09/10/12 13:41:18 mBgKKjD40
以下は俺の妄想話と思って読んでくれ。
N氏は研音に絢香を売り込む際、「途轍もない才能に溢れた女の子がいる」と絢香を紹介した。
その後ワーナーの上層部も絢香の下見会がスタジオで行なわれた。絢香はその面前でいつもどおりの
パフォーマンスを披露し、当然のことながら彼らの絶賛を浴びることになった。
もはや両社との契約は決定的となった。
研音は絢香との契約に当たり、中森明菜同様、破格の待遇と契約金額を提示した。
期待の大型新人「絢香」には莫大な資金が投入されようとしていた。研音のプライドをかけた
「絢香プロジェクト」が幕を開けた。
WMJの首脳部は、ワーナーグループの会長に「WMJにもこんなに凄い女性シンガーがいますよ!」と
ばかり、誇らしげに絢香のパフォーマンスを彼に見せた。「四半世紀に一人」の歌姫たる絢香が
1~2曲歌うだけなら、世界的な歌姫に遜色ないのは明らかで、彼からも絢香は絶賛された。
「絢香は私が見た(聴いた)中で三指に入る素晴らしい才能の持ち主だ」と。
N氏は絢香を売り込み、契約を交わす際に、実は絢香の咽喉が繊細であり、連続歌唱が利かないという
難点を隠していた。彼女の声帯は脆弱ではないが、瞬間的に大きな呼気圧が声帯にかかり、
大きな音圧が声門から気道に流れる(100dB超と推定される)唱法では発声器にかかる負担が大きく
リスクもある。歌い込むに従って声帯でのリークエアが多くなり、嗄声や声量が減少する。
そうなると同じ声量を維持するのに更に大きな呼気圧が必要となり悪循環を生じ、酸欠の危険性もある。
テレビの歌番組では精々数曲の歌唱が出来れば問題はないが、ライブツアーではそうもいかない。
MCを挟みながらとはいえ、20曲程度を歌わなければならないからだ。
たとえ、絢香の発声器や身体に弱さがなくても、彼女のように他のポピュラーシンガーとは
桁違いの呼気圧と音声のトランジェントを要求される歌唱法では、連続した歌唱が困難なのは
当然であり、彼女より瞬間的な呼気圧が低い吉田美和でさえ、満足なクオリティでの連続歌唱は
難しいのが実情である。
N氏がそのような絢香の弱点を熟知しながら、研音やワーナーに伝えていなかったとしたら、
それは重大な問題といえるだろう。瑕疵担保責任に関する争いが生じても不思議ではない。
N氏の離脱と瑕疵責任の関係は明らかではないが、契約に係る民法上の問題が大きなウエイトを
占めている可能性は否定できない。
N氏は研音やワーナー生え抜きのコンポーザー・プロデューサーではないので、絢香のシングルが
売れないことに対する責任追及は苛烈であったと思われる。
それに引き続く突然の(結婚を期に)絢香の無期限休業処分は、更に様々な要因が絡み合っていると
思われる・・・