のほうが遥かに泣けた。
会場の西田敏行も泣いていた。彼の後ろのお客さんも涙ぐんでいたね。
上手さを誇示することなく、全力で歌の歌詞に込められた思いを伝える術を
絢香は持つに至った。
この素晴らしい歌唱をアシストしてくれたNHKの音響クルーにも感謝したい。
ダイヤフラムの軽い、シュアのBETA87Cを絢香だけに使わせてくれてありがとう。